鼻整形手術の「先入観」大きな誤解をしていませんか?
2023.8.19

鼻整形手術の「先入観」大きな誤解をしていませんか?

鼻整形手術の「先入観」大きな誤解をしていませんか?

「失敗が多そう」「手術時間が長そう」「周りにバレそう」

このように鼻整形に対してネガティブなイメージを持つ方が多いです。



しかし、その先入観は誤解であることがほとんど。

今回は実際の鼻整形についてご説明します。

鼻整形は思っているほど大掛かりではない、ということを理解してもらえるのではないでしょうか?

動画公開中

【美人の条件】VOL7 鼻整形は怖い…!?鼻整形の誤解鼻整形は大掛かりな手術だし、痛そう等、二重手術と比較するとイメージが大きく違うと思います。例えば静脈麻酔を使用し手術はほぼ無痛。様々な鼻整形について誤解されていることを院長の杉崎が解説します。

鼻整形に対する先入観

美容整形の中でも特に鼻整形にネガティブなイメージを持っている人は意外と多くいらっしゃいます。

【鼻整形に対するイメージ】
・手術時間が長い
・手術後の腫れが強い
・何日も傷が癒えない
・満足した仕上がりにならない
・不自然になる
・整形依存になる


特に日本ではこのようなイメージが広く浸透しているのが現状です。

しかし、実際はこうしたイメージのほとんどが「間違い」なのです。

実際はどうか?

鼻整形に対する「先入観」の誤解を解くために、

鼻整形にかかる時間、腫れや痛み、失敗のリスク、術後の経過についてご説明します。

手術時間

鼻整形にかかる時間はどのくらいだと思いますか?

「3時間以上かかるのでは?」「半日以上?」

このような予想をされる方もいらっしゃいます。



しかし、僕がこれまでに執刀した鼻手術では手術時間が30分以内であることがほとんどです。

「鼻翼縮小」のみを行う場合は10分ほど、「軟骨移植」でも20分程度で完了します。

鼻をフルで整形する複合手術を行ったとしても、腕の良い医師であれば30分~1時間ほどで完了します。

手術の準備時間や麻酔、術後の休憩といった時間を含めてもそれほど時間はかからないのです。

そのため、鼻整形は日帰りで行うことが可能なのです。

痛み

術後の痛みに関しては、想像しているよりも強くありません。

当院ではほとんどの場合静脈麻酔を使って手術を行います。

中には静脈麻酔を使わずに局所麻酔のみで鼻整形を行うクリニックもありますが、その場合術後痛む人が多い印象です。



当院で鼻の手術を受けられたお客様には、術後痛み止めを飲まずに過ごせたという方がとても多くいらっしゃいます。

予想していたよりも痛くなかった、という方が多いので、術後の痛みに関してはそこまで不安に思う必要はないのかもしれません。

腫れ

まれに大きく腫れる場合もありますが、これは傷が治るための一時的な現象の一つ。

人工軟骨であるプロテーゼを挿入する場合は腫れることが多いのですが、

ほとんどの場合3日ほどで腫れが引き始めます。

術後1週間ほど経てば、腫れはほとんど引いていることが多いですよ。

バレるのか

鼻整形手術では、過度な変化を出さない限り基本的に周りにバレにくい手術です。

美容整形後に鼻だけが目立ってしまうようであればそれは失敗といえるでしょう。

僕は周囲にバレない自然な鼻が美しい鼻の条件だと考えています。

周りに内緒で鼻整形を受けたいと考えている方は、医師を見極めて手術を受けることをおすすめします。

ダウンタイムの過ごし方

鼻整形の種類によっては術後はギプスやテープ、レティナの着用が必要となります。

クリニックによって必要日数は異なりますが、当院では術後3日目にギプスを外しにご来院いただいています。

また、せっかく整えた鼻の形が崩れてしまわないように、極力1か月ほどはメガネの着用も控えた方が良いでしょう。

鼻整形後に鼻の形が不自然になってしまわないためにも、術後の生活についてきちんと医師と相談することが大切です。

術後は人前に出られない?

「鼻整形を受けたらしばらく人前に出られない」

と考えている方が非常に多くいらっしゃいます。

しかし、実際は何週間も部屋にこもっていなければならない、なんてことはありません。

ギプスは隠せる?

鼻のどの部分の施術を行ったかどうかで鼻ギプスの大きさが変わります。

例えば鼻尖形成や鼻中隔延長のみを行った場合、マスクで十分に隠れるギプスを装着します。

しかし、プロテーゼの挿入などを行った場合、鼻背部や鼻根部まで隠れるギプスを装着します。

その場合、ギプスの上部分はマスクからはみ出してしまいます。

メイクはいつから?

術後3日ほどでメイクが可能となります。

また、固定部分を濡らさなければシャワーや洗髪も手術直後から行っていただけます。

鼻整形は比較的早い段階で普段通りの生活ができる、ということを知っておいてください。

鼻整形において重要な部分

重要な部位

【5つの部位】
・鼻根(鼻のつけ根)
・鼻背(鼻筋)
・鼻尖(鼻先)
・鼻翼(小鼻)
・鼻柱(鼻の穴と鼻の穴の間にある部分)


鼻整形において、5つの部分のバランスがとても重要です。

「鼻を高くする手術」と言っても、鼻根部が低い場合と鼻尖部が低い場合では行う鼻整形の種類は異なります。

術式やデザインを決めるとき、ご紹介した5つの部位のバランスを見ながら悩みの原因となっている部分を把握することが大切です。

そのうえで手術の内容を決め、術後の鼻をイメージして手術ができるかどうかで結果が変わります。

顔全体のバランス

完全体のバランス

鼻だけではなく、他のパーツとのバランスを見ることが大切です。

顔全体を見て美しいと思える鼻でなければ、せっかく美容整形を受ける意味がありません。

額・鼻先・あごのラインはどうか、目と鼻のサイズ感や配置はどうか…?

このように鼻以外のパーツとのバランスが鼻の美しさ、顔全体の美しさを左右します。

まとめ

鼻整形は大掛かりな手術だ、というイメージを抱いている人が多く、抵抗がある方が多くいらっしゃいます。

実際に「目を大きくしたい」とカウンセリングに来られたお客様でも、本来の問題は鼻であることがあります。

そこで鼻の手術を提案しても、なかなか受け入れてもらえません。

その最大の理由は今回ご紹介した鼻整形に対する「誤解」ではないでしょうか?



しかし、誤解によって鼻整形という選択肢が失われてしまうのは非常にもったいないこと。

もしかしたらほんの少し鼻を変えるだけで、今よりもっと素敵な顔立ちに変わるかもしれないからです。

コンプレックスをチャームポイントに変える。

美しい鼻にはそんな力があるのです。

Related
関連する施術
GBCソフトプロテーゼイメージ
周りに気付かれない、
自然で美しい鼻を手に入れよう

鼻の内側を少し切開し、プロテーゼという人工軟骨を鼻筋に沿って挿入することで、自然で美しい鼻のラインを、半永久的に維持することができます。切開するのは、鼻の内側ですので、傷は目立ちません。また、プロテーゼは体内で変質(腐敗)しない素材でできているため、安心です

鼻尖形成術(だんご鼻解消)イメージ
存在感ある丸い鼻から、
スッキリと整ったキレイな鼻へ

団子鼻となる原因のうち、軟骨が発達したケースに適しているのがこの鼻尖形成術です。余分な軟骨を切り取り、すっきりと細い鼻先に仕上げます。効果は半永久的に続きます。手術方法は、鼻先の軟骨組織を少しだけ取り除くことです。これにより、鼻先がシャープになり、知的な印象を与える鼻になります。また、鼻翼軟骨と呼ば

鼻尖形成術3D法イメージ
丸い鼻から、
自然でシャープな高い鼻へ

鼻尖形成術に比べより広範囲に剥離を行い、左右の鼻翼軟骨の周辺組織を処理する鼻尖形成MAXです。より立体的に鼻翼軟骨を持ち上げることにより、鼻先をよりシャープに形成することが可能になります。丸い鼻を解消しながら全体的に高くしたい患者様に適しており、鼻翼軟骨と呼ばれる「鼻の穴の形を維持する軟骨」が丸く広

鼻尖部軟骨移植(耳軟骨移植)イメージ
わずかな調整も可能な自家軟骨移植で
美しい鼻を手に入れよう

ご自身の耳から取り出した軟骨(自家軟骨)や、医療用の軟骨を鼻先に移植することで、鼻尖部を高くする、下方向へ少し延長する、などの効果が期待できます。耳の軟骨を採取する場合、傷はほとんど目立ちません。医療用の軟骨は人体への親和性が高く、自家軟骨の採取不足による効果不足が起きないというメリットもあります。

鼻翼縮小術(小鼻縮小術)イメージ
存在感あり過ぎの鼻を
スッキリ美しく整えよう

鼻翼の形を小さく整形し、自然で美しい鼻に整える方法です。小鼻のふくらみの改善、笑ったときの小鼻の広がりを、目立たなくします。患者様の小鼻の状態に合わせて、最適な方法を選択できます。小鼻の幅や大きさを調整し、患者様の顔立ちに合う鼻に仕上げます。患者様の鼻の状態に合わせ、最適な施術方法を選択でき、効果は

鼻柱下降術イメージ
小鼻にお悩みなアナタへ。
自然で理想的な鼻を手に入れよう!

鼻柱下降術は、小鼻の美しいラインを作るための術式です。 鼻柱とは、二つの鼻の穴を隔てている壁の先端の部分です。お顔を横から見たとき、鼻柱が小鼻に隠れて見えない患者様にお勧めする施術です。鼻尖形成術で鼻先を整え、耳の軟骨を鼻柱に縫い付けて鼻柱を下方に伸ばします。引っ込んでいる鼻柱を引き出し、下向きに変

Category
記事のカテゴリーとキーワードをご紹介
Category 01
新着記事
Category 02
杉崎理事長の著書
Category 03
鼻の整形
Category 04
目の整形
Category 05
美容整形
Category 06
美容皮膚科