蒙古襞の印象
2023.4.2

蒙古襞が与える印象の違い!蒙古襞をなくすのがおすすめのケースや手術の注意点もご紹介

日本人の目頭は蒙古襞と呼ばれる皮膚に覆われている傾向があります。

蒙古襞があることで、目が小さく見えたり離れ目に見えたり…

今回は目元の印象を大きく左右する蒙古襞についてお話していきます!

目頭によって印象がどう変わるのか、蒙古襞はどのような印象を与えるのか、について考えてみましょう!

蒙古襞の特徴

涙丘 蒙古襞

欧米人や西洋人は日本人の顔つきと大きく異なりますよね。

印象を大きく分ける決め手は「涙丘」と「蒙古襞」ではないでしょうか?



蒙古襞(もうこひだ)とは上まぶたから目頭にかけて覆いかぶさっている皮膚の部分。

アジア人に多く見られる特徴でもあります。

蒙古襞が覆いかぶさっていると目頭は丸みを帯びた形となります。

涙丘(るいきゅう)と呼ばれる目頭の内側にあるピンク色の粘膜の露出も小さくなります。



一方で蒙古襞のない欧米人や西洋人は涙丘がしっかり見える人がほとんどです。

涙丘の露出、目頭の形で目元の印象が大きく変わります。

つまり、日本人と欧米人の目元の大きな差は蒙古襞と涙丘にあるのです。

蒙古襞が与える印象の違い

蒙古襞は目元の印象を大きく左右します。

さらに、目元の印象はお顔全体の印象にもかかわってきます。

蒙古襞の有無でどのくらい印象が変わるか見てみましょう!

蒙古襞がある場合

蒙古襞があると涙丘が見えません

もしくは涙丘の露出部分が小さくなります。

そのため、丸みを帯びた目頭になります。

【蒙古襞ありの印象】
・かわいらしい
・離れ目
・小さな目
・幼い印象
・素朴で地味 など


蒙古襞があると目と目の距離が開いた離れ目に見えることがあります。

他のパーツとのバランスによっても印象は異なりますが、蒙古襞があると幼くかわいらしく見えます。

蒙古襞がない場合

蒙古襞がないと涙丘が見えるので、すっきりとした目元になります。

【蒙古襞なしの印象】
・大人っぽい
・洗練された印象
・ぱっちりとした目
・クール
・目力が強い など


蒙古襞がないとこのような印象を受けます。

涙丘が見えるとその分目の幅が広くなります。

そのため、ぱっちりとした大きな目になるのですね。


蒙古襞がない目元は目力があり印象的です。

しかし、目頭の角度や尖り方、涙丘の見える範囲によっては冷たくきつい印象につながってしまうことも。

蒙古襞があるデメリット

蒙古襞があることで生活に支障をきたすことはありません。

しかし、蒙古襞のせいで目が小さく見えたり離れて見えるため審美的な観点で影響があります。



欧米人は目頭から目尻にかけての二重が平行な「平行二重」が多い傾向にあります。

一方で日本人に平行二重は少なく、目頭から目尻にかけて二重のラインが広がる「末広二重」が多く見られます。

これは、蒙古襞があることで平行二重になりづらいためです。

蒙古襞が目頭側の二重ラインの邪魔をする、という点ではデメリットといえますね。

蒙古襞をなくすのがおすすめのケース

蒙古襞があることが必ずしも悪いというわけではありません。

美しい顔立ちの条件は全体のバランスです。

蒙古襞があっても顔全体のバランスさえ整っていれば美しく魅力的な印象を与えることは可能です。


しかし、蒙古襞を無くすことで魅力的な変化が得られるケースが多いことも事実。

蒙古襞を無くした方が良いケースについて解説していきます!

綺麗な平行二重にしたい

蒙古襞があると綺麗な平行二重になりにくいです。

もちろん、蒙古襞を残したまま二重整形で平行二重を作ることは可能です。


しかし取れやすい、ハム目になる、ラインが不自然になる、といったリスクを伴います。

そのため、きれいな平行二重を目指している方は、蒙古襞をなくすことをおすすめします。

大人っぽく見られたい

蒙古襞をなくすと、目元がシャープになり大人っぽい印象になります。

目の横幅も広くなるため、切れ長の目元になります。


可愛い印象よりキレイ、美人といった雰囲気の目元に近づきます。

幼く見られることがコンプレックス、大人っぽく見られたい、という方は蒙古襞を無くすことで理想の目元に近づけるでしょう。

離れ目が気になる

左目と右目が離れている、という方は蒙古襞をなくすことをおすすめします。

蒙古襞があると涙丘にまぶたが覆いかぶさってしまうため離れ目に見えてしまいます。

被さっている皮膚を除去することで目と目の距離が近づきます。

離れ目の原因が蒙古襞の場合は、蒙古襞を無くすことでバランスの取れた目元になれるでしょう。



日本人の目と目の距離は平均34mmといわれています。

ただし、顔全体のバランスが大切なのでそれ以上あるからといって落ち込む必要はありません。

顔全体のバランスをみて目が離れているという方は蒙古襞を確認してみましょう。



目と目の距離が変わるだけで、お顔の印象は大きく変わります。

蒙古襞を無くすことで涙丘が見えるようになり、バランスの取れた顔だちになることもありますよ。

蒙古襞をなくす目頭切開法

目頭切開方法

蒙古襞を無くすには「目頭切開」と呼ばれる手術を行います。

目元の美容整形は二重手術が人気ですが、目頭切開も年々人気が高まっている術式といえます。



目頭切開には様々な手術方法があり、術式によってメリット・デメリットが異なります。

また、クリニックによって採用している術式が異なります。

目頭切開の施術を検討している方は、まずは術式の違いについて理解を深めましょう。

術式の違いを知っておくだけでクリニック選ぶときに役立ちますよ♪

三日月法

三日月法は目頭の内側の皮膚を三日月の形に切除して縫合する方法。

目頭切開の中でも比較的簡単な術式です。

複雑にメスを入れる方法よりも単純なので、手術時間が短く済みます。



しかし、後戻りの可能性が高く傷跡が目立ちやすい点はデメリットですね。

そのため、三日月法で施術を行うケースは非常に少なくなってきました。

Z形成

Z形成はまず目頭の皮膚をZの形に切開します。

そうすると三角形の角が2か所できるので、それぞれの角を入れ替えるように縫合します。


Z形成は皮膚の切開範囲が小さく、比較的傷跡が目立ちにくい術式です。

また、切開する範囲を調整しやすいので自然な仕上がりを求める方にも適しています。


しかし、比較的変化が少ない術式でもあるため、蒙古襞が重たい方や大きな変化を求める方には物足りなく感じてしまうかもしれません。

W形成

W形成は三日月法やZ形成に比べると大きな変化を得ることができます。


まず、目頭の皮膚をWの形に切開し、蒙古襞を取り除きます。

その後切除した部分を埋めるように内側に引き寄せ縫合します。


W形成は皮膚を一部切除することで、目頭を大幅に広げることができる施術です。

そのため、蒙古襞が強い方や目元を大きく変化させたい方に向いています。


デメリットは切除範囲が大きい点。

傷跡が目立ちやすく、元に戻すことが難しいのがW形成です。

韓流目頭切開

韓流目頭切開はまず、目頭から下まつ毛の際に沿って切開し、皮膚を三角形に切除します。

その後、切開した部分の周辺組織をはがし、涙丘を露出させながら縫合していきます。



細かく微調整することができるので、理想の目元になるようにデザインすることができます。

韓流目頭切開は大きく変化させることも、さりげなく変化させることも可能。

お客様の目元や理想に合わせた施術を行うことができます!



また、下まぶたの皮膚は比較的治りが早いので、傷跡が目立ちにくいというメリットもあります。

そのため、Z形成やW形成で施術を行うクリニックが多い中で、当院では韓流目頭切開をおすすめしています。

韓流目頭切開の仕上がりが最も綺麗で、かつ早く効果を実感することができるからです。

傷跡も目立ちにくい韓流目頭切開はグローバルビューティークリニックにお任せください!

蒙古襞の手術の注意点

蒙古襞を無くす目頭切開は、理想の目元に近づけるメリットの多い整形手術です。

しかし、全くリスクがないというわけではありません。

目頭切開で失敗しないためにも、手術の注意点をあらかじめ把握しておいてくださいね。

切りすぎると寄り目になってしまう

蒙古襞をなくすことで、シャープな目元に近づきます。

しかし、切りすぎや涙丘の見せすぎは寄り目に見える原因にもなりかねません。

目と目の距離が近づきすぎないためにも、顔全体のバランスを見ることが大切です。



蒙古襞を切除する範囲のベストバランスは人それぞれ異なります。

大きな変化を求める方が多いのですが、自分の顔立ちに合う仕上がりかどうかシュミレーションしておきましょう!

ダウンタイムがある

目頭切開はダウンタイムがある整形手術です。

メスを入れてオペを行うため、術後は腫れや赤みが出ます。


抜糸は術後5~7日後ごろ。

それまでは目頭に糸がついたままなので、外出しにくいという方が多いです。


腫れや赤みといったダウンタイムが治まるまでには最低でも1週間は要します。

そのため、術後の予定を調整したうえで施術に臨みましょう!

傷跡が目立ちやすい

目の整形には目頭切開の他にも切開法や埋没法があります。

切開法や埋没法でできた跡は二重ラインに隠れますが、目頭切開の傷跡は隠すことができません

そのため、傷跡が目立ちやすい施術ということになります。



傷跡の回復が順調でも、1~2か月は赤みが出ることがあります。

完全におさまるまでは数か月かかる場合も。

傷跡はほとんどの場合コンシーラーなどで隠すことができるのでご安心ください。

蒙古襞でお悩みの方は専門医にご相談を

日本人を含むアジア人は遺伝的に蒙古襞がある傾向にあります。

そのため、蒙古襞の存在に悩む方も少なくありません。

アイプチやアイテープなどを使って二重を作りたくても、蒙古襞が邪魔して理想の二重が作れない方も。


蒙古襞は目頭切開を行うことで無くすことができます。

目元に洗練された印象を与え、美しい変化を得ることができます。



しかし、目頭切開で切除できる皮膚の量には限界があります。

さらに、目頭を切りすぎたり傷跡が目立ってしまうリスクも。

美しい仕上がりにするには、顔全体のバランスを考えてデザインをすることが大切です。



目頭切開で後悔しないためには、信頼できる専門医の施術を受けましょう。

当院では傷跡の目立たない目頭切開を得意としています。

経験を積んだ医師も在籍しておりますので、蒙古襞や目元にお悩みの方は是非ご相談ください。

まとめ

目元は人の印象を大きく変えるパーツの一つ。

美しく印象的な目元は、目頭で決まるといっても過言ではありません。


重たい一重に悩んでいる、奥二重でまぶたがかぶさる、二重幅を広くしたい…

このようなお悩みは蒙古襞をなくすことで解消されるかもしれません。

二重施術と併せて目頭切開を行うこともできますので、蒙古襞に悩んでいる方はクリニックにご相談ください!

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