鼻ギプスをマスクで隠すときの注意点を解説!鼻ギプスが必要な期間の目安も紹介します!
2023.5.23

鼻ギプスをマスクで隠すときの注意点を解説!鼻ギプスが必要な期間の目安も紹介します!

美容整形

鼻の美容整形後はかなりの確率でギプスやテーピングで固定します。

美容整形を検討中の方は、ギプスを隠せるかどうか気になっている方も多くいらっしゃいます。

今回は鼻ギプスの隠し方、装着が必要な期間について解説します!

ギプスの上からマスクをつける注意点もご紹介します。

鼻ギプスはマスクで隠せる?

鼻の手術後は形を保つため、数日間ギプスやテーピングで固定します。

施術を行った鼻の部位や施術内容によってギプスの大きさや範囲が異なります。

隠せる場合

鼻先の手術のみを行った場合はマスクで隠すことができます。

例えば鼻尖形成や鼻中隔延長といった手術の場合は鼻先に小さめのギプスを装着します。

隠せない場合

鼻背、鼻根部、眉間への施術の場合はマスクでは隠せません。

例えば鼻筋にプロテーゼを入れる場合、鼻の上の部分~眉間にかけてギプスで覆います。

そのため、マスクの上の方からギプスが少し顔を出してしまいます。



鼻の骨折を形成外科で治療する場合も同じようなギプスを装着します。

鼻整形とは言わずに鼻の治療とまわりに説明している方もいらっしゃいますよ。

鼻ギプスが必要になる美容施術

鼻整形を行ったからといって必ずしもギプスが必要になるとは限りません。

施術によってはテーピングで固定するだけ、ギプスだけ、あるいはその両方となります。

それではどのような施術を受けたら鼻ギプスが必要になるのでしょうか?

耳介軟骨移植

鼻の高さが欲しい方や鼻先の形を整えたい方は耳介(じかい)軟骨移植を行います。



耳介軟骨とは耳の後ろの軟骨のこと。

2cmほど切開したうえで軟骨を取り出します。

耳の軟骨を採取し、加工したうえで鼻先に挿入していきます。



軟骨をカットしたり重ねたりして理想の鼻の形にフィットするように調整します。

そうすることで上向き、前方向き、斜め下向きの鼻先を作ることができるのです。


鼻翼軟骨の横や上に耳介軟骨を入れることで鼻先の向きや大きさを変えることができます。

そのため、術後はギプスでの固定が必要となります。

鼻尖形成(鼻尖縮小)術

日本人に多く見られるだんご鼻や幅のある小鼻に悩む方に適した施術です。


鼻尖形成術ではまず鼻先の脂肪や皮下組織などの軟部組織を除去します。

その後左右の鼻翼軟骨を中央に寄せ、高さを出しながら縫合します。

鼻先がシャープになり、ツンと尖った鼻を作ることができますよ。


鼻翼軟骨を縫合し形を変えるため、一定期間鼻ギプスの装着が必要となります。

鼻中隔延長術

鼻中隔(びちゅうかく)とは左右の鼻の穴を隔てる壁のこと。

この壁が短いと正面から鼻の穴が見えてしまいます。

鼻中隔を延ばすことで鼻先が下を向き、鼻の穴が目立たなくなります。



鼻中隔延長術では鼻中隔に耳介軟骨を移植し、その先に鼻翼軟骨を縫い付ける方法で鼻先を下げます。

鼻翼軟骨を斜め下へずらし、鼻先が斜め下を向くように調整することができるのです。

切開し軟骨を動かしている為、鼻ギプスで固定する必要があります。

隆鼻術

鼻整形の中でも鼻を高くする施術を隆鼻術(りゅうびじゅつ)といいます。

鼻の穴の中を切開し、プロテーゼや自家組織などを挿入し鼻筋を整えていきます。

顔の彫が深くなり立体感が出るため、とても人気のある施術ですよ。



隆鼻術を行った後は鼻筋をギプスで固定します。

鼻先だけではなく鼻全体を覆うため、マスクからはみ出てしまいます。

ハンプ切除

ワシ鼻修正とも呼ばれるハンプ修正では鼻筋の出っ張りを滑らかにします。

鼻の穴の中を3~5ミリ程度切開し、専用のノミでハンプを削ります。

ハンプが大きい場合は鼻骨骨切りを行うこともありますが、日本人の場合そこまでは必要ないことが多いです。



ハンプ切除は鼻骨を整える手術なので術後3日ほどはギプスでの固定が必須です。

この場合もマスクで隠せないかもしれません。

鼻ギプスの必要性

鼻ギプスは術後の鼻の形状を維持するために必要な装置です。

しかし美容整形は受けたいけどギプスはしたくないといった方もいらっしゃいます。

そこで鼻ギプスの重要性について見てみましょう!

理想の形を保持する

お客様は、より綺麗な鼻の形を求めて美容クリニックにいらっしゃいます。

しかし、どんなに腕の良い医師であっても厳密に左右非対称な鼻にすることはできません。

人間の顔や身体はもともと完璧な左右対称ではなく、どんな方でも必ず左右非対称な部分があります。

完璧な左右対称はほぼ不可能といえます。



ただ、せっかく美容整形を受けるのであれば理想の鼻に近づきたいですよね。

鼻ギプスは手術したばかりの不安定な鼻を支える役割があります。

理想的な形を維持するためには鼻ギプスでの固定がとても重要なのです!

鼻ギプスをマスクで隠す注意点

鼻ギプスの大きさによってはマスクで隠すことができます。

しかし、ギプスの上からマスクを着ける際にはいくつか注意すべき点があります。

順番に見てみましょう!

圧力をかけない

鼻ギプスを装着する目的は術後の鼻筋や鼻先の形を保つこと。

上から強い圧力がかかってしまえばその目的は十分に果たせなくなってしまいます。

【避けるべき行為】
・うつぶせ寝
・長時間のメガネの着用
・かきむしる
・メイク落とし時にこする


ギプス装着時はかゆみが出る可能性がありますが、触らないようにしましょう。

ギプス以外の部分へのメイクは可能ですが洗顔はできません。

ふき取りタイプのクレンジングを使いましょう。

その際力がかからないように優しくふき取ってくださいね。

清潔なマスクの使用

手術後の傷跡は常に清潔に保たなければなりません。

そのため、マスクも清潔なものを使用しましょう。

【マスクを交換するタイミング】
・人ごみの中へ出かけた後
・マスクが汚れた場合
・病院やクリニックに出入りした場合


菌が多いと思われる場所に出かけた後はマスクを交換しましょう。

常に清潔な状態を保つことで傷口への菌の侵入や感染リスクを避けることができます。

鼻ギプスを装着する期間

一般的には術後3~5日ほど装着します。

ただし受ける施術によっても異なりますし個人差があるので、医師の説明通りに着用しましょう。



ギプス装着時はどうしても違和感やかゆみを感じます。

だからといってご自身でギプスを外すのはやめましょう。

かゆくて我慢できない場合はクリニックにご相談ください。

ダウンタイム中の注意点

術後は鼻ギプス以外にも気を付けたい点がいくつかあります。

注意点をしっかりと守って過ごすことが大切ですよ。

運動を控える

身体を動かすと血行が良くなりすっきりした気分になりますよね。

しかし、ダウンタイム中の運動はさまざまなリスクを招きます。



術後に激しい運動をして血行が良くなると、患部の腫れや痛みが悪化します。

場合によっては内出血を起こしてしまうことも。



また、汗をかくことは衛生上よくありません。

感染リスクも高まるためダウンタイム中の運動は避けましょう。

塩分の摂りすぎ注意

食べ物や飲み物によって塩分を摂りすぎると、濃度を薄めるために水分が大量に必要となります。

水分を増やすために血液量が増え、心臓が血液を大量に送るために血圧が上がります。

高血圧の状態になると傷口から出血しやすくなります。


傷跡を早く治すためには血圧をあげないよう、塩分の過剰摂取は控えましょう。

睡眠の取り方

ダウンタイム中は睡眠時間や寝方に注意しましょう。

寝すぎるとむくみやすくなるのでいつも通りの睡眠時間を心がけてください。



心臓より鼻が高くなるように枕を高くして仰向けで寝るようにしましょう。

寝返りを打って鼻が下敷きにならないように注意が必要です。

耳の軟骨を採った場合は耳が下にならないようにも気を付けてください。

鼻ギプスに関する悩みを解決するには?

気になることがあれば専門医にご相談ください。

鼻整形や鼻ギプスへの不安はたくさんあるものです。

ご自身の中でずっと不安を抱えているのではなく、施術を受けた(受ける予定の)クリニックに相談してみてください。

ネット上の情報

インターネットを開けばさまざまな情報や口コミを見つけることができます。

しかし、中には正しくない情報も

溢れかえっている情報の中から正解を見つけ出すのは難しいことです。

専門知識を持った医師に相談することが一番の近道ですよ。

鼻ギプスの代用

鼻整形の種類によっては鼻ギプスが必要ない場合もあります。

また、体質によってはギプスが使えないことも。

そのような場合はギプスの代わりにテーピングで固定するなど臨機応変に対応させていただいております。

不安な点があれば一度ご相談ください。

まとめ

今回はに関する注意点、ギプスが必要となる施術についてご紹介しました。

鼻整形では麻酔を行い、費用も決して安価なものではありません。

そのため不安に思う方が多く手術には勇気がいります。



しかし、専門の医師の施術を受け、アフターケアや衛生管理を十分に行えばリスクを最小限に減らすことができます。

鼻にお悩みのある方は、グローバルビューティークリニックにお気軽にご相談ください。

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