
蒙古ひだを自力で切るリスクを専門医が解説!蒙古ひだをなくす方法やメリット・デメリットとは?
蒙古襞(もうこひだ)とは目頭を覆っている皮膚のことです。
ピンク色や白い部分を覆っているのが蒙古襞です。
人によって大きさがさまざまな蒙古襞は目元の印象をガラッと変えます。
今回は蒙古襞をなくす施術、自力で切ることの危険性についてご紹介します。
蒙古襞を無くしたい方は是非参考にしてみてくださいね。
蒙古ひだで顔の印象が変わる
蒙古襞(もうこひだ)の有無によって目元の印象は大きく変わります。
例えば、蒙古襞があることで、目頭側の白目が隠れてしまい目が小さく見えます。
目が小さく見えると同時に、両目の距離が離れて見えます。
顔の印象が幼くなり、童顔に見えてしまうことも。
蒙古襞をなくすと、目と目の距離が狭くなります。
同時に鼻筋が通って見えるといった効果も期待できます。
蒙古襞はアジア人に多く見られる特徴で、欧米人にはほとんど見られません。
欧米人の目は切れ長で鋭いイメージがありますが、これは蒙古襞の有無が関係しているのですね。
きりっと引き締まった外国人風の顔立ちに憧れがあり、蒙古襞を無くしたいと希望される方も多くいらっしゃいます。
蒙古襞を自力で切ることは可能?

手術費用をかけたくないから、と自力で蒙古襞を切ろうとする方がいらっしゃいます。
非常に危険な行為なので、絶対にやめてください。
蒙古襞を自力で切る行為
インターネット上には自力で蒙古襞を除去した人の声が掲載されていることがあります。
しかし、専門知識のない方が自力で蒙古襞を切ることはとても危ないことです。
蒙古襞を無くしたい方は自力で何とかしようとせず、必ず美容外科にご相談ください。
マッサージ
また、目頭のマッサージを行うといった独自のやり方で蒙古襞を改善する方法も見受けられます。
しかし、科学的な根拠はありません。
かえって皮膚を傷めてしまう可能性があるのであまりおすすめできません。
蒙古襞は自力で何とかしようとせず、専門的な知識のある医師のもとで施術を行いましょう。
費用はかかりますが、リスクや仕上がりの美しさを考慮すると一番良い方法ですよ。
蒙古襞を自力で切るリスク
蒙古襞を自力で切ることは非常に危険なことです。
では、どのような理由でおすすめできないのでしょうか?
具体的な理由についてご説明します!
失明する可能性がある
医学的な知識がない方が自力で目頭切開を行うと、最悪の場合失明します。
そんなはずはない、と疑問に思われる方もいるかもしれません。
しかし、残念ながら失明の可能性があるのです。
目元は体の中でも特に皮膚が薄い部分です。
眼球は皮膚よりもさらに柔らかい粘膜でおおわれているため、非常にデリケートです。
万が一、切開中にご自身の眼球を傷つけてしまうと失明してしまう可能性が出てきます。
正しく切開を行わないと、必要以上に傷が大きくなったり、傷跡がはっきりと残ってしまうリスクも考えられます。
自分の目元の手術は医師でも行いません。
鏡を見ながらの手術は、専門家でさえも非常に難しいことなのです。
目頭切開で失敗しないためには、医療機関で正しい施術を受け、しっかりとアフターケアを行うことが大切です。
細菌に感染する可能性がある
蒙古襞の切開では傷ができます。
その傷に対して適切な処置を行わないと細菌が入り込み、感染を起こしてしまいます。
また、消毒液を正しく使い分けることも重要です。
【消毒液の種類】
・粘膜に使えるもの
・皮膚に使えるもの
・併用して使えるもの など
このように消毒液にもさまざまな種類があります。
市販のものには粘膜には使えないものも。
消毒に関しても、自己流で行うことはリスクが伴います。
かえって傷口がひどくなったり、眼球にまで影響を及ぼす可能性があります。
自力で蒙古襞を切ることには多くのリスクが伴います。
将来のためにも決して行わないでください。
蒙古襞をなくす方法
蒙古襞をなくすためには、まずは医師によるカウンセリングと診断を受けましょう。
そのうえでどのような方法を選択するかを決めていきます。
蒙古襞をなくす方法としては、目頭を切開する「切開法」、糸を通して目立たなくする「埋没法」の2通りあります。
それぞれについて詳しく見ていきましょう!
切開法
切開法ではメスを使って目頭を切開し、蒙古襞をなくします。
蒙古襞を無くして目を大きく見せたい方におすすめの方法です。
埋没法では元に戻る可能性がありますが、切開法であれば半永久的に目元の状態を維持できます。
切開法には切開の範囲によって「小切開法」「全切開法」があります。
理想の目元によって方法をご提案します。
自然な目元を目指す方は「小切開法」、くっきりとした目元を目指す方は「全切開法」がおすすめです。
全切開法では余分な脂肪やまぶたの皮膚を切除することも可能ですよ。
どちらの方法を選んでも、切開を行うのでわずかな傷跡は残ります。
傷がふさがるまでのダウンタイムがやや長くなる点はデメリットといえます。
埋没法
埋没法はメスを使いません。
そのため、ほとんど傷ができずダウンタイムも比較的短く済みます。
埋没法で蒙古襞をなくすためには、目頭の蒙古襞の部分までを二重にする必要があります。
医療用の糸を使ってまぶたを留め、蒙古襞まで届く二重ラインを作っていきます。
埋没法は切開法に比べて侵襲性が低いため、ダウンタイムが短く済みます。
手術直後はまぶたを糸で留める針跡が薄く残る程度です。
跡は時間の経過とともにほとんど消えるので、心配する必要はありません。
しかし、根本的に蒙古襞を無くすわけではないので、元に戻る可能性は考えられます。
縫い留めていた糸が切れたりほどけてしまった場合、元の目元に戻ってしまいます。
必ず戻るとは限りませんが、戻る可能性があることは念頭に置いておきましょう。
蒙古襞をなくすメリット
蒙古襞をなくすことで数々のメリットが得られます。
ではどのようなメリットがあるのでしょうか?
ご自身の悩みと比較しながら検討してみてくださいね。
目が大きくみえる

蒙古襞をなくすと、目頭の白目部分が広がるので目が大きく見えます。
また、目頭にある涙丘(るいきゅう)と呼ばれるピンク色の部分がはっきりと見えるようになります。
目がはっきりしている欧米人はこのことが多く、きりっとした印象になります。
一方で、日本人は蒙古襞があるため、涙丘が隠れてしまいます。
そのため目が小さく見えるのですね。
蒙古襞をなくすことで涙丘などの隠れた部分が露出します。
目が大きく、はっきりとした印象になりますよ!
鼻筋が通って見えるようになる
蒙古襞をなくすと、目頭の輪郭がはっきりとします。
両目の間隔が狭くなり、顔のパーツが中心に集まった印象に。
さらに鼻筋がシュッと通ってみえるようになるのですっきりと整った顔立ちに近づきます。
目元を一部変える手術を行う場合でも、顔全体のバランスを見ながら手術を行います。
ほんの少し変えるだけでも顔全体の印象はガラッと変わるからです。
このように、蒙古襞をなくすことで目元の印象だけでなく、鼻筋などの周りのパーツにも良い影響を与えることができるのです。
離れ目を解消できる
蒙古襞があると涙丘や白目が隠れてしまいます。
また、目頭に肌色の皮膚がかぶさっているので、両目の間隔が離れてみえます。
離れ目は幼い印象を与えやすいため、シャープで大人っぽい目元を目指している方にとっては真逆の印象ですよね。
蒙古襞を無くして涙丘や白目を露出させると、幼さが軽減され、目元がはっきりとした印象になります。
平行型二重に近づく
平行型二重は蒙古襞がなく、目頭のギリギリまで二重ラインがある状態のことです。
蒙古襞の外側に二重ラインがある、ともいえるでしょう。
欧米人の目元など蒙古襞がない場合はほとんどの場合平行型二重です。
そのため、目が大きくみえます。
蒙古襞があるとメイクで平行型二重を作ることは難しく、奥二重やうっすらとした二重になってしまいますよね。
平行型二重ではない方は濃いアイメイクがうまくできなかったり、二重ラインに埋もれてしまったりすることも。
そのような目元の方は蒙古襞をなくすことで、二重が作りやすくなり平行型二重に近づきますよ。
蒙古襞を切開するデメリット
蒙古襞をなくすことで得られるメリットについてご紹介しました。
しかし、デメリットもゼロではありません。
目頭切開におけるデメリットについても見てみましょう。
手術痕が残る
メスを使った手術を行う目頭切開は、傷跡が残る可能性があります。
術後間もないころは気になるかもしれません。
しかし時間の経過とともに傷は薄く目立たなくはなります。
肌の色や体質によっては傷跡が全く目立たない方もいます。
逆に目立ってしまう方もいらっしゃいます。
心配な方は傷跡が目立ちにくい目頭切開の術式を選ぶと良いでしょう。
蒙古襞の切開は医師に相談しよう
蒙古襞をなくしたいと思っている方は、自力で解決しようとせずに、まずは医師に相談しましょう。
目頭切開や目元の形成術の症例が多い医師だとなお良いでしょう。
これまで数多くの症例を見てきた専門家に相談することで、どの方法が一番合っているかアドバイスが得られます。
クリニックに入ったら必ず施術を受けなければならない、ということはありません。
まずはカウンセリングを受けてみて安心して任せられるか判断しましょう。
クリニックによって提案される術式や費用は異なります。
時間に余裕がある方は複数のクリニックでカウンセリングを受けてみてください。
まとめ
今回は目元の印象に影響を与える「蒙古襞(もうこひだ)」をなくす方法についてご紹介しました。
自力で蒙古襞をなくすことはとても危険です。
必ず医師に相談しましょう。
蒙古襞をなくすと、はっきりと印象的な目元に近づきます。
目元のお悩みがある方は目頭切開を検討してみてくださいね。
目頭切開法GBC式 韓流目頭切開
248,000197,000176,000目頭切開法Z形成
192,000129,000118,000目頭切開法W(内田法)
192,000129,000118,000韓流法目頭切開による他院目頭切開傷跡修正
439,000329,000297,000
全切開法二重術
360,000300,000264,000
たるみ取り 併用 全切開法二重術
455,000382,000360,000
GBCシークレット法シングル片目
138,00099,00080,000GBCシークレット法シングル両目
229,000200,000108,000GBCシークレット法ダブル片目
193,000161,000138,000GBCシークレット法ダブル両目
324,000304,000229,000
GBC腫れにくい埋没法二重術1点片目
59,000GBC腫れにくい埋没法二重術1点両目
106,000GBC腫れにくい埋没法二重術シングル片目
82,00050,00046,000GBC腫れにくい埋没法二重術シングル両目
108,00068,00048,000GBC腫れにくい埋没法二重術ダブル片目
106,00066,00058,000GBC腫れにくい埋没法二重術ダブル両目
159,000124,00072,000
GBCエターナル法片目
138,00099,00080,000GBCエターナル法両目
229,000200,000108,000

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