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2024.7.8

他院修正が可能な症例とは?修正手術が可能な症例や注意点もご紹介します!

美容整形

美容整形はあらゆる世代に人気があり、受ける人口が増え続けていますね。

理想の顔や身体に近づくことができる一方、失敗のリスクも否めません。

もし美容整形で失敗してしまったら「修正手術」を受けることで改善されるかもしれません。

今回は修正手術が可能な美容整形、修正方法についてご紹介します。

美容整形における他院修正

他院修正とは、美容整形を受けたクリニックとは別のクリニックで修正手術を受けることです。

クリニックによっては、アフターケアを行っていない場合や修正手術ができない場合があります。

中には、術後の不信感からクリニックを信用できず、別のクリニックにSOSを求めるお客様も。



本来であれば、美容整形を受けたクリニックで修正手術を受けることが望ましいです。

まずは、施術を受けたクリニックに相談したうえで、難しそうであれば他院に修正を依頼しましょう。

修正手術が可能な例

美容整形後の修正手術は可能ですが、全ての施術に対してできるわけではありません。

他院修正の場合、特に高い技術が求められるため、可能な施術には限りがあります。


ここでは他院修正で対応可能な症例を解説します。

他院修正を検討中の方は是非参考にしてみてくださいね。

瘢痕が目立つ

美容整形ではメスを使った手術を行うことがあります。

手術でできた傷跡が瘢痕(はんこん)として残ってしまった場合は、修正手術や治療を行い改善を目指します。

瘢痕はメイクで隠せる場合もありますがメイクでは隠しきれないものも。

瘢痕の治療法には手術、ダーマペン、レーザーなどがあります。

鼻の形や高さが不自然

鼻を高くする美容整形の場合、プロテーゼのズレによる不自然さや違和感が生じる可能性があります。

プロテーゼは正しく挿入できればズレることはありません。

しかし、間違った位置に入れた場合、L型プロテーゼを使った場合、上手に加工できていない場合などはズレや変形が生じる可能性があります。



そういった場合の修正手術ではプロテーゼ除去を行います。

鼻整形が得意で正しく修正できる医師に任せることで鼻整形の失敗を防ぐことができます。

二重幅が不自然

イメージ通りの二重幅にならなかった、左右差ができたといったものは二重整形でよくある失敗例ではないでしょうか。

カウンセリング時にしっかりとデザインを決めても、デザイン通りに施術できないと理想の二重を作ることはできません。

二重幅が広すぎると眠そうな目元になり、二重幅に左右差があると不自然な目元になってしまいますよね。


埋没法で二重を作っている場合は、糸を外すことで元の目に戻すことができます。

元の目に戻したうえで新たに二重術を行うことで修正手術が完了します。

手術前と変わらない

せっかく美容整形を受けても、変化がなければ意味がありません

このような場合はもう一度同じ施術を行います。

受けた施術が合っていなかった場合は別の方法でアプローチします。



他院修正を行う場合は、受けた施術の詳細をカウンセリング時にお伝えください。

修正手術で行う施術

修正手術では当時受けたものと同じ施術を受ける場合と、全く異なる施術を受ける場合があります。

術後の状態や受けた施術に応じて、適切な方法で修正を行います。



修正手術を成功させるためには、担当の医師とよく相談することが大切です。

理想のデザインなどのイメージを共有することで適切な術式の選択ができますよ。

目頭切開の修正

目頭切開で失敗した場合は多くの場合蒙古襞形成を行います。

◆蒙古襞形成の術式
・逆Z法
・V-Y法

蒙古襞をなくし目頭を開きすぎた場合は、蒙古襞を新たに作ることで修正します。

当院では術後の傷跡がほとんど目立たないGBC式韓流目頭切開術を行っています。

目頭切開を検討している方は是非ご相談ください。

プロテーゼ抜去

鼻を高くしたり鼻筋を整える施術にプロテーゼ隆鼻術があります。

しかし、医師の技術不足などが原因で正しく挿入されないことがあります。

◆プロテーゼ隆鼻術による失敗
・鼻筋がぐらぐらする
・鼻が曲がった
・アップノーズになった
・プロテーゼが透けている など

術後にこのような状態になると非常に危険です。

プロテーゼを取り除き、新しいものに入れ替える必要があります。



鼻プロテーゼにはI型とL型があり、当院ではI型プロテーゼを使用しています。

L型のプロテーゼはリスクが高いので、抜去しI型のものを挿入しなおすことをおすすめします。



プロテーゼ抜去について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

鼻翼縮小術

小鼻を小さく目立たなくするために行う鼻翼縮小術

鼻整形の中でも人気は高いですが、失敗のリスクはゼロではありません。

◆鼻翼縮小術による失敗例
・傷跡が目立つ
・変化がない
・見た目の違和感

傷跡が目立つ場合は、瘢痕の治療によって修正を行います。

しかし、切開・縫合を行っているため、修正可能な範囲には限界があります。


効果が見られない場合や見た目の違和感が気になる場合は再施術を行います。

もう一度鼻翼縮小を行うことで気になる部分を修正します。

ヒアルロン酸注入

もともと体内に存在する成分で安全性が高いといわれているヒアルロン酸。

しかし、使い方によっては失敗と感じることも。

◆ヒアルロン酸による失敗例
・不自然な凹凸ができる
・注入のしすぎによる腫れ など

このような場合は、ヒアルロン酸溶解注射をうち、ヒアルロン酸を溶かします。

ヒアルロン酸が溶けてなくなり次第、再度注入を行います。



ただし、ヒアルロン酸溶解注射を打ってすぐにヒアルロン酸が溶けるわけではありません。

再注入を行う際は少なくとも3週間は間隔を空けなければなりません。

修正手術の注意点

修正手術には、いくつか注意点があります。

検討している方は事前に知っておくことが大切です。

修正できない美容整形もある

美容整形の修正には高い技術が求められます。

状態によっては修正が不可能な場合も。

まずはカウンセリングを受け、修正手術が可能かどうか判断してもらいましょう。

修正手術に適したタイミング

美容整形直後はダウンタイムがあります。

赤みや腫れ、内出血がある状態だと正常な判断ができません

そのため、修正手術に適したタイミングはダウンタイム完了後となります。



どうしても気になるという方はダウンタイム中でもカウンセリングは可能です。

他院修正を受ける際のポイント

満足のいく仕上がりにするために大切なポイントをご紹介します。

気に入らないからといって何度も修正手術を繰り返すことはおすすめできません。

費用がかさむだけではなく体への負担も大きくなります。

なるべく1度の修正手術で完了するように、ご紹介するポイントを踏まえて他院修正を検討しましょう。

当時の施術詳細を伝える

過去に受けた美容整形の術式や施術詳細が分かればカウンセリング時に細かく伝えましょう。

患部の状態を把握することも大切ですが、過去の施術内容も非常に重要な情報です。

◆目頭切開の術式
・Z型形成(Z法)
・W型形成(W法)
・三日月法
・リドレープ法 など

このように目頭切開にもさまざまな術式が存在します。

選択した術式によっても修正方法が異なるので、思い出せる限り思い出しておいてくださいね。

手術記録を取り寄せる

可能であれば、美容整形を受けたクリニックから手術記録を取り寄せましょう。

手術記録には施術の手順、要点などが記録されています。

特に他院で修正手術を受ける場合は手術記録があることで適切な施術選択につながります。

信頼できる医師を選ぶ

他院修正には美容外科医としても高い技術と豊富な経験が必要不可欠です。

検討している修正手術を得意としている医師だとなお安心できます。



修正手術を検討している方は、クリニック選び、医師選びを慎重に行ってください。

事前にネット上や口コミでリサーチし、カウンセリングでは症例写真や実績をチェックしましょう。

時間に余裕のある方はクリニックを何件かまわり、比較してみてもいいかもしれません。

他院修正を検討中なら

通常の美容整形に比べて、他院修正は難易度が非常に高くなります。

そのため、事前準備やクリニック選びが肝心です。

また、部位や症状によっては修正できないものも。

まずはカウンセリングを受け、修正可能かどうか、修正方法がどのようになるかを確認しましょう。

まとめ

今回は美容整形の失敗を修正手術でなおす方法についてご紹介しました。

目頭切開や鼻整形などの修正手術をご紹介しましたが、他にも修正可能なものはたくさんあります。

悩んでいる方は一人で抱え込まず、クリニックにご相談ください。

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