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2024.3.28

鼻プロテーゼによる老後の影響は?起こり得るトラブルや起こさないためのポイントをご紹介します

鼻や鼻筋を高くして、理想の形にしてくれる鼻プロテーゼ

一方で、長期間の挿入が原因で劣化や石灰化してしまう可能性も。

今回は、プロテーゼによる老後のトラブルを防ぐためのポイントをご紹介します!

是非参考にしてくださいね。

鼻プロテーゼの効果の持続期間

鼻プロテーゼの正しい挿入位置

図のように正しい位置に適した大きさのプロテーゼを入れることができれば、効果は半永久的に続きます。

また、当院の鼻プロテーゼは、鼻の形や理想に合わせたオーダーメイドの施術です。

希望の鼻の形になるよう、プロテーゼを削って形を整えてから挿入するので、仕上がりも満足のいくことが多いです。

切開を伴う手術ではありますが、クローズ法で鼻の穴の中からメスを入れるため、術後の傷跡も目立ちません。

このようにメリットが多い鼻プロテーゼは、鼻整形の中でも特に人気の高い施術となっています。

当院で使用しているプロテーゼは、人体組織に近いシリコンでできているので、変形や変質の心配が少ないという特徴があります。

正しい位置に挿入することで、変質のリスクも防げます。

こういったことから、当院の鼻プロテーゼは効果が半永久的に続きます!

鼻プロテーゼで老後に起こり得るトラブル

老夫婦の写真

鼻プロテーゼには老後にトラブルが起こる可能性が少なからずあります。

誰にでも起こるものではありませんが、多少なりともリスクが伴うことは忘れないでください。

【鼻プロテーゼによる影響】
・プロテーゼが傾く
・凸凹になる
・石灰化する

プロテーゼは人工物なので、年月が経てば少なからず劣化の可能性があります。

老後への影響やリスクを知ったうえで施術を受けるようにしましょう。

プロテーゼが傾く

老後に起こり得るトラブルで多いものがプロテーゼの傾きです。

プロテーゼが傾いてしまうと、鼻の中心がずれるので顔のバランスが崩れます。

見た目の印象に大きく影響するので、できれば傾いてほしくありません。

年月が経ちプロテーゼが傾いてしまう原因には、もともとの鼻の歪みがあります。

元々鼻が曲がっていると、挿入したプロテーゼが左右どちらかに傾いてしまう可能性があります。

プロテーゼを挿入する前にプロテーゼを加工し、お客様の鼻に沿わせることでずれを防ぐことは可能です。

石灰化し凸凹する

プロテーゼの石灰化や鼻筋の凹凸も老後のトラブルの一つ。

鼻プロテーゼは人体に影響のない素材で作られていますが、長期間挿入していると石灰化してしまうケースも。

石灰化による体への影響はありませんが、凸凹したり鼻筋がつっぱったりすることがあります。

石灰化による凹凸は、プロテーゼを正しい位置に挿入することで防げます。

プロテーゼを入れる正しい位置は骨膜の「下」

医師が鼻整形に慣れていない場合骨膜の「上」に挿入してしまうことがありますが、そういった場合石灰化や凸凹、ズレなどのリスクが伴います。


年齢を重ねると皮膚が薄くなっていきます。

もし骨膜の上にプロテーゼが入れられていると、薄くなった皮膚のすぐ下にプロテーゼがきます。

加齢による皮膚の老化でプロテーゼの凹凸が目立ってしまうのです。

トラブルが起こりやすいといわれるL型の特徴

鼻プロテーゼI型L型

【鼻プロテーゼの種類】
・L型
・I型


2種類のうちL型のプロテーゼはトラブルが起こりやすい、といわれています。

それぞれの違い、トラブルが起こりやすい理由を見ていきましょう。

L型の特徴

その名の通りアルファベットの「L」の形をしており、鼻筋から鼻先まで1本のシリコンでできています。

固定力があり、鼻筋から鼻先まで全体的に高さが出せるL型プロテーゼ。

そのため、L型プロテーゼは鼻を全体的に高くしたい人、アップノーズにしたい人に向いています。

一方でL字の角が鼻先にあたるので、皮膚への負担が大きくなります。

炎症や感染リスクが高い点がデメリットですね。

L型とI型との違い


・形状
・効果
・感染症のリスク
・衝撃への強度


I型プロテーゼはアルファベットの「I」の形状をしています。

角がないので鼻先の皮膚への負担がほとんどありません


L型とI型の効果


L型の効果:鼻筋から鼻先を高くする
I型の効果:目と目の間や鼻筋だけを高くする、鼻先を下に向ける


I型はL型よりも衝撃に強く、安全性に優れています。

このように感染リスクや強度、安全面を考慮するとL型のプロテーゼはおすすめできません。

トラブルが起こりやすい理由

L型プロテーゼによるトラブルが多い原因はプロテーゼの形状にあります。

アルファベットの「L」のような形をしており、角があります。

角が鼻先に来るように挿入するため、鼻先の皮膚に大きな負担がかかります。


皮膚が薄くなってプロテーゼが透けてきたり、浮き出てくるといった危険性も。

鼻が高くなりすぎて不自然になってしまうこともあるので、L型プロテーゼはよく検討してから使用するようにしてください。

鼻プロテーゼで老後にトラブルを起こさないポイント

コンプレックスを解消するためにプロテーゼを使って鼻整形をしても、老後にトラブルが起こってしまったら悲しいですよね。

将来起こり得るトラブルを防ぐためには、施術前に抑えておくべきポイントがあります。

鼻プロテーゼによる鼻整形で失敗しないためのポイントを一つずつ見ていきましょう。

医師のカウンセリングを受ける

プロテーゼの挿入には確かな技術を持った医師の腕が必要不可欠。

正しく施術が行われず、当院で修正手術を受けられるお客様も多くいらっしゃいます。

そうならないように、事前に医師のカウンセリングを受け、安心できるクリニックで施術を受けましょう。

術後診察を必ず受ける

鼻プロテーゼによる老後のトラブルを防ぐためには、術後の診察を必ず受けることが大切です。

ほとんどのクリニックで術後3日後、7日後、1か月後などに経過観察を行っています。

抜糸をしたり固定器具を外したりといった処置もあるので通院は絶対。

1か月後の診察では、傷跡やプロテーゼの状態、鼻の形をチェックします。

今後の日常生活での注意点などの説明もあるので、必ず受けてください。


鼻プロテーゼは1か月ほどで落ち着きますが、定着までは半年~1年ほどかかります。

定着する前にトラブルが起きてしまったら、すぐに施術を受けたクリニックに相談しましょう!

リスクを知ったうえで治療する


・炎症
・感染症 など


鼻プロテーゼにはこのようなリスクが考えられます。

人体に影響のない素材ではありますが、異物を入れることには違いありません。

少なからず皮膚の炎症や感染症のリスクがあるのです


感染を起こしてしまった場合は抗生物質の投与、洗浄を行います。

中にはプロテーゼを取り除くケースも。


L型プロテーゼは鼻先に負担がかかりやすく、最悪の場合皮膚を突き破ってしまう恐れがあります。

こういったリスクは全ての人に起こるものではありません。

しかし、リスクを伴うことをしっかりと理解したうえで施術を受けましょう!

鼻プロテーゼでトラブルが起こった場合の対処法

【プロテーゼで起こり得るトラブル】
・炎症が起こる
・プロテーゼが不安定
・プロテーゼが曲がっている
・仕上がりに不満がある


このようなトラブルが起こった場合は、施術を受けたクリニックにすぐに連絡しましょう。

早急な診察や処置が必要な場合もあります。


術後数年たってから表面が凸凹しはじめたり、プロテーゼが浮き出てきた場合は、石灰化が原因かもしれません。

施術を行ったクリニックが廃業となっていたり、ご自身が引っ越してしまった場合は、口コミや評判を参考にして新しくクリニックを探さないといけません。

新しくクリニックを探す場合は、実績や経験、症例を参考にして信頼できる医師を選びましょう!

鼻プロテーゼで老後の影響が不安なら

老後のトラブルが心配な方は、信頼できる医師に相談しましょう!

綺麗に仕上がるはずの鼻プロテーゼも、やり方によっては綺麗にならないことも。

炎症が起こったり将来凸凹する可能性もあるので、専門的な知識や技術を持ち合わせたクリニックを選びましょう。


しかし、鼻整形を行っている美容外科がとても多くあるので、どこがいいのかわからないという方もいらっしゃいます。

そういった場合は、複数のクリニックでカウンセリングを受けてみてください。

その中で一番自分に合う、と思ったクリニックを選ぶのもいい方法ですよ。

まとめ

今回は鼻プロテーゼによる老後のトラブルについてご紹介しました。

感染症や炎症、表面の凹凸、歪みなどトラブルにはいろいろなものがあります。


多くのトラブルの原因となるのは選ぶプロテーゼの種類やプロテーゼを挿入する位置にありました。

術後に修正手術を受けることもできますが、1回の手術で半永久的に美しい鼻を手に入れるためには医師選びが重要ですよ。

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