スッキリ高く美しい鼻へ その変化を維持し続けたいなら
2023.9.1

鼻整形手術の具体的な方法 ~プロテーゼ隆鼻術~

鼻の高さや鼻筋の形は自力で改善することが難しく、現状美容整形による改善が最も有効な方法です。

今回はプロテーゼを使った鼻整形「プロテーゼ隆鼻術」についてご紹介します。

鼻整形でプロテーゼを使うメリット、ダウンタイム、手術方法について解説します。

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【美人の条件】VOL9鼻のプロテーゼ。実はバレにくく、自然な仕上がり。鼻整形を検討している人は必見です!鼻を高くしたいなら、プロテーゼがオススメです。なぜプロテーゼがオススメかをわかりやすく解説します。実はバレにくく、しかも自然な仕上がり。また、万が一の時も修正がしやすいのが特徴。

プロテーゼ隆鼻術とは

鼻整形の中でもメジャーな手術で、最も人気がある術式といっても過言ではありません。

鼻が低い傾向にある日本人は、鼻筋や鼻の高さを気にすることが多く、プロテーゼによる鼻整形が有効です。

プロテーゼの素材

シリコンでできた医療用の人工軟骨であるプロテーゼ。

クリニックによって使用するプロテーゼは異なりますが、

当院では人体組織に近いシリコンでできたものを使用しています。

心臓の人工弁や人工関節などにも使用されている柔らかい素材でできたプロテーゼを使用しているため安心してお使いいただけます。

プロテーゼの種類

プロテーゼの種類

鼻に用いられるプロテーゼには「L型」と「I型」の2種類があります。

現在の主流は「I型」ですが、過去に挿入した「L型」によるトラブルを訴える方も少なくありません。

◆L型プロテーゼ

鼻筋から鼻先までを全体的に覆うような「L型」プロテーゼ。

全体的に鼻を高くできる点はメリットですが、鼻先に負担がかかってしまいます。

L字の角の部分が鼻先の皮膚を薄くしたり突き破ったりしてしまう危険性があるので、当院では使用しておりません。

◆I型プロテーゼ

当院では「I型」プロテーゼのみを使用しています。

鼻先にテンションがかからないので、圧力によってプロテーゼが皮膚を破って飛び出す心配はありません。

さらに、当院ではお客様一人一人の顔に合った鼻になるよう、プロテーゼを加工してから挿入します。

ブラックライトで光る?

プロテーゼがブラックライトで光るということはありません。

迷信にすぎないので、不安に思わなくても大丈夫ですよ。

手術方法

プロテーゼを入れた鼻の構造

鼻プロテーゼ挿入はどのような手順で行うのでしょうか?

当院で行っているプロテーゼ隆鼻術の手術方法をご説明します。

鼻の穴から切開

プロテーゼを入れるために、まずは切開を行います。

切開するのは鼻の孔の中のみなので、鼻の外側に傷跡ができることはありません。

右利きの医師の場合、右側の鼻の穴の中を切開して手術を行います。

プロテーゼ挿入

皮膚の下を剥離し、骨膜の下にスペースを作ります。

骨膜と鼻骨の間にできた隙間にプロテーゼを挿入します。

挿入するプロテーゼは、お客様一人一人の鼻の形、おでこやあご、目や口の大きさなど全体的なバランスを見ながら手術中に加工して使用します。

手術時間

プロテーゼの挿入のみの場合、所要時間は20分ほど

麻酔から覚めたらしばらく休憩を取り、塗り薬や飲み薬の説明を受けていただき完了となります。

プロテーゼを使用するメリット

鼻筋を高くする施術にはヒアルロン酸隆鼻術やプロテーゼ隆鼻術、軟骨を使った隆鼻術などがあります。

では、鼻整形にプロテーゼを使用するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?

リスクが少ない

手軽に受けられると人気のヒアルロン酸隆鼻術の場合、失明のリスクを伴います。

その点、プロテーゼを使った鼻整形には失明のリスクはありません。

形が維持される

ヒアルロン酸隆鼻術の場合、製剤が流れて鼻筋が太くなったり形が崩れたりする可能性があります。

さらに効果の持続期間も限られているため、定期的な注入が求められます。

しかし、プロテーゼの場合正しく挿入すれば効果は一生キープされます。

自然な仕上がり

プロテーゼを使用せず、肋軟骨などの自家組織を使用するクリニックもあります。

しかし、自家組織を使用すると極端な仕上がりになってしまう可能性も。



軟骨は自由自在に削ることが難しく、さらに適切な形や厚みの軟骨が採取できるとも限りません。

その点、加工しやすいプロテーゼは微調整に優れています。

柔軟性があり形を変えやすいプロテーゼは鼻整形に向いているのです。

修正が簡単

万が一の場合に修正が簡単、という点もプロテーゼの魅力の一つ。

軟骨などの自家組織を使った場合、癒着してしまうことで修正が難しくなります。

修正の必要がなく、1度で鼻整形が完了することが理想ではありますが、美容整形にはリスクが伴います。

感染や合併症が起こらないとは限らないため、もしもの時の対応のしやすさはとても重要です。

鼻プロテーゼのダウンタイム

美容整形を受けると術後はダウンタイムが生じます。

プロテーゼによる鼻整形に関してもダウンタイムは避けられません。

術後の症状は?

鼻プロテーゼ挿入後は腫れや赤み、内出血が生じることがあります。

術後1週間で抜糸を行いますが、そのころには症状が落ち着いて目立たなくなっていることがほとんど。

3日ほどは大きく腫れる可能性があるので、マスクなどで隠せると良いでしょう。

痛み

当院で鼻プロテーゼを入れられた方に関してはほとんど痛みがないと仰る方が多くいらっしゃいます。

痛みがゼロということはありませんが、痛み止めを飲まずに過ごせたという方も少なくはありません。

術後の痛みをそこまで不安に思う必要はないですよ。

傷跡は見える?

プロテーゼ手術のイメージ

当院では鼻の穴の中から施術を行うため、

傷口が外側から見えることはありません。

また、顔の見える部分に傷跡ができないため、メイクも可能です。

ギプスで固定

術後3日間はギプスやテープで固定を行い、3日目に再度ご来院いただきギプスを外します。

ギプス着用中は鼻へのメイクができませんが、ギプスを外した後は顔全体へのメイクが可能となります。

自然な鼻を手に入れるためには

術式の選択

最も手軽な鼻整形としてヒアルロン酸隆鼻術があげられます。

しかし、重大なリスクもあることから当院ではおすすめしていません。



プロテーゼ隆鼻術を行えば、短い時間で美しい鼻を手に入れることができます。

そのため、長い目で見れば、定期的に注射を受けるより費用も抑えられますよ。

クリニック選び

数多くある美容クリニック

満足のいく施術を受けるためには、医師の選択が重要となります。

骨膜の下に正しくプロテーゼを挿入できる技量を持った医師、自然で美しい仕上がりにできる美的センスを持った医師を選択しましょう。

まとめ

今回は鼻整形で最もメジャーな施術であるプロテーゼ隆鼻術について詳しくご紹介しました。

鼻整形にプロテーゼを用いるメリット、プロテーゼの種類、ダウンタイムについてお分かりいただけたでしょうか?



鼻は、アイメイクのようにメイクで印象を変えるのは非常に難しいパーツ。

自分の顔立ちに合った「美しい鼻」を実現するためには、オーダーメイドによるプロテーゼ隆鼻術が好ましい選択といえるでしょう。

もちろん、オーダーメイドとなると医師の技量次第で仕上がりや時間に差が出るため、医師選びは慎重に行いましょう。

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