鼻整形手術の具体的な方法 ~鼻尖形成術~
2023.9.2

鼻整形手術の具体的な方法 ~鼻尖形成術~

今回は鼻整形の中でも人気の高い「鼻尖形成術」について解説します。

丸みのある鼻先は日本人に多い鼻の悩みの一つ。

団子鼻やブタ鼻を解消する鼻整形手術をご紹介します。

「鼻尖形成術」の具体的な手術方法、「クローズ法」や「オープン法」の違い、術後のダウンタイムについて見ていきましょう。

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【美人の条件】VOL10ブタ鼻・団子鼻解消の鼻尖形成術を徹底解説。2つのアプローチ方法のメリット・デメリットについて説明鼻整形年間1,000件以上の美容外科医杉崎裕斗が鼻尖形成術を丁寧に解説。鼻尖形成術にはクローズ法とオープン法の2つのアプローチ方法があります。クローズ法は患者さんファーストなアプローチ方法。メリット・デメリットをしっかりと理解してクリニック選びをいたしましょう。

鼻尖とはどの部分?

鼻部位名称

「鼻尖(びせん)」とは、鼻先の部分のこと。

日本人は鼻先が丸く大きくなりやすい特徴があるため、団子鼻やブタ鼻に悩む方が多くいらっしゃいます。

きれいな女優さんやイケメン俳優たちはみな鼻先がシュッとしており、団子鼻の方はあまり見かけません。

では、丸く大きな鼻先はどのような構造になっているのでしょうか?

団子鼻の原因

鼻先が丸くなる原因は主に「軟部組織」「大きく開いた鼻翼軟骨」です。

左右の鼻翼軟骨が大きく開き、その上に皮下脂肪である軟部組織が乗っていると鼻先は丸くなってしまいます。

鼻先を触ったときに、ぷにゅぷにゅとした感触があればそれが脂肪などの軟部組織です。

これが団子鼻の原因となっているのです。

団子鼻の特徴

鼻先が丸いと、どんなに目がきれいでも顔全体がもたついて見えます。

顔全体がパッとしない印象になるので、鼻先を整える美容整形は人気です。

鼻先がスッキリするだけで顔全体がスマートになりますよ。

ブタ鼻

ちなみに、「ブタ鼻」が作れるのは日本人の特徴でもあります。

というのも、西洋人のように鼻先が高く鼻の穴が下を向いている場合、指で鼻先を押してもブタ鼻にはなりません。

鼻中隔軟骨が小さく短い人でなければブタ鼻を作ることはできないのです。

鼻先を整える鼻尖形成術

ブタ鼻や団子鼻と呼ばれる日本人に多い悩みを解消するには、「鼻尖形成術」が有効です。

大きな鼻先や団子鼻を小さくするために、鼻先の軟部組織を取り出して軟骨を中央に寄せていきます。

鼻先の丸みを少し取るだけで、知的でシャープな印象に変わります。



必要であれば、丸く広がっている鼻翼軟骨の上部を少しだけトリミングします。

糸でしっかりと固定することで、シュッと細い鼻先が手に入ります。

手術方法

クローズ法とオープン法

「クローズ法」「オープン法」と2通りの執刀方法がある鼻翼縮小術。

それぞれどのような違いがあるのでしょうか?

◆クローズ法

左右の鼻の穴の中を切って手術を進める「クローズ法」。

顔の見える部分に外傷が残りません

切開部分が小さく視野が狭いクローズ法は目視が難しく、執刀医には経験と技術が求められます。



クローズ法は鼻の穴の中を切開し鼻の中から施術を行うので、「鼻の穴が大きくなってしまうのではないか?」と不安に思う方もいらっしゃいます。

しかし、横に広がった鼻翼軟骨を中央に引き寄せることで、横長だった鼻の穴がきれいな縦長に変わることも。



当院では主にクローズ法で鼻手術を行っております。

経験・技術・美的センスを兼ね備えた医師が多数在籍しているため、安心してカウンセリングにお越しください。

◆オープン法

左右の鼻の穴の中に加え、鼻柱部分も切開し手術を進める「オープン法」。

鼻柱切開を行うことで外傷ができる点がオープン法のデメリットです。

外傷は1か月ほどで目立たなくなりますし、鼻柱の下はもともと見えにくい部分なのでそこまで心配する必要はありません。



オープン法では鼻柱部分から皮膚をめくって中を確認しながら手術を行うので、手術中の視野は確保されます。

手術の行いやすさ、執刀医によるミスの少なさから、多くの美容クリニックが採用している術式ですね。

手術時間

鼻尖形成のみを行う場合は、20分ほどで手術が完了します。

比較的短い時間で完了する手術ですね。

麻酔

鼻尖形成術では静脈麻酔を使用するため、術中の痛みは心配ありません。

静脈麻酔を使用する場合は、術前・術後の注意事項があります。

絶飲・絶食、飲酒、喫煙、車の運転、服装、ネイルなど、注意事項を守って過ごしましょう。

料金

当院の鼻尖形成術の費用は指名なしの場合20~30万円ほど

実際の施術内容によって変動はあります。

ダウンタイム

他の外科手術同様、ダウンタイムは避けられません。

2~3日ほど痛みを感じることがありますが、鎮痛剤で和らぐ程度。

腫れもほとんどの場合数日でおさまります。



まれに内出血が起こることもありますが、7~10日ほどで自然に消えていくのでご安心ください。

術後は最低でも3日間ギプスで固定し、1週間後に抜糸を行います。

抜糸後も1か月ほどは鼻に触れないようにしましょう。

GBCの鼻尖形成

当院の方針として、「できるだけお客様の身体に傷をつけないこと」をモットーにしています。

そのため、できる限り「クローズ法」で手術を行います。

他院修正など鼻の中がどうなっているかわからない場合に限り、「オープン法」を採用することも。

どのような方法で鼻尖形成を行うかは、決定までの経緯を分かりやすくご説明させていただきます。

まとめ

団子鼻やブタ鼻といった鼻先の悩みはコンプレックスになりやすい部分の一つ。

知的に見えにくく、顔全体の印象や表情に影響してしまうことも少なくありません。

今回はそうした鼻の悩みを解消するための美容整形「鼻尖形成術」についてご紹介しました。

手術時間わずか20分ほどで、理想の鼻に近づきたい方はまずはカウンセリングにお越しください。

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