美しさの条件は無意識に感じる「黄金比」にある
2022.11.28

美鼻の条件はこんなにある!その1

鼻整形

鼻整形を希望される場合、「鼻が丸くてイヤ」「もう少し鼻が高かったら…」僕のクリニックを訪れる女性の多くは、こうして鼻の形だけに気を取られていることが多いものです。前回までの当コラムでもお伝えしましたが、理想とする鼻が必ずしもあなたにとって美しい鼻ではありません。目、口、顎など他のパーツとのバランスを考えた鼻こそが、周りの人に対して「美しい鼻」と印象付けるのです。

先生、この「鼻」を何とかしてください!

顔全体のバランスをもとに、大きさ位置などもきちんと視野に入れて、自分の顔に合う鼻をイメージすることが重要です。

ただ「鼻が高ければいい」、「鼻が小さければいい」というものではなく、むしろ顔全体のバランスを重要視することが、美鼻への近道ともいえるでしょう。

美鼻の黄金比は鏡を見れば分かる

美鼻の黄金比

似合う鼻というのは人それぞれです。

必ずしも、理想としている鼻の形や大きさが、すべての人に似合うとは限りません。

では、「その人に合う美鼻」は何から判断すれば良いのでしょうか。


その答えは、「黄金比」にあります。


黄金比とは、多くの人が無意識のうちに「美しい」と感じる比率のことです。


まずは、鏡を用意してください。

美鼻の条件としての黄金比を見ていきましょう。

【美鼻の条件1】額:鼻:顎=1:1:1

【美鼻の条件1つ目】
● 髪の生え際から眉間までの「額」
● 眉間から鼻先までの「鼻」
● 鼻下から顎の先までの「顎」


それぞれが1:1:1であることです。


日本人は欧米人と比べると、顎が短く、鼻の長さが目立ちやすい傾向にあります。

だからといって、その鼻を単純に短くすればよいというものでもありません。


仮に、鼻先の軟骨を削って鼻を短くしてしまうと、鼻下が伸びてしまい、「ブタ鼻」のような形になってしまいます。

気になる部分だけを見るのではなく、顔全体を見て「バランスのよい鼻」にしてあげることが大事なのです。

【美鼻の条件2】目の幅と鼻の幅は同じ

【美鼻の条件2つ目】
● 目の幅
● 左右の小鼻の端から端までの鼻の幅


それぞれの幅がほぼ同じか、2〜3ミリ程度狭いことです。


さらに、目と鼻の位置は、顔の横幅を5等分した時、それぞれの間に目と鼻がきちんと収まっていることです。

横に膨らんだ団子鼻、平たく幅の広い鼻などは、女性的な印象から遠ざけてしまいます。

また、鼻の幅が目の幅よりも広いと、間抜けな印象を与えてしまいます。

【美鼻の条件3】鼻の幅=口の幅の3分の2

【美鼻の条件3つ目】
● 鼻の横幅
● 口の横幅

がカギになります。

鼻の幅は口の幅の3分の2であることです。


鼻の幅が狭い方が良い!と考える女性は多いと思いますが、口とのバランスをみてください。

鼻が小さすぎると口が大きく見えてしまい「上品さ」が欠けてしまいます。


逆に鼻が大きすぎると、口元・唇が目立たなくなり、それもまた「女性らしさが失われる」顔つきになってしまいます。

他のパーツとのバランスは大事ですね。

【美鼻の条件4】鼻先の位置は小鼻の端と同じor少し下

【美鼻の条件4つ目】
● 鼻先
● 左右の膨らみ「小鼻」




この2つの位置がポイントになります。

小鼻の下端を横に直線でつないだときに、鼻先が直線上、もしくは少しだけ下にあることです。

小鼻の下端を直線でつないだときに鼻先が直線よりも上にあると「ブタ鼻」に見えます。


鼻の整形手術では、こうした細かい部分のバランスにも調整可能です。

ちょっとした些細なことですが、これが美鼻になるための条件の一つといえるのです。

【美鼻の条件5】鼻先から下唇:下唇から顎=1:1

【美鼻の条件5つ目】
● 鼻先から下唇までの長さ
● 下唇から顎までの長さ


それぞれが1:1で同じであることです。

綺麗な女性を目の前にして表情が緩んでしまうことを「鼻の下が伸びる」と表現しますよね。

これは鼻の下に限らず、気が緩んだり緊張が解けると、顔の筋肉は全体的に緩むことを表しています。


鼻の下が長い顔立ちの人は「緊張感がない」という印象を与えてしまいます。

シャープな印象を与えるには、それぞれの長さが同じであることが重要です。

上下左右の顔のバランスを見て、「似合う鼻」のバランスを導き出す

先生、この「鼻」を何とかしてください!

鼻の大きさや鼻の形ばかりに気を取られていると、顔の印象を左右する「顔のバランス」が崩れてしまうことにもなりかねません。

鼻だけでなく「目」「眉」「額」「顎」など、一見「鼻」とは関係の無さそうな部分も、きちんとチェックして、適切な位置に、適切な形の鼻を置くことが美鼻への近道です。

まずは、鏡で自分の顔をよく観察し、自分の顔のバランスについて把握するところからスタートしてみましょう。


次は「美鼻の条件」6つ目からお伝えします。

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