この日だけは最高の私で迎えたい!
2023.10.6

美鼻を手に入れ、生活が変わった人たち④結婚式直前の花嫁

前回の記事では結婚式を2か月後、前撮りを1か月後に控えた女性の症例から、ダウンタイムの重要性についてお伝えしました。

今回はその続編として、実際に手術に至った過程とその結果についてお伝えします。

動画公開中

【美人の条件】VOL30 鼻整形症例:結婚式を控えた花嫁さんpart2医師としてのリスクをすべて説明し理解していただき実施した鼻整形美人は鼻で決まるチャンネルVOL30前回、ダウンタイムについて少し詳しくご説明しましたので、その重要性をご理解いただけたと思います。 手術後の経過には個人差がありますし、こればっかりは実際に手術をしてみないと分かりません。必ずしも、手術後の経過が順調にいくとも限りませんので、1ヶ月後の写真撮影、2ヶ月後の挙式というスケジュールには正直、心配な部分がたくさんありました。

結婚式と前撮りを控え、どうしても鼻を美しくしたいと来院された女性

鼻整形を希望する理由

「結婚後すぐに婚約者が海外転勤する予定となりました。

海外では家の中に家族写真を飾る習慣がありますよね。

特に結婚式の写真はリビングの目立つところに大きく飾っているイメージがあります。

そんな生活がスタートするのに、今のブタ鼻のままで結婚式の写真が飾られるのは絶対に嫌。

腫れや内出血はメイクでごまかせるし、痛みは自分が少しの間我慢すればいいだけ。

でも、鼻の形はそうはいかないんです…。」

彼女は胸の内を話してくださいました。

メイクでごまかせない鼻

確かに、鼻はメイクでごまかせません。

シワを目立たなくさせたり、を大きくしたり、を明るくしたり…

こういった悩みであればメイクで修正可能です。



しかし、穴が丸見えの鼻を下向きにする、鼻を高く見せるといったことはどんなに腕の良いメイクさんでも非常に難しいこと。

彼女がそこまで考えているというのは正直驚きました。

しかし、鼻をどうしても綺麗にして「最高の私」で挙式を迎えたいという思いをとても強く感じました。

リスクの説明

それでも、私は執刀医となるわけですから

・内出血が治らない可能性
・目の下が黒ずむ可能性
・当日までに腫れが消えない可能性
・鼻を強く押せば経過に影響を及ぼす可能性

少しでも可能性があるリスクのすべてをお話しました。

一般的な回復状態やリスクを考慮すると、手術を快く勧めることができませんでした。

術後の期間は、挙式まで最低でも3か月は欲しいところです。

固い決意

しかし、彼女の意志は変わりません。

「もし挙式の時に腫れが残っていても絶対に後悔しませんので手術をしてください!」

そうおっしゃいました。

では私が今回の手術に踏み切った理由とは、一体何なのでしょうか?

手術に踏み切った理由

彼女の意志は強く、リスクについて説明しても、動じることはありませんでした。

美容外科医としての思いもありますが、それだけの理由で手術に踏み切ることはありません。

私自身が彼女のお話からいくつか共感できる点があったのです。



海外の家庭では結婚式の写真を並べているイメージがあり、ずっと写真に残ってしまいます。

ポテッとしたブタ鼻、左右の穴の大きさが違う鼻はメイクではどうにもなりません。

・腫れや内出血はメイクでカバーできることを理解している
・婚約者が後押ししてくれている
・どうしても間に合わせたいという強い意志がある
・術前術後のセルフケアをしっかりと行ってくれる

こういった点から手術に踏み切りました。

当院が行った手術法

・プロテーゼ隆鼻術
・鼻尖形成術(クローズ法)
・鼻尖部軟骨移植(耳軟骨移植)

3つの術式を組み合わせて手術を行いました。

彼女のコンプレックスである上を向いたブタ鼻を解消し、どの角度から見ても美しい鼻を目指します。

術後の様子

今回の手術は前撮りまで1か月という短い期間だったため、術後の経過は特に気になっていたところです。

しかし、彼女自身がしっかりと体調管理を行い、術後のケアを怠らず安静を守ってくださったので非常に早く回復することができました。

結果、一般的なダウンタイムよりも短く、腫れやむくみも最小限に抑えられ無事撮影と挙式を迎えることができたようです。

結婚式後

前撮りと挙式を終えた彼女から写真が送られてきました。

どの写真の彼女も美しく、とても幸せそうな顔をしていました。

「これで海外生活を楽しめます」

とメッセージも添えられていました。

まとめ

症例を振り返ってみると

「挙式の時腫れがあっても後悔しません。

腫れや内出血くらいはメイクでごまかせますが、鼻はそのまま残ってしまいます。」

という彼女の言葉からは

「この日だけは最高の自分でいたい」

という強い思いを感じました。

そんな大切な日を最高に幸せな状態で迎えたいという女性の思いを強く感じた症例でした。

今後もお客様に寄り添い、その人にとって最善の方法を提供できる医師でありたいと思います。

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