レーザートーニング治療で肝斑の発生を防ぐ
2023.1.22

肝斑の原因と治療法!肝斑はレーザーで防げる?!

シミの中でも「治りにくいシミ」として知られている「肝斑」ですが、間違った治療をしてしまうと症状を悪化させてしまうことがあります。まずは、自分のシミが「肝斑」であるのかどうかを判断することが大切です。それでは、肝斑の特徴を見てみましょう。

肝斑とは?

肝斑イメージ

肝斑イメージ


肝斑(かんぱん)は、頬骨の周りや額、口の周辺などにぼんやりと左右対称にできるシミです。

輪郭がはっきりとしておらず、薄い褐色で色が抜けたように見えるのが特徴です。

肝斑は、30代後半から40代に発症する傾向にあり、妊娠さん経口避妊薬(ピル)を服用している方に多く見られることから、女性ホルモンが何らかの形で影響しているとも考えられています。

肝斑ケアでは、何よりも予防が大切です。

日頃のスキンケアにも気をつかい、きちんとお手入れする習慣を身に付けるとよいでしょう。

肝斑を防ぐには

特に気を付けたいポイントは顔をこすらないことです。

手や洗顔ブラシなどで顔をゴシゴシこすってしまうと、摩擦によってシミが悪化する恐れがあります。

ふわふわでたっぷりの泡での洗顔を心がけてください。

個人的には、洗顔料の泡は固めで弾力のあるタイプが適していると感じています。



また、日焼けも肝斑を悪化させる原因の一つです。

ですから、1年中、冬であっても日焼け止めを塗ったり、日傘や帽子などでカバーをしたりして、しっかりと紫外線対策も行いましょう。

きちんとお手入れする習慣を身につけて肝斑を予防していきましょう。

肝斑の治療法

それでも肝斑ができてしまった場合は、美容外科美容皮膚科の医師の指示に従い、服薬をしたりレーザー治療などを受けたりすることで、症状を改善することができます。

以前はレーザーによる肝斑治療は難しいとされてきました。

なぜ難しいと言われていたのか。それは、通常のシミ対策と同じようなレーザー治療を行うと、照射による炎症で逆に肝斑が悪化してしまうことがあるからです。



しかし現在では、肝斑治療に効果のあるレーザートーニングが登場しています。

僕のクリニックでは、このレーザートーニング内服治療の併用で、3ヶ月以上をかけて徐々に改善する方法を推奨しています。

トライビーム(ヤグレーザー)

肝斑治療

トライビーム(ヤグレーザー)は、これまでのレーザー治療では難しいとされていた「肝斑」や「炎症後色素沈着」にも効果的な治療が可能です。

当院で扱う「トライビームプレミアム」にはPTPというレーザートーニング専用モードが搭載されており、低刺激かつ炎症が起こらない程度の低出力でレーザーを出力し、メラニン色素を徐々に減らしていきます。

料金は8,500円程度です。

まとめ

今回は「肝斑」というしみの一種について解説しました。

なんとなく知ってはいたけど、詳しいことは分からなかったという方もいたのではないでしょうか。


「現れたしみを早く消したい」と多くの女性が思い悩むはずです。

その悩みを解消するためにあの手この手と色々な方法を試す人もいるでしょう。


しかし、「肝斑」は間違った対処を行ってしまうと症状が悪化してしまう、少々やっかいなしみです。

ですから、しみの種類が一体何なのか、まずは正しく見極めることが重要なポイントとなるでしょう。


お客様自身もしみについての知識を身につけて正しい治療を受けるようにしてください。

また、日々のスキンケアにも 気をつかい、新たな肝斑が発生しないように予防していきましょう。

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