後悔しないために…ファースト面談でココをチェック!
2023.12.2

美容クリニック選びで後悔しないためのポイント③カウンセリングで見るべきポイントとは?

前回に引き続き美容クリニック選びで後悔しないためのポイントをご紹介します。

⑦カウンセラーの対応でドクターの技量がわかる
⑧医師からのカウンセリングがあるか
⑨納得がいくまで分かりやすく丁寧に説明してくれるか
⑩症例写真をみせてくれるか


今回はカウンセリング中に気を付けることや質問事項などをご紹介します。

⑦カウンセラーの対応でドクターの技量がわかる

カウンセリング

美容外科クリニックで最初にお客様と面談をするのは、多くの場合医師ではなくカウンセラーです。

悩みや希望、予算、体調、病歴などを聞き取り、クリニックで行うことができる施術や料金の見積もりを紹介するスタッフです。

良いクリニックの特徴

当然ですが、施術内容を細部まで理解しているカウンセラーでなければ、お客様の質問や悩みに的確にこたえることはできません。

ですから、常日頃からカウンセラーには新しい知識を身に着ける努力が求められます。

クリニックによっては、すでに豊富な知識を持つ看護師がカウンセラーも兼ねているクリニックもあります。

研修や講義を受けさせるなど、カウンセラーの教育に力を入れているのはいいクリニックの条件の一つでもあります。

教育ができていない場合

中には治療の必要性や施術方法などを詳しく説明できないカウンセラーも存在します。

質問をしても「とにかくこの施術がおすすめです」「キャンペーン中だからおすすめです」などとはぐらかし、あやふやなままカウンセリングを終えるのです。

そうしたクリニックでは、カウンセラーにノルマが課せられていると考えられます。

ですから、本当にお客様の気持ちに寄り添い、必要な施術を考えるよりも、とにかく契約してもらうことを優先しがちになるのです。

カウンセラーに質問してみる

そのようなカウンセラーかどうかを確認するには、次のような質問をしてみてください。

「どうして目の下がたるむのですか?」
「シミとクマ、どちらの改善を優先すべきですか?」


このような質問を投げかけたときに、納得できる回答が返ってこなければ要注意です。

逆に、具体的な施術方法や術後のケアについて、医師と同等の説明ができるくらいしっかりとしたカウンセラーのいるクリニックであれば安心できます。

当然、当院でもカウンセラーには常に最新の技術を伝え、的確な回答ができるようにしています。

⑧医師からのカウンセリングがあるか

医師カウンセリング

カウンセラーの対応が丁寧だったとしても、医師が丁寧にカウンセリングをしてくれなければ注意が必要です。

実際にメスや糸を入れるのは医師ですから、術者がどのような人間なのかを事前に知ることは当然の権利といえるでしょう。

しかし、施術の説明のほとんどをカウンセラーに任せ、医師は簡単な挨拶と施術日の確認程度しか行わないクリニックがあることも事実です。

GBCのカウンセリング

当院ではカウンセラーが概要を伝えたあと、医師が実際にお客様の状態を見ながら最終的な施術方法を決めていきます。

施術方法や考えられるリスクなどについては具体的にイメージしやすいよう、毎回イラストを描きながら繰り返し説明しています。

施術内容を説明する際には、お客様が初めて聞くような専門用語を使わざるを得ないシーンがあります。

1度聞いただけで理解することは難しいので、何度も何度も説明を繰り返し、理解を深めてもらうのは医師として当然です。

カウンセリングの流れ

当院ではまずカウンセラーが概要を伝え、次に医師が詳しく説明します。

最後にもう一度カウンセラーが確認するという、丁寧すぎるくらいしっかりとカウンセリングを行っています。

こうすることで、お客様とクリニックの間に信頼関係が生まれると信じています。

⑨納得がいくまで分かりやすく丁寧に説明してくれるか

インフォームドコンセントの徹底

図1 インフォームドコンセントとは

現在の医療では、診療科目に関わらず、患者さんに提供する医療について詳しく内容を説明し、理解と同意を得る「インフォームドコンセント」の徹底が重視されています。

患者さんの考える治療方針や気持ちに寄り添う医療が求められているのです。

そのため、医師にはなるべく分かりやすい用語を使い、図や写真を見せながら手術の手順を具体的に説明することが求められています。

威圧的な医師の例

しかし、あえて難しい医療用語を多用

「どうせ説明しても分からないでしょう。私に任せておけば問題ありません」

といった雰囲気を醸し出す医師もいるようです。



医師が威圧的であれば、患者さんは萎縮して要望や疑問を伝えられなくなってしまいます。

また、望んでいた結果にならなくてもその医師は「これが正しい施術だ。きちんと説明もしたし納得したから受けているはずだ」と開き直るでしょう。

美意識の差

美容医療では、ときに美意識の差が大きな問題となります。

例えば、お客様が「鼻を高くしたい」と望んでいても、単純に高さを出すことが正しいとは限りません。

例えば、小鼻を小さくし、鼻先を下に向けることで鼻が高くなったと感じる場合もあるのです。



また、お客様と医師が目指す「美しさ」が異なっていれば仕上がりに満足することはありません。

自分が目指す「美しさ」を作り出すことのできる医師かどうかを見極めることも重要です。

最も大切なこと

美容医療において最も大切なのはお客様の満足度です。

ですから、お客様が施術内容や術後をイメージできるまで丁寧に分かりやすく説明する義務がクリニックにはあります。

説明を簡単に終わらせるようなクリニックでは、おそらく納得のいく結果は得られないでしょう。

⑩症例写真をみせてくれるか

ホームページに掲載されている症例写真は、クリニックの信頼性を測る物差しになります。

しかし、今後は国がホームページに症例写真を掲載することを禁じていく方針です。

そのため、カウンセリングの時に症例写真を使って説明をしてくれるかどうかは医師の技術を測る重要なポイントとなっていくでしょう。

ある程度の数の施術を行っている医師であれば、その症例写真をたくさん持っているはずです。

カウンセリング時にはぜひ「症例写真を見せてください」と頼んでみてください。

相談に来ている方と似たようなケースの施術前後の写真を見せてもらえると、非常に分かりやすく納得もしやすいでしょう。

症例数が多く施術に自信のある医師であれば堂々と見せてくれるはずです。

まとめ

今回はカウンセリング時に気を付けること、チェックしておくべきポイントをご紹介しました。

⑦カウンセラーの対応でドクターの技量がわかる
⑧医師からのカウンセリングがあるか
⑨納得がいくまで分かりやすく丁寧に説明してくれるか
⑩症例写真をみせてくれるか


美容医療に限らず、医師とのカウンセリングは治療を受けるうえで非常に重要なコミュニケーションの場です。

質問しづらい雰囲気を感じたり不安を覚えたりするような環境であってはなりません。

後悔しないためには、理解するまで質問し、納得してから施術を選択するようにしましょう。

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施術後のイメージをよりリアルにお客様と共有するために

カウンセリングでは、言葉だけではなく紙カルテにイラストを描くなどしてお客様と施術後のイメージを共有できるように努めていますが、よりお客様にご安心・ご満足いただけるように、グローバルビューティークリニックでは3Dシミュレーションシステム『ベクトラ』を導入いたしました。

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