女性のイメージ
2024.5.24

目尻切開で目元が変わらないのはどんな人?効果が現れやすいケースと対処法をご紹介!

目元の美容整形はどの施術も人気で、多くの方が相談に来られます。

その中でも、今回は目尻切開について詳しくご紹介します。

目を目尻方向に大きくできる目尻切開ですが、実は向いていないケースもあるのです。

施術を受けても「意味なかった」と後悔しないよう、事前に適応かどうか確認しておきましょう。

まずは、目尻切開の効果や、効果が得られない人の特徴からみていきましょう。

目尻切開の効果

目尻切開とは目尻側を切開・縫合することで目の形や大きさを理想に近づける施術です。

目の印象は二重まぶた・一重まぶた、目が大きい・小さい、ツリ目・タレ目などさまざまな要素で決まります。

その中でも目尻が上がっているツリ目、目尻が下がっているタレ目にコンプレックスを感じている方はとても多くいらっしゃいます。

タレ目改善

目尻切開では、タレ目による悩みを改善できます。

目尻が下がっていると、どうしても眠そうに見えてしまいます。

また、可愛い印象ではありますが、クールなファッションが似合いにくいといった悩みも多い印象です。

ツリ目改善

きつい印象を与えてしまいがちなツリ目。

可愛いファッションが似合わない、と悩んでいる方も多いですね。

目尻切開では、タレ目だけではなく、ツリ目の改善も可能なのです。

デカ目効果

もともとの目の形や併用する施術にもよりますが、目尻切開で目を大きく見せることも可能です。

さらに、目を目尻方向に大きくすることで、小顔効果が得られる場合もあります。

目の形が理想とかけ離れていることは、コンプレックスになりかねません。

目の向きや形・大きさに悩みがある方には、目尻切開がおすすめですよ。

目尻切開で効果ないのはこんな人!

タレ目改善、ツリ目改善、デカ目効果、小顔効果などさまざまなメリットのある目尻切開。

しかし、残念ながら全員に効果があるとは限りません。

施術後に大幅な変化がなかった、と後悔する方もいらっしゃいます。

では、目尻切開で効果が得られない人にはどのような特徴があるのでしょうか?

適応ではない人

目尻切開で成功するための第一条件として、適応であることが挙げられます。

目の形やまぶたの状態によっては、目尻切開を受けても効果がないケースがあります。

せっかく目頭切開を受けても「効果がなかった」と後悔してほしくありませんから、事前のカウンセリングは慎重に受けてください。

上手に併用できていない人

目の大きさや形、まぶたの状態によっては、目尻切開だけで効果を得ることが難しいケースもあります。

目尻切開と同時に「眼瞼下垂術」や「下眼瞼下制術」を受けることをおすすめする場合があります。

例えば

上まぶたが重たい方:目尻切開+眼瞼下垂手術
下方向にも目を広げたい方:目尻切開+下眼瞼下制術



複数の施術を組み合わせることで理想に近づきやすくなります。

「目頭切開+目尻切開」
「二重手術+目尻切開」
「目頭切開+目尻切開+下眼瞼下制術」


このように、「二重手術」や「目頭切開」など、複数組み合わせて受けることも可能です。

目を全方向に大きくしたい方は、お気軽にご相談ください。

目尻切開セルフチェック

目尻切開が気になっている方は、鏡を持ってセルフチェックしてみてください。

白目が隠れている

鏡を見ながら、目尻を指で外側に引っ張ってみてください。

どのくらい白目が見えるようになりましたか?

隠れている白目が1.5mm以上ある方は、目尻切開が向いていると言えます。

目尻切開

目尻切開では図のように目尻を切開して白目が見える範囲を広げていきます。

つまり、目尻の「円蓋部結膜(えんがいぶけつまく)」に隠れている白目の範囲が広ければ広いほど目尻切開の効果が出る、ということです。

白目が隠れていない

既に白目がほとんど見えている方、白目がそこまで隠れていない方は目尻切開が向いていません。

目尻を指で引っ張っても白目部分の面積に変化がなければ、目尻切開を受けても意味がないかもしれません。

また、まぶたが重く被さっている場合も、白目が隠れていない場合は目尻切開による変化は得られないでしょう。

目尻切開の注意点

目尻切開を検討中の方は次の注意点を事前にチェックしておきましょう。

・グレーラインが消える
・やりすぎると不自然になる
・まつ毛がなくなる
・ダウンタイムがある

施術を受けて後悔しないよう、慎重に検討してくださいね。

グレーラインが消える

グレーライン

まつげが生えているラインの内側に、ピンク色の粘膜があります。

その粘膜を「グレーライン」と呼びます。

上下のまぶたの内側にそれぞれグレーラインがあり、目尻でつながっています。



目尻切開を受けると、グレーラインが途切れてしまいます。

つまり、目尻を切開して広げた部分にグレーラインはありません。

さらに、まつげも生えてこなくなるので、広い範囲を切開する場合は注意が必要です。

やりすぎると不自然になる

目尻切開に限ったことではありませんが、美容整形のやりすぎは禁物です。

目の横幅を広げたいから、と無理に切開することはおすすめできません。

かえって不自然になってしまうこともあるので、慎重にデザインを決めるようにしましょう。

目尻切開は、目の形に合わせて適切な範囲で行うべきです。

大きな変化を得るために欲張ると後悔することになるでしょう。

まつ毛がなくなる

目尻切開で広げた範囲は、グレーラインがなくなります。

そのため、まつげがない部分が目立ちやすくなります。

また、大きく切開すると白目だけでなく、赤い粘膜部分まで露出してしまうケースがあります。

本来は隠れている粘膜が露出してしまうと不自然ですよね。

自然な目元になりたい方は、ご自身の目の状態にあった無理のない施術を受けることが大切です。

ダウンタイムがある

目尻切開は切開を伴う美容医療ですから、ダウンタイムを伴います。

赤みや腫れ、内出血や痛みなどが生じる場合があります。

副作用や抜糸までの期間における注意点もあるので、カウンセリングでは納得するまで質問すると良いですね。

目尻切開でよくある失敗

せっかく美容整形を受けても、失敗してしまったら悲しいですよね。

「目尻切開で失敗した」「目尻切開を受けて後悔している」…

このような声も見受けられます。

では、目尻切開における失敗とはどのようなものなのでしょうか?

元に戻ってしまった

目尻切開には、後戻りの可能性があります。

個人差はありますが、多少の後戻りであれば誰にでも起こり得ます。

そのため、後戻りすることを考えて、少し大きめに切開することもありますよ。

変化を感じなかった

施術後に変化を感じられないケースは、そもそも目尻切開の適応がなかった可能性があります。

適応がなければ変化を感じることは難しく、意味がない施術だと思うでしょう。

目尻切開で効果を得るためには、まずは適応かどうか見極める必要があります。

また、医師の技術力が原因で、効果が得られないケースもあるでしょう。

希望のデザインを実現してくれる、信頼できる医師に相談することをおすすめします。

ドライアイになった

中には、目尻切開が原因でドライアイになってしまうケースも。

目尻切開では、切開・縫合によって目尻を広げていきます。

そのため、まぶたが以前よりも開いた状態になり、閉じにくくなる可能性があります。

まばたきが難しくなるだけではなく、露出する白目部分が広がる点もドライアイの原因となります。

大きくぱっちりとした目元が手に入る点はメリットですが、眼球が乾きやすくなる点はデメリットと言えるでしょう。

無理なく自然にまばたきができるようなデザインにすることもとても大切ですよ。

目尻の粘膜が露出した

目尻切開を成功させるためには、切開する範囲の見極めが大切です。

切開しすぎた場合、白目だけではなく赤い粘膜部分も露出してしまいます。

人工的な目元に見えるため、どうしても不自然な印象を与えてしまうことに。



「美容整形がバレたくない」「自然な目元になりたい」など、周りに気付かれたくない方は自然なデザインを希望しましょう。

生まれつきこの目元だった、と思わせるような自然さを出すためには、粘膜部分が露出しすぎないように計算された範囲を切開することが大切です。

タレ目にならなかった

目尻切開のイメージ

中には、目尻切開を受ければタレ目になると思っている方がいらっしゃいます。

しかし、タレ目形成目尻切開は別物です。

タレ目になりたい方には「下眼瞼下制」がおすすめです。

目尻切開で効果を出す方法

目尻切開は手術を伴う美容整形です。

そのため、気軽に受けられるものではありません。

せっかく目尻切開を受けるのであれば、ある程度の効果を期待するのは当然ですよね。

そこで、目尻切開で効果を出すために意識すべきことをお伝えします。

事前にシミュレーションする

目尻切開に限らず、美容整形を受ける際のシミュレーションは非常に重要です。

慌てて施術を受けるのではなく、希望の仕上がりをしっかりと伝え、仕上がりイメージを確認してから施術を受けるようにしましょう。

中には、目尻切開自体が向いていない目元の方もいらっしゃいます。

自分の目に適した施術なのかどうか、しっかりと見極めておくことで失敗のリスクを減らせますよ。

カウンセリング時に納得いくまで医師と話し、シミュレーションに時間をかけてください。

他治療と組み合わせる

目元の特徴によっては、目尻切開だけで理想に近づくとは限りません。

まぶたの厚みや目の形、顔全体のバランスを考えて施術を組み合わせることが重要です。

目尻切開と同時にタレ目形成を受ける、目尻切開と同時に目頭切開を受ける、目尻切開と同時に二重手術を受ける…

目元やまぶたの状態には個人差があるので、一番合った組み合わせができると良いですね。

クリニックを慎重に選ぶ

施術を組み合わせると良い、とお伝えしましたが、やみくもに組み合わせてもうまくいきません。

顔のバランスや理想に合った施術を選択し、効果が得られるように判断することが大切です。

目尻切開と他施術を組み合わせることに慣れている医師を選ぶことをおすすめします。

そのためには、クリニック選びは慎重に行いましょう。

クリニックを選ぶポイント

美容外科や美容クリニックはとてもたくさんあります。

そのため、1か所に絞るのが難しいと感じる方も多いでしょう。

クリニックや医師を選ぶ際は、症例数、実績、美的センスを比較すると良いですね。

受けたい施術の症例が多いクリニック、症例写真が自分の理想に近いクリニック…

このような基準で選ぶのも良い方法です。

カウンセリングが丁寧、話しやすい、思い描く理想がそのまま伝わる、といったクリニックも理想的です。

セカンドオピニオン

少しでも不安が残るようであれば、他のクリニックでカウンセリングを受けなおすこともおすすめです。

美容整形においてセカンドオピニオンはとても重要です。

時間が許すのであれば、複数のクリニックへ足を運び、比べてみても良いでしょう。

まとめ

今回は、目尻切開の効果、効果がない人の特徴、注意点についてご紹介しました。

美容整形は、決して気軽に受けられるものではありません。

しかし、理想に近づくために、複数回にわたって施術を受けることもおすすめできません。

理想は一度の施術で希望の目元に近づくこと。

美しい仕上がりを得るためには、まぶたの特徴に合わせた適切な治施術受けることが大切です。

安心して施術を受けるために、まずはお気軽にカウンセリングにお越しください。

Related
関連する施術
目尻切開イメージ
目のコンプレックスを解消!
切れ長で優しい目元へ

目じりを少し切開して、切れ長で大きな目をつくります。比較的短時間で終了する施術です。目じりを切開すると、下まぶたへのカーブが緩やかになり、優しい印象を与えます。目尻(目の外側)の端を切開して目の横幅を外側に大きくします。結膜のポケットの深さの分だけ外側に広げるため、効果に差がでます。この結膜のポケッ

下眼瞼下制法イメージ
優しい目、大きな目、カワイイ目!
すべて叶います!

下まぶたの中央から、目じりのカーブを下げることでタレ目っぽい印象にする手術です。優しい表情になるとともに、目が大きくなります。糸のみで行う方法と比べ、切開法は継続的な効果の高い方法です。切開することで、下まぶた外側1/3を下方向に引き下げる術式です。皮膚を切開する方法と、皮膚を切らずに瞼の裏側の結膜

切開ハムラ法イメージ
小さくても「邪魔」な目の下の皮膚、
スッキリさせてみませんか?

目の下の膨らんでいる部分の脂肪をくぼんだ部分へ移し、美しく整える治療です。眼の下の膨らみとくぼみのバランスが整い、若々しく張りのある目元を取り戻すことができます。下まぶたの膨らみには「眼窩脂肪(がんかしぼう)」という余分な脂肪が溜まっており、これがたるみの原因となっています。ハムラ法では、下まつげの

眼瞼下垂術イメージ
重たいまぶたをスッキリさせて明るい目元に【眼瞼下垂術】

眼瞼下垂は目を開く筋肉の働きが弱いために上まぶたが下がってくる症状です。上まぶたが黒目の一部を覆ってしまい、「眠そう」「目力が弱い」と見られがちになります。目にかぶったまぶたによって視野が狭くなったり、頭痛や肩こり、目の疲れを感じることもあります。これに対し、弱くなった(緩んだ)筋肉を短縮することで

眼瞼下垂術 併用 二重術イメージ
重たいまぶたをスッキリ!二重術との併用で明るく華やかな目元に【眼瞼下垂術併用二重術】

眼瞼下垂は目を開く筋肉の働きが弱いため上まぶたが下がってくる症状です。眼瞼下垂術で重たく厚かったまぶたの下垂を改善し、二重術によって明るく華やな目元に見えるようになります。眼瞼下垂術だけでは、目が大きくなっても、キレイな二重になれるとは限りません。眼瞼下垂術と二重術の手術を同時に行うことで、目の形や

GBCデカ目法イメージ
黒目の大きさで、
アナタの印象はガラリと変わる!

弱くなってしまった瞼を引き上げるための筋肉「上眼瞼挙筋」を、糸で引き寄せ短くすることで、引っ張る力を高める術式です。瞼がしっかり引き上がるので黒目が大きくみえるようになります。上まぶたには上眼瞼挙筋という筋肉があり、この筋肉の働きが弱いと目がしっかりと開かず、大きな目にはなりません。「切らない眼瞼下

全切開二重術イメージ
眠そうな目なんて言わせない!
パッチリ理想の二重を、ずっと

しっかりと深い二重を、半永久的にキープできます。同時に、目の上の余分な皮膚や脂肪を取り除けるので、まぶたの腫れぼったさを解消することもできます。腫れは2週間程度続くので事前に適切な時期を話し合いましょう。二重を作ると同時に瞼の余分な肉厚や、脂肪を取り除くことができる切開法二重術。瞼の腫れぼったさを解

たるみ取り 併用 全切開法二重術イメージ
瞼のたるみも同時にスッキリ!
美しい理想の二重で気分をアゲよう

瞼のたるみを解消しつつ瞼の肉厚や脂肪を取り除くことができる切開法二重術。まつげにかぶさる余剰皮膚も取り除くことができる為、目の開きも良くなります。概ね、全切開と術式は変わりませんが、たるみがどこにあるかによって、二重のライン上やまつ毛の際々を切開します。まぶたのたるみの原因となる眼下脂肪や肉厚を取り

眉下切開法イメージ
周りにナイショ❤
自然で若々しい目元を手に入れよう

眉の下のラインぎりぎりを切開して、まぶたのたるみを取る方法です。通常のまぶたのたるみ取りの手術と異なるのは、眉下ぎりぎりなので傷や腫れが目立たないこと。目の形は変わらないので周りに気づかれません。また目の上の皮膚のたるみが気になる方に適した治療法です。通常のまぶたのたるみ取りの手術と異なるのは、眉下

目頭切開法イメージ
目元は人の印象を大きく変える!
自然で美しい、憧れの目を手に入れよう

切れ長の目にできるのが目頭切開法です。目頭を覆っている蒙古襞を数ミリ切開して、目と目の間の距離を縮め、横幅を広くすることで目をスッキリし、目の横幅も大きくなります。また目の開きを良くし、印象的でメリハリのある目元になります。切開する角度、ライン、長さは、患者様の目の形や顔立ちとバランスをとりながら決

Category
記事のカテゴリーとキーワードをご紹介
Category 01
新着記事
Category 02
杉崎理事長の著書
Category 03
鼻の整形
Category 04
目の整形
Category 05
美容整形
Category 06
美容皮膚科