どこまでがプチ整形?プチ整形の種類やおすすめしないプチ整形をご紹介します
2023.12.27

どこまでがプチ整形?プチ整形の種類やおすすめしないプチ整形をご紹介します

美容整形

美容整形に抵抗はあるが、プチ整形は怖くない」
周りにばれたくないからプチ整形を検討している」

このようにガッツリ整形ではなくプチ整形を望む方はとても多くいらっしゃいます。

では、「美容整形」と「プチ整形」の違いとはいったい何なのでしょうか?

どこまでが「プチ整形」で、どこからが「美容整形」なのでしょうか?



今回は二重整形や鼻整形におけるプチ整形、そのほかのプチ整形について詳しくご紹介します。

おすすめできないプチ整形もあるので、検討中の方は是非最後までご覧ください。

プチ整形の定義とは?

一般的にプチ整形とは、メスを入れずに行う美容整形を指します。

皮膚を切開することなく印象を変えることができる手軽さが人気を集めています。

しかし、プチ整形といってもさまざまな施術があります。

美容整形はどこまでがプチ整形なのでしょうか?

プチ整形一覧

プチ整形と呼ばれるものには「埋没法二重術」「ヒアルロン酸注射」「ボトックス注射」などがあります。

メスを使わない美容整形の代表的なものをいくつかご紹介します。

◆埋没法二重術

糸を使って二重まぶたを作る埋没法二重術。

メスを使って行う全切開二重術に比べてダウンタイムが短い点がメリットです。

ダウンタイムがほとんど出ない術式、全切開に劣らないキープ力のある術式など埋没法にもさまざまな種類があります。

価格重視なのか、ダウンタイム重視なのか、持続性重視なのか…

求めている基準に合わせて術式選択をすることができます。

◆糸を使った鼻整形

メスを使わずに鼻尖形成や鼻翼縮小を行う施術です。

こちらも糸を使って鼻先や小鼻の形を変えていきます。

鼻整形後のダウンタイムに不安を感じている方が選択される方法です。

しかし、目に見えてわかる効果が得られなかったり、半永久的な効果が得られないといったデメリットもあります。

◆ヒアルロン酸注射

・シワ改善
・涙袋形成
・唇のボリュームアップ
・額を丸くする
・鼻を高くする
・口角アップ
・あごを前に出す など


ヒアルロン酸製剤にはさまざまな種類があり、使い分けることであらゆる効果が得られます。

ただし、用途によってはおすすめできるもの、できないものに分けられます。

ヒアルロン酸注射がおすすめの部位に関してはこちらの記事をご参考ください。

◆ボトックス注射

・表情ジワの改善
・エラの張り改善
・ふくらはぎを細くする
・汗を止める など


筋肉に働きかけ、筋肉の動きを弱めたり止めたりするボトックス注射。

筋肉が原因で起こる症状を和らげる効果があります。

また、汗を出す神経に働きかける特徴のあるので、多汗症の治療やワキ汗対策などにも用いられています。

◆脂肪溶解注射

脂肪細胞の大きさを小さくするのではなく、脂肪細胞自体の数を減らすことで痩身効果を実現する脂肪溶解注射。

使用する製剤によって痛みや効果が異なりますが、注射のみでダイエット効果が得られることからプチ整形といえるでしょう。

効果的な部位は顔やフェイスライン、二の腕などのボディです。

全身痩せを叶えるためにはかなりの量が必要となるのでおすすめはできませんが、部分痩せにはもってこいの施術ですよ。

◆シミ取り・ホクロ取り

シミ取りやホクロ取り施術は美容皮膚施術ですから、美容整形とは言えないかもしれません。

しかし、「芸能人のホクロ取りは美容整形だ」と視聴者が感じることもあるので、ホクロ取りはプチ整形といえるかもしれませんね。

悪性のホクロ除去は保険適用となりますが、そうでなければほとんどの場合自費での除去となります。

炭酸ガスレーザー電気メスを使った方法の他に、サイズの大きなものであればメスを使った切開を行う場合もあります。

プチ整形のメリット

プチ整形のメリット

美容整形初心者の方にとても人気のあるプチ整形。

では、どのような理由で選ばれているのでしょうか?

プチ整形のメリットをいくつかご紹介します。

低価格

まずはプチ整形の費用です。

コストパフォーマンスが良いという理由でプチ整形に興味を持つ方が非常に多いです。

メスを使った手術だと20~100万円ほどかかる治療が、プチ整形であれば1~30万円ほどで抑えられるというケースも。

予算に合った施術を受けるために仕方なくプチ整形を検討している、という方もいらっしゃいます。

ハードルが低い

美容整形と聞くと抵抗がある方でも、プチ整形であれば大丈夫と考える方が多いです。

実際に美容整形を何度も受けている方の中には、入りはプチ整形だったという方もいらっしゃいます。

ダウンタイムが短い

メスを使わずに注射器や糸を使って行うプチ整形。

侵襲性が低いので自動的にダウンタイムも短くなります。

バレにくい

さりげない変化が得られるプチ整形は周りにばれたくない方にとても人気があります。

ダウンタイムが短く、すぐに日常生活に戻ることができる点が人気の理由でしょう。

プチ整形のデメリット

プチ整形のデメリット

ご紹介したメリットとは裏腹に、実はプチ整形に隠されたデメリットもあるのです。

もちろん安全で効果の高い施術もたくさんあるので、しっかりと見極めて施術を受けることをおすすめします。

効果に限りがある

メスを使った美容整形で得られる効果が半永久的であるものが多い一方、プチ整形では1~2年ほどしか効果が続かないものも。

施術内容や施術方法によって持続期間は異なるので、施術詳細をしっかりと調査しておくと良いでしょう。

変化量が少ない

プチ整形というだけに、プチサイズの変化量しか得られない場合も。

さりげない変化が得られるといえば聞こえはいいですが、微々たる変化すら得られないような施術もあるのでご注意ください。

リスクがある

美容整形にもプチ整形にも何らかのリスクは必ずあります。

しかし、その中でも特に気を付けていただきたい施術の一つにヒアルロン酸隆鼻術があげられます。

注射1本で鼻が高くなる、とても画期的で嬉しい施術ではありますが、失明のリスクと隣合わせだということを覚えておいてください。

どんなに腕の良い医師による施術であっても、少なからず血流障害のリスクがあります。

ヒアルロン酸製剤を間違えて眼動脈に入れてしまった場合、視力を失う危険性も否めません。

高額になる場合も

1万円以下で受けられるプチ整形も数多く見受けられます。

「本当にこの金額で大丈夫なの?」

不安を覚える方もいることでしょう。

超低額の施術で集客をして、高額な施術に誘導するといった商法を取っているクリニックもあるので注意が必要です。



また、プチ整形で得られる効果が1~2年の場合、定期的な再施術が求められます。

そうすると最終的には、メスを使って一生ものを得るのと同じ金額を払うことになるケースも。

費用重視の方は、今後メンテナンスにかかる費用が生じる可能性もあることを理解しておきましょう。

おすすめのプチ整形

メリット・デメリットを兼ね備えたプチ整形ですが、その中でもおすすめできるプチ整形はたくさんあります。

その中からいくつかご紹介します。

◆埋没法二重術

手軽に二重まぶたになりたい方におすすめするのが埋没法二重術です。

全切開二重術よりもダウンタイムが短いのに、くっきりとした二重まぶたが手に入るというとても嬉しい施術です。

当院では3種類の埋没法からお選びいただきます。

ダウンタイムが最小限な「GBC腫れにくい埋没法二重術」、全切開二重術と同じくらいキープ力のある「GBCエターナル法」、ほとんどバレない「GBCシークレット法」の3つです。

◆ヒアルロン酸注射

鼻へのヒアルロン酸注入はおすすめできませんが、シワ改善やボリュームアップのためのヒアルロン酸注射はおすすめできます。

ヒアルロン酸はもともと人体に存在するため、安全性が高い製剤といえます。

さらに、1gで6ℓもの水分を保持することができる成分なので、肌のハリやボリュームを出したい方におすすめです。

刻まれたシワやへこんだ部分をふっくらさせる、おでこやあごに注入して美しい横顔を目指す、涙袋やリップに注入してかわいらしい印象を手に入れる…

カウンセリングでは顔のバランスや肌悩みに合ったヒアルロン酸製剤や注入方法をご提案いたします。

◆ボトックス注射

若い方にも予防として取り入れていただきたいボトックス注射。

まだシワが気にならないうちから始めることで、将来のシワ予防が可能となります。

もちろんシワが気になってきた方にもおすすめの施術です。

ボトックス注射によるシワ予防に関してはこちらの記事をご参考ください。

おすすめしないプチ整形

プチ整形の中には、効果があまり感じられないものや重大なリスクがあるものも。

プチ整形を検討中の方は、施術方法や使用製剤、副作用やリスクを事前に確認しておきましょう。

◆糸を使った鼻整形

メスを使わずに鼻尖形成や鼻翼縮小を行う方法もありますが、効果の面からおすすめできません。

3~6か月ほどしか持続しないこともあるうえに、糸で引っ張ることによる負担から組織が傷ついてしまうケースも。

また、理想とする鼻の形に近づけることが難しく、満足度が低い点がデメリットです。

◆ヒアルロン酸隆鼻術

先ほどもご説明しましたが、ヒアルロン酸注射による鼻整形にはリスクがあります。

施術自体を否定するわけではありませんが、知らずに施術を受けるよりも知ったうえで施術を受ける方が良いですね。

施術を検討中の方は副作用やリスクの説明をしっかりと受け、理解し納得した状態で施術を受けるようにしましょう。

効果重視なら美容整形がおすすめ

目や肌のプチ整形は満足度が高くおすすめできるのですが、鼻のプチ整形に関してはおすすめできません。

鼻のプチ整形を受けた後に「やっぱりメスを入れて形を整えたい」と修正を希望されるお客様も多いです。

最終的に鼻整形を受けることになるのであれば、プチ整形で試す期間は無駄になってしまいます。

プチ整形とはいえど費用もかかるので、無駄になってしまう可能性のある施術は避けた方が良いかもしれません。

まとめ

今回はプチ整形の定義やメリット・デメリット、おすすめのプチ整形についてご紹介しました。

プチ整形と呼ばれる施術には低価格な施術、ダウンタイムが短い施術、バレにくい施術など、さまざまなものがあります。

いずれもメリットやデメリットを兼ね備えているため、しっかりと理解し、納得したうえで施術を受けるようにしましょう。

Related
関連する施術
GBCシークレット法イメージ
GBC史上もっとも短いダウンタイムで
バレない二重を

GBCの埋没法の中で「ダウンタイムが最短、かつ最もバレにくい」二重術。手術直後から腫れが少ないのが特徴です。また、皮膚表面からではなくまぶたの裏側からアプローチすることで、瞼の表面に針穴すら無い為、手術後すぐにアイメイクが可能です。

GBCエターナル法イメージ
腫れぼったいまぶたでも大丈夫!
しっかり美しい二重を手に入れよう

名前の通り、GBCの埋没法の中で「もっとも取れにくい」埋没法二重術です。埋没法の糸のダブルの固定点のうち、真ん中の2点ををクロスさせることで、最も強いとれにくい特徴があります。この術式でも一重に戻るなら、全切開をした方が良いというぐらい強度の強い二重術です。

GBC腫れにくい埋没法二重術イメージ
術後の「腫れ」が気になる方へ。
オリジナルな術式で美しい二重を。

GBC腫れにくい埋没法二重術は、糸の結び目が表皮側になるスタンダードな術式になる埋没法で、まぶたの厚さや、脂肪量によって糸の本数を増やすことが可能です。

ビタールイメージ
エイジングケアや魅力的なパーツの形成に

ヒアルロン酸はもともと人体の真皮層に存在する成分で、保水力が高く、肌のハリや弾力性を保つのに役立っています。加齢によりヒアルロン酸が減少すると、肌の保水力が低下し、ハリが失われてシワやたたるみなどができる原因となります。ヒアルロン酸を注入することで、皮膚を内側から持ち上げて膨らみを持たせ、シワやたる

リジェノックスイメージ
広い範囲の筋肉を
リラックスさせたいなら、これ!

韓国HUGEL社社製ボトックス(製品名:ボツラックス®)を使用した施術です。KFDA(韓国食品医薬品安全庁)の認可を受けています。アラガン社製のボトックスビスタ®に比べると、広がりやすい性質があるため、1度の治療で多くの範囲を治療することができます。広範囲に効かせたい部位があるという方や、治療範囲が

イノトックスイメージ
世界で注目される
世界初の液状ボツリヌス菌

韓国メディトックス社製ボトックス(製品名:イノトックス®)を使用した施術です。同じボトックスでも、こちらは世界初の液状のボツリヌストキシン注射薬(韓国製)を使用します。注射前に溶解する必要がないため、「濃度のブレや細菌汚染のリスクが低い」という特徴だけではなく、人血清アルブミンや、動物由来の成分を含

アラガンイメージ
世界シェアNo.1!
日本で厚生労働省の認可を取得した製剤

米国アラガン社製のボトックス(製品名:ボトックスビスタ®)を使用した施術です。目じりや眉間、額、口の周りなどにできる“表情じわ”を改善します。また、エラへの注射で小顔効果が、ふくらはぎへの注射で痩身効果が期待できるというメリットもあります。同じボトックス注射でも、米国アラガン社製のボトックスは、世界

Category
記事のカテゴリーとキーワードをご紹介
Category 01
新着記事
Category 02
杉崎理事長の著書
Category 03
鼻の整形
Category 04
目の整形
Category 05
美容整形
Category 06
美容皮膚科