理想的な若返りを実現するには「美容外科」による施術で
2023.1.9

エステや美容皮膚科で若返りは可能?理想的な若返りには美容外科が1番?!

刻一刻と時間が過ぎていき、少しずつ老化していく私たちですが、すでに現れてしまった顔の老化現象に対し「劇的」な効果を実感できるのは「美容外科」である、という僕の持論についてお話していきます。

見た目年齢を一気に巻き戻せるのは美容外科だけ

「たるみ進行具合」のイメージ

図1 たるみ進行具合のイメージ


今までご説明してきたように、化粧品、エステ、美容皮膚科で劇的な若返りは、まず不可能です。

効果を実感できるまでに時間がかかってしまいます。

「最速・最強・最長」の効果を得るためには、外科的なアプローチが必要になります。



例えば、僕はクマの改善であれば、目袋の脂肪を取り除いてから、くぼんだ部分にヒアルロン酸を注入するという施術法を行います。

一方、美容皮膚科のアプローチは、原因の1つである「くぼみ」に対してヒアルロン酸を注入してふっくらさせるだけです。

これらを見比べると、仕上がりのクオリティの差は明白です。



また、ヒアルロン酸は長期間持続しないこともお伝えしました。

レーザーもまた然り、劇的で長期間持続の若返り効果は得られません。

明確にその根拠が理解できるように、僕がカウンセリング時に使用するグラフを見てください(図1)。

エステや皮膚科でたるみ治療を受けた場合

横軸が「時間」、縦軸が「たるみの進行具合」を表しています。

時間とともに当然ながら老化は進行していくので、何もしなければ「たるみ」の進行は速度を増していきます。


エステや皮膚科による若返りの施術を何度か受けた場合(黒矢印)、ほったらかしの状態よりは、老化のスピード(たるみ)を緩めることができるので、そこには差が生じてきます(a)。

しかし劇的な時間の巻き戻しは見込めません。

美容外科でたるみ治療を受けた場合

では、美容外科による若返り手術(青矢印)を見てみましょう。

若返り手術を行った後も同じように老化は進んでいきますが、美容外科はたった1度の手術でとても高い効果を実感できます。


見た目が一気に巻き戻り、その差はさらに大きくなります(b)。

それから数年後、再び若返り手術をすることで、年齢よりも若くきれいな容姿をキープすることができます。

美容外科と皮膚科の違い

美容外科は、たるみ取りやリフトアップ、フェイスリフトなどの外科的手術で「現状よりも外見をきれいに整える」ことができます。

それに対し、皮膚科はピーリングや注射、レーザーなどを使い皮膚の状態を改善・老化の予防が主体になります。


世間では手術と聞くと「不安」という気持ちや「高額」といったイメージを持つ人が多いかと思いますが、数年間にわたる皮膚科での治療費エステに通いつめた代金と、美容外科手術の費用を比較すれば、はるかに美容外科手術の方がコストパフォーマンスは高くなります。

つまり、「最速・最強・最長」の三拍子揃った若返りを一度に手に入れたいのであれば、「美容外科」となるわけです。

ヒアルロン酸「おばけ」にならないために

ヒアルロン酸「おばけ」にならないために

ここで、一つ小話を。

モデルさんや女優さんなどの芸能人が、きれいで年齢より若く見えるのは、入念なセルフケアはもちろんのこと、美容皮膚科美容外科に沢山の資金を投入している方が多いからです。


ところがなかには「あれ?失敗したのかな?」と思うような人もいます。

その中で特に分かりやすいのが、ヒアルロン酸注入の失敗です。

手軽さが美的感覚を麻痺させる

ヒアルロン酸はメスを使わず注入だけという手軽さから、近年、多くの方々に受け入れられていますね。

おそらくみなさん最初は、「シワを1ヶ所だけ目立たなくしたい」「痩せこけた頬をふっくらさせたい」「涙袋を作りたい」などといった希望で、少量を入れていたのだと思います。


しかし、毎日自身の顔を見ているうちに人の目は「慣れ」てきてしまうものです。

気を付けなければ、若返った感覚を失ってしまい、「次はここ、その次はこっちをもっと…」と美的感覚もマヒして、全体のバランスを見ることができなくなり、注入量が増え、注入する範囲も大きくなってしまう可能性があります。



また、「長期間持続させたい」という思いから量を増やそうとする人もいます。

こうした要因からなのか、テレビを見ていると時おり「ヒアルロン酸おばけ」といえるような芸能人が登場します。

過度なヒアルロン酸=「美」ではない

街中を歩いている時も、頬だけではなく、唇や涙袋がパンパンに膨れ上がってしまっている人を見かけます。

僕は正直、きれいどころか「怖い」と思ってしまいます。



当院でも、「ヒアルロン酸をもっと注入したい」と希望されるお客様が少なからずいますが、すでに他者から見て入れ過ぎていると分かるような状態であれば、お断りをしています。

お客様自身に入れ過ぎている自覚がないので、ご理解を頂くことがなかなか難しいのですが、不自然になっているところをさらにグレードアップしてもお客様のためにはならないことは明らかです。

自然に美しく仕上げるためにも、やめたほうがいいと伝えることも、僕の任務だと感じています。

まとめ

最速・最強・最長」の三拍子揃った若返りを求めるのであれば、僕は「美容外科」でのアプローチ法が最善であると考えます。

美容皮膚科での施術は、これから進んでいく老化現象に対しての「予防」目的として選ばれたほうがいいかと思います。


そして、ヒアルロン酸にまつわる小話、いかかでしたか?

今では手軽に受けられると人気ヒアルロン酸注入ですが、一歩間違えて違う方向に進んでしまうと不自然な顔立ちの「おばけ」のようになってしまいます。

そうならないためにも、信頼できるドクターとよく相談して熟考してから、治療を受けましょう。

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