![美容皮膚科と美容外科 アプローチ法の違い](https://global-beauty-clinic.com/gbc2020/wp-content/uploads/2018/12/column_aa_no_06_01.jpg)
クマやたるみへのアプローチ法!皮膚科・美容皮膚科・美容外科で異なる治療法
今回は「美容皮膚科」と「美容外科」の治療方法の違いをご説明します。
同じ美容医療の分野ではありますが、アプローチの仕方に違いがあります。
その違いを知っていただき、ご自身に合った若返り治療を検討してみてください。
皮膚科の治療だけでは劇的に若返らない
基礎化粧品やメイク、エステでは対処しきれない肌の悩みが現れたとき、次に望みを託すのが皮膚科です。
皮膚科には湿疹やかぶれ、アトピーなどの症状を診る「皮膚科」と、シミやホクロの除去、肌のケアを行う「美容皮膚科」があります。
もともと「皮膚科」は治療を目的に、「美容皮膚科」は美容のための施術を行うことが目的でした。
しかし、近年は「皮膚科・美容皮膚科」と併記するクリニックが増えています。
その理由は、クリニックとしての収入源にあります。
保険診療と自由診療
一般の皮膚の治療は保険が適用されるため、治療費が統一されています。
つまり、診療報酬点数によってクリニックの経営は左右されるのです。
対して美容目的の施術は自由診療のカテゴリーとなるので、治療費を自由に設定きます。
そのため、「皮膚科」だけでは経営が苦しいクリニックは「美容皮膚科」で補っている実情があります。
ニキビ治療の例
ニキビを例にあげると、治療のための投薬は保険適用となり、症状が改善した後にレーザーなどで残った跡を消す施術は自由診療となります。
こうすることで、幅広い治療が可能となり、経営が向上する仕組みです。
ただし、同日に保険適用治療と自由診療が行えないため、最低2日以上の通院が必要です。
こうした背景から、皮膚科のドクターが美容医療の機器を導入して、さかんに美容皮膚科の施術を始めているのです。
もちろん、若返りのための施術もたくさん行われていますが、残念ながら「最速・最強・最長」の治療とは言えません。
それを知らずに治療を受け続けてしまうと、満足のいく若返りには至らず費用だけがかさむことに。
ヒアルロン酸注射でクマ取り
![(図1)目の下のクマの原因](https://global-beauty-clinic.com/gbc2020/wp-content/uploads/2018/12/column_aa_no_06_02.png)
「美容皮膚科」で受ける注入系の若返り治療の代表として「ヒアルロン酸注射」があります。
ヒアルロン酸製剤を皮膚下に注射するという実にシンプルな施術です。
製剤を注射するだけですぐに効果を実感できるので、多くの美容皮膚科が目の下のクマへの治療として行っています。
しかし、ヒアルロン酸は注入する場所や深さが重要です。
それらを誤れば表面が凸凹として不自然な仕上がりになってしまいます。
目の下のクマの原因
また、皮膚科と美容外科では若返り施術のアプローチ法が異なります。
目の下のクマの原因は「くぼみ」だけではなく、目の下にある「ふくらみ」も関係しているのです。
目のすぐ下には「涙袋」と呼ばれるふくらみがありますが、涙袋のさらに下に「目袋(めぶくろ)」と呼ばれるふくらみがあります。
この目袋は年齢とともに徐々に目立つようになっていきます。
美容皮膚科のアプローチ法
![(図2)クマの改善方法は皮膚科と美容外科では違う](https://global-beauty-clinic.com/gbc2020/wp-content/uploads/2018/12/column_aa_no_06_03.png)
美容皮膚科でクマを改善する場合、ヒアルロン酸はこの目袋の高さに合わせて注入されます。
くぼみが埋まることで一見クマが改善されたように思うかもしれません。
しかし、目袋の高さに合わせたことで、ボリュームオーバーな仕上がりになってしまうのです。
図を見ると皮膚科と美容外科の形成ラインの違いが分かると思います。
美容外科のアプローチ法
目の下のクマを完全に取り除くためには、ヒアルロン酸の注入だけではなく、前にせり出した目袋の余分な脂肪を取り去ってから注入しないといけないということです。
これが美容外科のアプローチ法なのです。
スッキリさせるべきところはスッキリさせて、膨らむべきところは膨らませる…
これが本当の理想的な仕上がりといえます。
ヒアルロン酸の限界
ヒアルロン酸とは皮下組織を構成する成分の一つで、もともと私たちの身体に備わっています。
そのため、異物反応を引き起こしにくく比較的安全性が高いといえます。
しかし、ヒアルロン酸は体内に吸収されてしまうため、上手く注入できたとしても効果は長続きしません。
効果を持続させるためには、定期的な注入が必要であり、結果としてお金もかかってしまいます。
HIFU(ハイフ)でたるみ治療
もう一つ、「美容皮膚科」でよく行われる施術にハイフを使った治療があります。
皮膚や筋膜に超音波を当てて熱を加えることで組織を一度破壊し、組織が引き締まる過程でハリが出る、というのがハイフの原理です。
この施術による引き締め効果は私も認めています。
しかし、あくまでも予防としての効果であり、既に進行しているたるみに照射しても劇的な改善は見込めません。
美容皮膚科では、過度な表現を使って治療効果を勘違いさせているものも見受けられますが、ハイフによるたるみ治療では、強力なリフトアップは難しいといえます。
効果的なたるみ治療とは
美容外科ではフェイスラインに糸を通して引き上げる方法や、たるんだ皮膚を切除して引きあげる方法があります。
こういったアプローチ法であれば、物理的にリフトアップが可能となります。
高いリフトアップ効果を希望される方は「糸リフト」や「切るリフトアップ」を検討してみてください。
まとめ
今回は「美容皮膚科」や「美容外科」で行うクマやたるみの治療法の違いをご紹介しました。
「美容皮膚科」は皮膚科医によって発足され、多くのクリニックがメスを使わない治療を行います。
注入治療やレーザーを使った施術がメインとなるので、若返り効果に関しては限界があると考えています。
誤解しないでいただきたいのは、「美容皮膚科」での治療が良くないといっているわけではありません。
予防として利用するのであれば十分な効果が実感できます。
クマやたるみが進行してしまってからではなく、少しでも早い段階で予防を始めてみてはいかがでしょうか?
HIFU スマートソニック顔全体1回
40,000HIFU スマートソニック顔全体3回コース
99,000HIFU スマートソニックフェイスライン1回
20,000
傷のつかない固定型糸リフト(糸のリフト)1本
46,000傷のつかない固定型糸リフト(糸のリフト)4本
182,000147,000134,000傷のつかない固定型糸リフト(糸のリフト)8本
311,000247,000225,000傷のつかない固定型糸リフト(糸のリフト)12本
400,000318,000289,000傷のつかない固定型糸リフト(糸のリフト)16本
470,000384,000343,000傷のつかない固定型糸リフト(糸のリフト)20本
667,000489,000445,000傷のつかない固定型糸リフト(糸のリフト)24本
764,000571,000520,000傷のつかない固定型糸リフト(糸のリフト)28本
860,000700,000638,000傷のつかない固定型糸リフト(糸のリフト)32本
956,000736,000669,000傷のつかない固定型糸リフト(糸のリフト)36本
1,052,000818,000743,000傷のつかない固定型糸リフト(糸のリフト)40本
1,148,000900,000819,000傷のつかない固定型糸リフト(糸のリフト)追加2本
25,00021,00020,000
GBCフェイスリフト
975,000740,000645,000645,000GBCフェイスリフト+ほほ・アゴ下精密脂肪吸引
1,293,000981,000865,000865,000
GBCフェイスネックリフト
1,175,000938,000853,000853,000
![鼻のヒアルロン酸の失敗例](https://global-beauty-clinic.com/gbc2020/wp-content/uploads/2024/06/a60698890d23ebe99021e8d12551e9fd-300x225.png)
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