効果的な若返りに必要な3つのポイント
さまざまな「老け顔」の要因から、目の下のクマと顔のたるみを取り除くことが最も効率よく若々しい印象を与えることができます。
そこで問題となるのが、どのように改善するかです。
インターネットでクマやたるみのなくし方を検索すると、自分でできるマッサージやエステ、生活習慣など、実に多くの方法が出てきます。
しかし、どんな方法を使っても、生きている以上老化を完全に止めることはできません。
進行するものである限り、次の3つのポイントが重要だと考えます。
①できるだけ短い時間で=最速 ②できるだけ高い効果を=最強 ③できるだけ長く維持できる=最長 |
この3つのポイントについて詳しくみてみましょう。
①最速
効果があらわれるまでに時間がかかるものはNGです。
例えば、代謝を高めて老化を予防する食事や生活習慣は、長い目で見れば美容に効果的かもしれません。
しかし、その間にも老化は進んでしまいます。
つまり、得られる効果は労力に対して少ないといえますね。
②最強
最近は、ドラッグストアなどで購入できる美容グッズが「プチプラ」だと人気があります。
しかしコストが低い分、目に見えるほどの効果が得られるものではありません。
あるいは、「改善した気分になっているだけ」か「そもそも効果を期待していない」といった人も多いのです。
③最長
では、高価なものであれば高い効果が得られるのでしょうか?
そうとは限りませんよね。
中には一瞬効果を感じるものもありますが、数日中には効果が失われ、購入を繰り返すことに。
そうすればコストパフォーマンスは低くなる一方です。
多くの方が美容液やエステ、美容皮膚科に信頼を寄せていることでしょう。
しかし中には疑問を抱く点も。
予防がメインの美容液やエステ
エイジングケアとして行う最も多い対策は、美容液やクリームなどの基礎化粧品です。
最近は「シミを消すクリーム」や「たるみを引き上げる美容液」など女性の心をくすぐる商品が多数販売されています。
各メーカーが研究を重ね、肌を改善するための成分を配合していますから、それなりの根拠もあるでしょう。
使い続ければ効果を感じられることもあるでしょう。
しかし、即効性、持続性という面で化粧品は力不足と言わざるを得ません。
アプローチできる深さは限られている
化粧品にできるアプローチは皮膚の外側からなので、根本的な原因となっている部分に成分を行き渡らせるのは至難の業。
届くとしても微量ですから、長期的な使用が原則です。
予防のために使用するのであればまだしも、既に進行してしまったたるみやクマに気付いてからクリームや美容液を使い始めたところで、コストパフォーマンスが低い結果となるはずです。
費用と効果を天秤にかけると
加えて、そうした効果のある化粧品は非常に高価です。
1瓶5万円以上するものもありますから、月1本使用したとして年間の費用は60万円以上。
その金額で微々たる効果しかなければ、無駄遣いといわれても仕方ないのではないでしょうか。
雰囲気を味わうエステ
エステで若返ることはできるのでしょうか?
私の答えは「NO」です。
なぜなら、エステサロンには医学的な知識を持った医師がいないからです。
エステティシャンは医師ではない
老化が人体のメカニズムである以上、改善には医学的な知識が必要不可欠です。
例えば、クマには「青クマ」「茶クマ」「黒クマ」など種類があり、それぞれ原因も特徴も異なります。
原因が違えば当然、改善のためのアプローチは違ってきます。
もちろん、リンパや血液の流れ、筋肉の動きなどを勉強しているエステティシャンであれば一定の効果は得られるかもしれません。
しかし、マッサージは根本的な改善ではないため、効果は短時間で消滅します。
エステで得られる効果
また、エステサロンで使用している基礎化粧品が特別なものなのであれば、エステ終了後の肌は水分をたっぷりと含み、若さを取り戻したような気分になるでしょう。
しかし、帰宅後はいつもの化粧品を使うので、効果はその日限りとなるのです。
ただ、金銭的な余裕があって頻繁に通うことができれば、健康的な肌をキープできますし、エステ後のゆったりとした特別な空間を味わうことでストレスからも解放されることでしょう。
老化現象はストレスにも影響されるので、劇的な変化は得られないとしても、若さを保つ要因の一つにはなるのかもしれません。
まとめ
若返りにはたくさんの改善策があります。
その中でも、今回ご紹介した3つのポイント「①最速②最強③最長」が重要だと考えています。
老化は誰に対しても容赦なくやってきます。
高級化粧品や高級エステも、既に進行してしまったクマやたるみに対しては持続的な効果はあまり期待できないでしょう。
これらを使用する場合は、改善目的ではなく、予防目的や現状維持という意識で使用する方が賢明なのではないでしょうか?