僕の人生で「覚悟」を決めた瞬間
2023.10.11

美容外科医が人生で「覚悟」を決めた瞬間

最近は美容整形や若返りの美容整形がより身近なものになりつつあります。

そこで今回は私が美容外科医に転身したきっかけ、医師としての考え方についてお話します。

医師になったきっかけ

私が医師になろうと決意したのは中学生の時です。

人生を賭ける仕事なら、やりがいがあり、人の役に立てるものをと考え、医師になることを決意したのです。

医師としての経験は心臓外科医からスタートしました。

仕事はとてもハードでしたが、幸いにも恵まれた環境で、高度な技術を習得する日々はとても充実していました。

唯一悩んでいたこと

唯一の悩みは視力が非常に低かったことです。

両目の視力は0.01で、コンタクトレンズやメガネが欠かせない状態でした。

そこである時、思い切ってレーシック手術を受けることにしたのです。

わたし自身も外科医ですから、安全性についてしっかり勉強をしてから手術を受けました。

すると、それまで0.01程度だった視力が1.5まで回復したのです。

レーシック手術で変わった世界

視力が回復したことで、世界は一変しました。

朝は起きた瞬間から周囲が明るく輝き、コンタクトやメガネを装着する煩わしさからも解放されました。

毎日を快適に過ごせるようになったのです。

まだ若く健康な自分が手術を受けたことで、これから数十年の人生が激変するのかと感動しました。

美容外科医への転身

外科医

このことがきっかけで、医療によってコンプレックスや悩みが解消され、人生の質が高まり、さらに幸福な時間を過ごす手助けができると気付いたのです。

そして、疾患部分だけを治療する心臓外科医ではなく、お客様の気持ちに寄り添い最適な方法を提供できる美容外科の医師になりたいと思うようになりました。

加えて、美容外科は基本的に健康上問題がない人が対象であり、人生をプラスにするものです。

プラスの治療である美容整形

治療を受けたことで

未来が開けた」「幸せをつかんだ」「周囲の評価が好転した」

といった方が多くいらっしゃいます。

人生の質が高まり生きる喜びが増す…

プラスの治療がもたらす価値は、素晴らしい芸術に触れて完成を磨くことや知識を身につけるために勉強をするといったものと同等だとさえ感じます。

美容外科医の使命

プラスの治療である以上、施術によってマイナスの価値が生まれることは許されません。

ですから、内科をはじめとする一般的な診療科よりも、さらに高い技術や知識が要求される分野であることに違いありません。

私にとってその高い要求こそが、自分の生きる道だと感じられ、美容外科の世界に飛び込む決意ができたのです。

大切にしていること

私が日々の仕事で最も大切にしていることは常に向上心を持ち続け、努力を怠らないこと。

日々の努力があるからこそ、少ないチャンスを生かすことができるのだと思います。

心臓外科医から美容外科医になると決めたときも、別の道に進むからには絶対トップを目指そうと誓ったことを覚えています。

ですから、これまで常に全力でチャレンジし続けることができたのです。

さらに良いものを求めて

美容外科は全くの素人からスタートしたわけですが、先輩ドクターの技術は全て吸収したうえで自分の工夫を加え、さらに良い手術法を研究しました。

経験を積むごとに、自分の成長が実感できることは楽しく、さらに上を目指すモチベーションとなっていきました。

周囲からは「なぜそんなに向上心が強いのか」と不思議がられることもありますが、極度の負けず嫌いだということもあるのでしょう。

ただし、周囲の人と競争しているわけではなく、一番の敵は自分自身

過去の自分には絶対に負けたくないというのが信条です。

敵は過去の自分

過去の自分に負けないように努力を続ければ自然と成長していきますし、成長するとまた新しい世界が見えてきます。

するとまたさらに上の目標が見えてくるので終わりがありません。

つまり、私は一生満足することがないのかもしれません。

覚悟を決める瞬間

努力を続けると、勝負に出るような転機にも覚悟を決めて立ち向かうことができます。

私にとっては大学受験、医師国家試験、美容外科医に転身したとき、独立してクリニックを立ち上げたとき…

それらがすべて転機である「覚悟」を決めた瞬間でもありました。

私は、覚悟をすることは自分の選択に責任を持つことだと思っています。

日常でも覚悟の瞬間はたくさんあります。

日々の手術もその一つ一つに大きな責任があり、お客様の人生がかかっています。

ですから、真剣な覚悟をもって望まなければなりません。

最善の施術を選択して決定し、その結果にすべて責任を持つ。

そうした覚悟の積み重ねが、今の自分を作っているように思えてなりません。

座右の銘

私の人生の座右の銘は「人生一度しかない」です。

覚悟を決めてチャレンジをすると必ず次の糧となる何かを得られますし、自分自身の成長につながります。

一方、何もしなければ何も得ることはできません。

やって失敗した時の後悔よりも、やらなかった後悔の方が大きいはず。

だから失敗を恐れずにやってみたいことにはトライする勇気を大切に、一度きりの人生を精一杯生きたいと思うのです。

人生に失敗の経験はない

成功への経験と学習の体験

尊敬する人の言葉に

「人生に失敗の経験はない。あるのは成功の経験と学習の体験のみである」

というものがあります。

一時的には失敗して後悔する瞬間があるかもしれませんが、それは次のステップへの学習体験にすぎないのです。

美容外科で行う治療は、お客様の一度しかない人生に多くの光が当たるお手伝いをすることだと思っています。

若返りの施術はまさにその第一線といえるでしょう。

加齢とともに気力や体力を失いつつある人が、外見的な若さや美しさを取り戻すことで、もう一度熱くパワフルな自分を思い出すことができると信じています。

まとめ

美容整形手術に対して抵抗を感じるという方も少なくありません。

しかし、覚悟を決めて未来への選択をしたのであれば、私も全力でお手伝いします。

美容医療を通じて一人でも多くの方が自分に自信を持って前向きな人生が送れることを祈っています。

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