上手い言葉にだまされない!キャリアには「センス」も重要だから
2023.9.15

「医師の年数=手術がうまい」というわけではない?信用できる医者の定義とは?

みなさんは美容クリニックを探すとき、まず何をしますか?

多くの方はインターネット検索、SNS、口コミサイトを見ることでしょう。

Webサイトの情報を簡単に見ることのできる現代は、どの業界でもWebサイトには力を入れています。

では、一体何をどこまで信用すればよいのでしょうか?

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【美人の条件】VOL21 医師のキャリア。症例数が多い医師に注目してみよう美人は鼻で決まるチャンネルVOL21 医師のキャリア医師のキャリア年数と手術が上手いは比例しないこともある。では上手い医師とそうでない医師はどのように見分ければよいのか…?鼻整形年間1,000件以上の美容外科医杉崎裕斗がわかり易く解説。

美容クリニックのWebサイト

美容皮膚科、美容外科といった美容クリニック。

どのクリニックのWebサイトにもたくさんの宣伝文句が並べられています。

「キャリア10年のベテラン医師が執刀」
経験豊富なドクターが手術を担当」

このように、キャリアや経験を宣伝する言葉を目にしたことはありませんか?



美容クリニックに限らず、美容室やサロンでも同様です。

20年のベテランではあるものの髪型や服装が時代遅れの美容師、2~3年の若手ではあるものの最新のトレンドを知り尽くしている美容師。

みなさんはどちらを指名しますか?

医師のキャリアと技術

「キャリアの長いベテラン医師なら技術面においても安心」
若手は不安だ」

と考える人がほとんどでしょう。

残念ながら、ここでいうキャリア年数は「手術がうまい」こととは全く比例しません

文章・どのような手術を
・どのくらいおこなっていて
・どのような結果を残しているのか


このような詳細は宣伝文句からは見えてきません。

どういうことなのか、スポーツの世界に例えてみましょう。

プロ野球の例

★ドラフト1位指名で入団したルーキー
★プロ20年目のベテラン選手


2名の選手のうち、どちらの技術が上だと思いますか?

身体が資本となるスポーツの世界では、持って生まれた体格、才能、センスの違いはキャリアを超えた実力となり、結果に現れます。



例えば、甲子園で素晴らしい結果を残し、

「怪物」「10年に1人の逸材

と呼ばれ、入団1年目から驚くべき成績を上げる若手選手もいます。



一方、長年鳴かず飛ばずの結果でどうにかプロを続けているベテラン選手も。

経験年数やキャリアは実力や結果とは比例しないのです。

美容外科医の場合

医師にも皮膚科医、眼科医、精神科医、小児科医とさまざまな分野の専門家がいます。

その中でも手術を行う外科医の場合、医師の中でも身体が資本といえます。

そのため、技術力には生まれ持ったセンスが伴うのです。

ベテラン医師の10年後
若手医師の10年後

例えば、年間100件こなすベテラン医師と、年間1000件こなす若手医師を比べてみましょう。

年間100件こなすベテラン医師の場合、10年間で1000件の手術を行うことになります。

後者の若手医師は、たった1年でベテラン医師と同じだけの経験を積み、技術を磨いていくのです。

では、なぜこのような症例数の差が生まれるのでしょうか?

症例数に差が生じる理由

年間の症例数に差が出るわけは、技術力の違いにあります。

技術のある医師、技術のない医師を比較してみましょう。

技術のある医師

技術のある医師は手術で良い結果を残せます。

誰の目にも素晴らしいと感じる症例を掲載できればおのずと口コミも広がりますよね。

さらに、良い結果を得たお客様からの紹介も増え、「この医師に執刀してもらいたい」という友人や知人が来院します。



その結果さらに症例が増え、来院数が増え、その医師を求めて全国からお客様が集まります。

たとえ若手であっても指名の途切れない人気と実力を兼ね備えた医師に育っていくのです。

技術のない医師

良い結果を残せない医師は、集客のための宣伝文句が「キャリア年数」しかありません。

下手な手術結果を披露したところでお客様は集まりません。

もちろん、症例数が少ないので、技術の向上も見込めません。

残念ながら、医師の技術の差はスポーツの世界同様、努力だけでは補えない持って生まれた才能とセンスに大きく左右されてしまうのです。

良い医師の特徴

技術のある医師の多くは、真似することが非常にうまい人たちです。

運動神経の良い人がたいていのスポーツをすこしかじっただけでうまくこなすのと同様、立ち会った手術で見た技術をそっくりそのまま再現できる高い能力を持っています。



人類の文明は、先人の残した技術を真似することで発展してきました。

オリンピックの世界記録が伸びて新しい技が生まれるのも、過去の人たちが完成させた技術や練習方法をもとに改良を続けたから。

しかし、誰もが過去の成果を真似できるわけではありません。

真似の上手い人がさらにブラッシュアップを重ねることで「世界初」や「世界新」が誕生するのです。

美的センスのある医師

女医 腕

どの業界においても年数を積んでいれば安心感はあります。

美容外科医に関してはどうでしょうか?

経験年数が長いからといって美的センスがあるわけではありません。

時代やトレンドに合った仕上がりにできるかどうか、日本国内で大多数が美しいと思える仕上がりになるかどうか…

ホームページやSNSの症例写真をチェックして、仕上がりが自分好みかどうかをチェックしておくと良いでしょう。

外科医に必要な要素

外科医の場合は特に指先の感覚が非常に大事です。

医師としてはより多くの知識を持つことも重要ですが、

・先輩医師の手術の真似が上手
・自分の指の感覚を大事にする
・経験したことをいつまでも覚えている


これらが揃うことで生まれ持ったセンスは一層磨かれていきます。



草野球を30年続けていてもプロ野球選手にはなれないですよね。

キャリア年数と手術の技術は比例するものではないのです。

まとめ

美容クリニックを選ぶ際、ホームページやSNSをチェックする方がほとんどでしょう。

しかし、「経験豊富」や「キャリア年数」といったポイントを売りにした宣伝文句に騙されないようにくれぐれもご注意ください。

キャリアがある=技術力が高い
若い医師=技術力に欠けている

とは限りません。



医師の腕を見極めるためには、どのくらいの期間でどれだけの手術を行ってきたか、という点に注目してみてください。

キャリアが長くても技術のない医師はいますし、若手でも技術やセンスを持った医師もいます。

医師を見極めることは非常に難しいことですが、「症例数」や「実績」をしっかりと確認し、クリニック選びを行ってください。

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