こんなはずでは…でも!美しさの挑戦、再び!
2022.12.16

鼻整形手術の具体的方法~鼻尖形成術の修正手術~

鼻整形

今回は、他院で鼻の整形手術を受けた方の症例を挙げながら、当院での他院修正や対処法についてご紹介します。理想の鼻にするために一大決心をして受ける整形手術。技術やセンスがある医師なのかどうかを見極めることが大切です。

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【美人の条件】VOL20 鼻先の修正手術。鼻尖形成・鼻翼縮小・鼻尖部軟骨移植を解説移植した軟骨の位置がズレていた移植した軟骨の量が少なく、鼻先の高さが出ない皮下脂肪の除去の仕方が不十分で、鼻先が丸いまま患者さんの鼻の状態に反する、不適切な手術がされていた医師の技術の低さからか、ムダな傷跡が残ってしまった鼻尖軟骨を切除しすぎていたため、満足のいく鼻の形になっていない

鼻手術の他院トラブルに対する当院の修正方法

他院修正

鼻尖形成術は、鼻の中の脂肪や軟骨の除去や鼻の軟骨の縫合により鼻を細くしたり、自分の耳の軟骨を移植することにより鼻先に高さを出し丸みを目立たなくさせたりする方法です。

しかし実際のところ、他院での鼻尖形成術などに満足いく結果が出ず当院鼻の修正を依頼してこられるお客様も、意外と多いです。

例を挙げてみると、

・移植した軟骨の位置がズレていた
・移植した軟骨の量が少なく、鼻先の高さが出ない
・皮下脂肪の除去の仕方が不十分で、鼻先が丸いまま
・鼻の状態に反する、不適切な手術がされていた
・医師の技術の低さからか、ムダな傷跡が残ってしまった
・鼻尖軟骨を切除しすぎていたため、満足のいく鼻の形になっていない


などがあります。

では、実際の症例をいくつか挙げてみましょう。

《症例1》34歳 女性 営業職

鼻先が低くて丸い、というコンプレックスをもっており、鼻先を高くしたいと願う女性。

Aクリニックで『軟骨移植手術』を受けたが、鼻筋がまっすぐではなく、鼻尖部がわずかに右へ曲がっている状態で、十分な高さも無い

鼻筋をまっすぐにして、鼻先を高くしてほしいと来院。

鼻先の曲がりの対処法

詳しく診察したところ、このケースでは、移植した軟骨がまっすぐに挿入されておらず、わずかではありますが、歪んだ状態になっていました。

また、軟骨のサイズ自体も少し小さく、鼻尖部の高さを出すまでの効果はなさそうでした。

このケースは、他院での手術後あまり日にちが経っていなかったので、軟骨を一度取り出し、再度入れ直すことにしました。


このケースでは上手くいきましたが、場合によっては取りだした軟骨が使えないこともあります。

その場合は、再度耳から軟骨を採取してから移植する『鼻尖部軟骨移植』を、改めて行う必要があります。

《症例2》25歳 女性 飲食業

丸い団子鼻が気になるということで、Bクリニックで手術をした。

鼻尖部周囲の皮下脂肪を除去する手術を受けた後、皮膚にへこみが残ってしまった。

このへこみをなくしてほしいと来院。

鼻先の皮膚のへこみの対処法

この方は全体的にまだ丸みがあったため、再度、脂肪切除を行い、鼻尖部の状態を整えました。

その後「鼻をもう少し高くしてほしい」とおっしゃっていましたので、数か月後に改めて、プロテーゼを挿入することにしました。

《症例3》21歳 女性 販売業

鼻の穴が目立ち、小鼻が気になるということで、Cクリニックで鼻先の軟骨を縫い合わせる手術(鼻尖縮小術)を受けたが、鼻尖部が「指でつまんだような形」になってしまった。

何とかしたいのだが、Cクリニックにもう一度行くのはイヤなので、ここ(当院)で何とかしてほしい、と来院。

鼻の形の改善方法と、鼻の穴および小鼻の広がりを目立たなくさせる方法

カウンセリングの結果この方は、複数の術式を組み合わせて行うことになりました。

まずは、Cクリニックで行った鼻尖縮小術で、鼻先の軟骨を縛っている糸を外しました。

その後、『プロテーゼ隆鼻術』で鼻筋をスッキリと整え、さらに鼻の穴と小鼻の広がりを抑えるため、『鼻尖形成術』『鼻尖部軟骨移植』と 『鼻翼縮小術』とを、合わせて行いました。

《症例4》29歳 女性 看護師

看護師

鼻先が上を向いていて高さも低いため、高さや長さを出してスッキリした鼻になりたいと思い、Dクリニックでプロテーゼ挿入術を受けた。

さらに、鼻先に軟骨を移植する『鼻尖部軟骨移植』も行っていた。

しかし、術後まもなくから鼻に違和感があり、鼻先もほとんど効果が見られない。

鼻先が短い、鼻先が低い鼻への対処法

まずは、Dクリニックで挿入していた、プロテーゼを取り除きました。

その後、今度は僕が加工したプロテーゼを用いて、『プロテーゼ降鼻術』を行い、鼻筋をスッとさせることにしました。

さらに、『鼻尖形成術』で鼻先の形を整え、鼻先にしっかりと高さや長さを出すため、『鼻中隔延長術』で鼻筋を伸ばし、鼻先を下向きにしました。


この方も、複数の術式を組み合わせて行うことで、理想の鼻を手に入れることができました。

まとめ

今回は、他院でのずさんともいえる手術の例を挙げながら、当院の対応方法をご紹介しました。

美容整形手術を受けるお客様は、「手術は一度限り」と思って、勇気を出して美容外科クリニックを訪れます。


費用だって、決して手ごろなものではありません。

お客様からすれば、非常に勇気のいる行動だったかもしれません。


それにも関わらず、医師の知識や技術の不足などによりトラブルが発生し、再び手術をしなければ、理想の鼻どころか、元の状態にも戻りません。

金銭面でも倍以上かかることになりますし、精神的にも不安は増す一方です。

美容外科の医師は、お客様のことを真剣に考え、一度の手術で満足のいく鼻をつくり上げるべきだ、というのが僕の信条です。


実際のところ、お客様が納得できる鼻にするには、1つの術式だけで完成できることは少なく、複数の術式を組み合わせていくことで、理想の鼻に近づける場合が多いです。

もちろん、お客様の鼻の状態によっては、1つの術式で納得していただける場合もあります。

しかし、1つの術式だけを強く勧めるクリニックは、むしろ敬遠したほうがよいでしょう。


医師選びのポイントについてまとめたコラムもありますので、参考にしていただいて信頼できる医師を探しましょう。

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