目頭切開でできた凹みのある傷跡を治す方法!修正する際に考えられるリスクも詳しく解説します
2023.5.14

目頭切開でできた凹みのある傷跡を治す方法!修正する際に考えられるリスクも詳しく解説します

ぱっちり二重や大きな目を手に入れるために目頭切開をしてみたものの、凹みのある傷跡ができてしまったという方がいらっしゃいます。

目頭の傷跡が気になるけど同じクリニックに相談しづらい…

別のクリニックに修正治療を申し込んでも良いのだろうか…

そんな不安を抱えている方のために、目頭切開で起こり得る傷跡の種類、治療方法やリスクを詳しくご説明します!

目頭切開で凹み傷ができる原因

どうして目頭切開で凹みのある傷跡ができてしまうのでしょうか?

【傷ができる原因】
・医師の腕
・体質


主にこの2点が考えられます。

医師の腕

手術経験が豊富で腕のいい医師が行った場合、凹みのある傷跡はできにくいといえます。

切開の仕方、縫合の仕方によって術後傷跡になるかきれいに治るかが分かれます。


目頭は特に目立つ部分です。

医師選びは慎重に行いましょう。

体質

例えばアレルギー体質の方は傷跡ができやすい傾向にあります。

術後の傷跡は気になりますよね。

しかし、気になっても触らないでください。



きれいに手を洗っても雑菌は残っています。

感染によって傷の治りが遅くなり凹みにつながる原因になりかねません。

凹んだ傷跡ができると?

目元を美しくするために受けた目頭切開が原因で凹んだ傷が残ってしまっては悲しいですよね。

抜糸をして赤みや腫れがひいても見た目に違和感が残ってしまいます。



また、手術を受けたことがまわりにバレてしまうかもしれません。

傷跡を修正するとなると、身体への負担だけではなく金銭面への負担もかかってきます。

目頭切開自体に高額な費用がかかります。

そのうえ修正手術を受ければ金銭的な負担が辛いですね。

目頭切開による傷跡の例

目頭切開の手術では凹みのある傷跡(陥凹性瘢痕:かんおうせいはんこん)以外にも傷跡ができてしまう可能性があります。

せっかくの美容整形ですから傷跡は残したくないですよね。

どのような傷跡ができる可能性があるのか、簡単に見てみましょう。

引きつれたような傷跡

「三日月型切開法」と呼ばれる目頭切開術を行ったときにできやすいのが引きつれです。

三日月型切開法は傷跡が残りやすいというデメリットがあるので、採用している医師は少数派になっています。

最近では引きつれが起こりにくい「W法」や「Z法」、「リドレープ法」が多く使われています。



当院ではリドレープ法をさらに進化させた「GBC式目頭切開」も行っています。

このように、引きつれたような傷跡は医師の技術力次第で回避できる問題といえます。

ケロイド

体質によってはケロイド状の傷跡ができやすくなります。

ケロイド体質の場合、怪我ややけどをすると赤く盛り上がったような傷跡ができます。

手術を受けた場合も同様に赤く盛り上がった傷跡ができる可能性があります。



市販のケロイド用軟膏などもありますが、悪化する可能性があるのでまずは医師にご相談ください。

ケロイド状の傷跡を残さないためには事前の医師とのカウンセリングが重要です。

目頭切開による傷跡の修正方法

もし目頭切開によって凹みのある傷跡ができてしまっても心配する必要はありません。

正しく修正治療を受けることで目立たなくすることが可能なのです。

それでは修正治療にはどのようなものがあるか、順番に見ていきましょう!

脂肪注入

凹んでしまった部分に脂肪を注入し、凹凸を滑らかにします。

あまり時間がかからない治療法なのでまわりにバレずにできる治療法といえます。


注入する脂肪は自家組織から作ることができます。

ご自身の皮下脂肪を採取し、血液や老廃物を除去することで「ナノCRF」と呼ばれる脂肪ができます。


ナノCRFは主にしわやたるみの治療に用いられます。

目頭切開でできてしまった凹み傷にも効果的で、ダウンタイムも短く済みます。

しかし、腹部や太ももから皮下脂肪を採取し分離に手間がかかるという点がデメリットですね。

切除縫合法

凹んでいる傷跡を切り取り、再度繋ぎ合わせるという方法です。

もう一度縫合しなおすといった術式なので、凹んだ傷跡だけでなくひきつれた傷跡にも有効です。

一般的に切除縫合法では「Z型形成」や「W型形成」で手術を行います。



なお、切除縫合法では傷跡を完全になくすというよりも目立たなくするという修正方法とされています。

そのため目立たなくするという方針に納得できない方、再び体にメスを入れることに抵抗がある方にはおすすめできません。

ステロイド注入

凹みのある傷跡だけではなくケロイドになってしまった場合にも有効なのがステロイドの注入です。

脂肪注入と同様に傷跡部分に直接ステロイド剤を注入します。

メスを入れずに注射によって治療を行うので、精神的・金銭的負担が少なく済みます。



しかし月1回のペースで治療を受ける必要があります。

効果が出るまでの期間が長いことがデメリットですね。

また、中にはステロイド剤が合わない方も。

毛細血管が浮き出てしまったり傷口がさらに凹んでしまうリスクもあるので注意が必要です。

蒙古襞形成

目頭切開は蒙古襞(もうこひだ)を切除し目を大きく見せる手術です。

しかし、切除しすぎてしまった場合は蒙古襞形成を行い蒙古襞を作り直します。

つまり目頭切開を行う前の状態に近づけるのが蒙古襞形成です。



蒙古襞形成には「逆Z法」「V-X法」などがあります。

目と目が近づきすぎてしまった場合に用いられることが多いです。

凹みのある傷跡部分を隠す治療にも用いられています。



しかし、再びメスを入れて目元を形成するため、前回よりも腕の良い医師を選ぶことが絶対条件です。

そのため、蒙古襞形成が得意な医師探しに時間がとられてしまいます。

また、必ずしも傷跡部分だけが治るのではなく、末広型二重だった目元が平行型二重になってしまうリスクもあります。

傷跡修正で考えられるリスク

目頭切開にリスクがあるように、傷跡修正にもリスクが伴います。

どのようなリスクを考えておくべきなのか、事前に知っておいてくださいね。

まわりにバレる

目元の印象が何度も変わったら周囲に美容整形をしたとすぐにばれてしまいます。

目頭切開、修正手術を繰り返した場合どうしても目元に違和感が出てしまいます。


どんなにメイクやメガネで隠したとしても気付かれてしまいます。

隠す必要がない方は問題ありませんが、まわりに内緒で美容クリニックに通っている方には大きなリスクになってしまいますね。

感染症

同じ場所に何度もメスを入れると、身体に大きな負担がかかってしまいます。

目頭切開、その修正手術のために2回メスを入れたとしましょう。

すると当然目元への負担が大きくなり、傷口が感染しやすくなってしまいます。



なお、どんな手術でも同意書を提出します。

そこには「感染症にかかるリスクを理解しています」といった意味合いの文言があるのです。



傷跡の修正手術後に感染症にかかってしまった場合はクリニックから抗生物質などの治療薬が処方されます。

しかし、目元やまぶたの腫れが長引く可能性があります。

目の健康にも決して良いことではありません。

内出血

同じ場所に何度もメスを入れると内出血を起こしやすくなります。

内出血はメイクではなかなか隠し切れません。

美容整形がバレてしまう原因となってしまいます。



また、治療後目の腫れがひくまで時間がかかるといった問題も生じます。

感染症と同様、目への負担が大きくなるので事前の体調管理、術後の衛生管理は徹底しましょう。

瘢痕(はんこん)

凹みのある傷跡を修正するための治療ですが、医師の腕によっては傷跡が増えるだけになってしまうかもしれません。

傷跡が増えるとそれだけ修正手術の難易度は上がります。

経験豊富で腕の良い「名医」と呼ばれる医師を探すことがリスク回避への近道ですよ!



しかし腕の良い人気ドクターは予約が埋まってしまっている可能性があります。

また遠方のクリニックとなると通いづらいですよね。

しかし、傷跡修正のリスクや金銭的な負担を考えれば、時間がかかっても信頼のできる名医に依頼するのがベストではないでしょうか?

目頭切開の傷跡の修正治療にかかる費用

修正手術がうまくいくかどうかも気になりますが、費用も気になりますよね。

【平均的な相場(両目)】
・目頭切開:20~30万円台
・蒙古襞形成:50万円前後
・切除縫合法:10万円前後


このような金額です。

医師によっては脂肪注入を併用したり別の施術と組み合わせることがあります。

目元の状態によっては適する術式も異なるので、費用には個人差がでます。

たいていは相場よりも高くなると思っておいてください。



さらに修正手術や修正治療を他院で受ける場合は費用は変動します。

目頭切開のアフターケアを無料で行っているクリニックもあるので、目頭切開を受ける際はアフターケアの有無にも注目しておくと良いかもしれません。

目頭切開で凹みのある傷跡ができてしまったら?

目元は顔のパーツの中でもよく見られる場所です。

自分でも気になりやすい部分ですよね。

だからこそ、目頭切開で傷跡が残ってしまったら他のどの部分の傷よりも気になってしまいます。

修正手術を検討する時期

術後すぐや抜糸後は腫れや赤みが出る可能性があります。

目頭切開後少なくとも半年は経過観察を行ってください。

半年経っても凹みのある傷跡が治らない場合は修正治療の相談をしましょう。

相談するクリニック

修正治療を検討している方は目頭切開を受けたクリニックに行くべきか悩む方もいるはずです。

しかし、傷跡ができる原因の一つに担当した医師の技術力不足が考えられます。

担当医の言動や経歴、治療方針に不安を覚えた場合は他のクリニックを探してみてください。



目頭切開を受けたクリニックのアフターケアを受けられるのであれば費用も時間も短縮できます。

しかし、また同じ結果になってしまうリスクもあります。

まずは他院修正を快く引き受けてくれるクリニックを探し、カウンセリングを受けてみてくださいね。

他院修正ならグローバルビューティークリニックへ

目頭切開でできた傷跡の修正を検討している方は是非カウンセリングにお越しください。

当院では傷跡が目立ちにくい目頭切開、目頭切開の傷跡修正を行っています。

術後のアフターフォローもしっかりと行っているのでお気軽にご相談ください。

まとめ

今回は目頭切開の傷跡修正・他院修正についてご紹介しました。

せっかく受けた美容整形で傷跡が残ってしまったらショックですよね。

ご紹介した傷跡の特徴がある方は一度クリニックに相談してみることをおすすめします。

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