団子鼻を治す美容整形!施術方法や費用相場も詳しくご紹介します
2024.10.1

団子鼻を治す美容整形!施術方法や費用相場も詳しくご紹介します

団子鼻は日本人に多く、鼻先の丸さや低さにコンプレックスを抱いている方が多くいらっしゃいます。

今回は団子鼻とは何なのか、解消方法としてあげられるメイクや美容整形についてご紹介します。

さらに、団子鼻を治す美容整形の費用相場もご紹介します。

団子鼻の特徴

鼻をつまむ女性

鼻先が丸みを帯び、低く見える団子鼻

小鼻の広がりもあるとニンニク鼻、鼻先が上を向いて鼻の穴が気になればブタ鼻とも呼ばれます。

日本人は遺伝的な要素もあり、団子鼻であることが多いです。

では、団子鼻の原因とは何なのでしょうか?

・皮膚が厚く硬い
・鼻先に脂肪がつきやすい
・鼻翼軟骨が広がっている など

日本人はこのような鼻の特徴を持つ方が多いです。

可愛らしくもみえる団子鼻ですが、美しさを求める方にとってはデメリットとなってしまいます。

シュッと通った鼻筋が美鼻の条件にもあることから、スッキリとした高さのある鼻に憧れますよね。

団子鼻のパターン

・鼻先が膨らんでいる
・鼻先の幅が広い

団子鼻は大きく分けるとこの2種類に分かれます。

鼻は、鼻翼軟骨(びよくなんこつ)と呼ばれる軟骨があり、その上に脂肪と皮膚がかぶさっています。

鼻先が団子のように膨らむのは、鼻翼軟骨の上にある脂肪や皮膚が厚くなるためです。

また、鼻翼軟骨の中央部分が離れて左右に分かれると、鼻先の幅が広がります。

鼻の軟骨は柔らかいため、厚くなった脂肪や皮膚に押しつぶされて団子鼻に近づくのです。

団子鼻の印象

鼻は顔の中でも高さのあるパーツなので、顔を見た時に視線がいきやすい部分です。

鼻先が低くて丸いと、「可愛らしい」「親しみやすい」というイメージを抱きやすいです。

一方で、低い鼻はメリハリがなく見えるため、のっぺりとした印象を与えることも。

高くてシャープな鼻のように「美しい」「キレイ」「クール」といった印象からは遠ざかってしまいます。

子供のころは団子鼻が可愛く見えても、大人になるにつれ「野暮ったい」「幼い」といった印象に変わり、コンプレックスを抱いてしまう方が多くいらっしゃいます。

団子鼻の原因

・鼻翼軟骨の形
・皮下脂肪の大きさ
・皮膚の厚さ

鼻を構成する軟骨や皮下脂肪、皮膚のいずれかが原因で団子鼻のようになります。

中にはいくつもの原因が重なって団子鼻となっている方も。

団子鼻の原因となり得る3つの項目を順番にみていきましょう。

鼻翼軟骨の形

鼻の各軟骨の名称

1つ目の原因は鼻翼軟骨の形です。

鼻骨や軟骨が組み合わさって構成される鼻。

鼻翼軟骨もその一つで、鼻の形や高さを決める重要なパーツなのです。



鼻筋を指で上から下にスッと撫でてみてください。

上の方は硬い骨ですが、途中から柔らかい骨に変化していることが分かると思います。

この柔らかい部分が鼻翼軟骨です。

鼻翼軟骨の特徴

鼻翼軟骨は中心部から左右2枚に分かれています。

団子鼻の場合、鼻翼軟骨が左右に大きく開いているので鼻先に高さがありません。

鼻の高い西洋人や欧米人の鼻翼軟骨は、日本人と違って頑強な柱のような形をしています。

しっかりとした形の鼻翼軟骨が鼻を支えているので、シャープで高い鼻になっているのです。

つまり、鼻翼軟骨は、鼻の形や高さを左右する重要な軟骨なのです。

皮下脂肪・皮膚の大きさ

軟部組織と呼ばれる皮下脂肪も団子鼻の原因の一つです。

鼻先は鼻翼軟骨の上に軟部組織、その上に皮膚といった構造をしています。

鼻翼軟骨が広がっていると、脂肪や皮膚がかぶさる面積が通常よりも大きくなります。

さらに、左右に広がった鼻翼軟骨の上に軟部組織が乗っかっているので、鼻先が丸く広がってみえるのです。

団子鼻を治す方法

団子鼻の解消方法には自宅で手軽にできるものから、美容クリニックで受ける美容整形までさまざまです。

まずは手軽に行える方法や団子鼻解消グッズをご紹介します。

メイク

毎日のメイクに立体感を足すことで団子鼻が目立たなくなります。

メイクで団子鼻を解消するためには、ハイライトやシェーディングのコントラストを上手に使う必要があるので技術が要ります。

動画サイトを見ながら研究してみてくださいね。

マッサージ

①目頭のくぼんだ部分をグリグリとマッサージ
②鼻骨の先をグリグリとまわしながらマッサージ
③鼻骨をつまんで上に持ち上げる
④小鼻の凹んだ部分をグリグリと回しながらマッサージ

この4つの工程を1日に3セットほど、毎日行うことで団子鼻の改善につながります。

1セット5分ほどで完了するので、入浴前や寝る前などのスキマ時間で挑戦してみてください。

ただし、摩擦で肌に負担がかかるので、マッサージオイルやマッサージクリームを塗ってから行いましょう。

また、強く押しすぎると鼻骨や軟骨、皮膚に負担がかかってしまいます。

気持ちいいと感じる程度の弱い力でマッサージするようにしてください。

ノーズクリップ

団子鼻解消グッズとして人気があるのがノーズクリップですね。

最近はただ挟むだけではなく、電気を流してトレーニング効果のある商品まで見かけます。

ノーズクリップは横に広がっている鼻を上に持ち上げてくれるので、毎日継続することで若干の効果が感じられます。

シリコン素材でできた柔らかい部分を鼻に当てて1日15~30分ほど挟んでみてください。

ドラッグストアでも1,000円ほどで購入できるので、手軽に試せる方法ですね。

自力で団子鼻を治すリスク

マッサージやノーズクリップで団子鼻を治す方法をご紹介しましたが、やり方を間違えるととても危険です。

ローコストで手軽にできるものではありますが、次のような点に注意しましょう。

鼻骨や軟骨の変形

マッサージのやり方やノーズクリップの使い方を誤ると、鼻骨や軟骨や歪んだり変形したりします。

「そんなはずはない」

と思うかもしれませんが、鼻の骨は思っているよりもずっと弱いです。

軽くぶつけただけで骨折してしまうことは多々ありますし、骨折に気づかないこともあります。

色素沈着や湿疹

強い力で鼻を押したり、肌が乾燥した状態でマッサージを行ったりすると、肌トラブルを引き起こすリスクがあります。

色素沈着や湿疹ができる可能性があるので、やりすぎや間違ったやり方には注意が必要です。

団子鼻解消は美容クリニックに相談

これまで、自力で団子鼻を治す方法やリスクをご紹介してきましたが、最も効果的に団子鼻を治すには美容整形が一番ではないでしょうか?

ここでは美容整形で団子鼻を解消する方法や、治療にかかるおおよその費用をご紹介します。

◆鼻尖形成

鼻尖形成とは鼻先の形や高さ、向きを整える手術です。団子鼻に悩む方に適した鼻整形ですよ。

具体的な手術方法は次の通りです。

①鼻の皮膚を切開する
②軟骨と皮膚の間にある余分な脂肪を取り除く
③鼻翼軟骨の間にある不要な組織を取り除く
④鼻翼軟骨の形を整える
⑤場合によっては軟骨移植を行う
⑥左右の鼻翼軟骨を中央に寄せ縫合する
⑦皮膚を縫合する

鼻尖形成はオープン法クローズ法で行います。

オープン法を選択すると鼻柱を切開するので、術後の傷跡が不安だという方は鼻の穴の中を切開して行うクローズ法をおすすめします。

◆切らない鼻尖形成術(糸によるプチ形成)

メスを使った手術に抵抗のある方に人気のある鼻先のプチ整形。

糸を使って行う方法で、施術時間とダウンタイムが短い点がメリットですね。

しかし、効果が期待できないうえに後戻りしやすいことから当院ではおすすめしていません。

◆ボトックス注射

鼻へのボトックス注射にはいくつか方法があります。


1つ目は、鼻を下方向に下げる筋肉「鼻中隔下制筋」に注射して鼻を高く見せる方法です。

鼻先の低さや丸さに悩みのある方におすすめの方法です。


2つ目は、鼻の穴を動かす筋肉「上唇鼻翼挙筋」に注射して小鼻の広がりを抑える方法です。

笑った時に広がる鼻の穴が気になる方、鼻の穴の大きさに悩みを持つ方におすすめの方法です。



短時間で完了するボトックス注射ですが、メスを使った手術とは違い効果に期限があります。

3~4か月ほどで効果が薄れてくる点がデメリットといえるでしょう。

また、ボトックスは筋肉に働きかける製剤なので、団子鼻の原因が筋肉でなければ効果は得られません。

団子鼻解消にかかる費用

鼻尖形成の相場は30~60万円ほど。クリニックによって術式や切開部位が異なります。

切らない鼻尖形成術は20~30万円ほど、ボトックス注射2~4万円ほどが相場です。

いずれもクリニックによって大幅に金額が異なります。

施術を検討中の方はクリニックにお問い合わせください。

団子鼻を治すときの注意点

ご紹介したように、団子鼻を治す方法はいくつかありますが、施術を受ける場合は事前に注意点を知っておくことが大切です。

・メリット・デメリットを知る
・リスクを理解する
・疑問や不安は医師に伝える

これらのポイントをしっかりと押さえておくようにしましょう。

メリット・デメリットを知る

美容整形は、自己流で団子鼻を治す場合と異なります。

医師がカウンセリングを行い、鼻翼軟骨や脂肪の状態を把握するところから始まります。

団子鼻の原因を突き止め、適切な施術をご案内します。

そのため、団子鼻の解消や悩みの解決につながるのです。



一方でダウンタイムが生じる点や術後の通院が必要な点はデメリットといえますね。

ダウンタイムは個人差がありますが、大きな腫れは1~2週間でおさまります。

手術の3日後にはギプスやテープなどの固定を外すためにご来院いただきます。

その後も、定期的に状態をチェックさせていただくために通院が必要となります。



また、団子鼻を治すために美容整形を受けても、鼻翼軟骨や皮下脂肪の量によっては100%理想の鼻に仕上がるとは限りません。

ですが、理想の鼻に近づくよう、医師が全力を尽くして施術を行います。

美容整形で鼻の悩みをなくすためには、メリット・デメリットをしっかりと把握しておくことが大切です。

リスクを理解する

美容整形にはリスクがつきものです。全くリスクのない施術はありません。

例えば、鼻尖形成(クローズ法)の場合、鼻の穴の中を切開するため傷跡ができます。

さらに、腫れや赤み、出血や内出血、痛みやかゆみを伴う場合もあります。

感染のリスクとも隣り合わせなので、医師の指示に従って術後の生活を送りましょう。

疑問や不安は医師に伝える

団子鼻を治す際、施術方法やダウンタイム、料金やアフターケアなどが気になるでしょう。

生じた疑問や不安は、必ずすべて解決してから施術を受けてください。

納得できていない状態で施術を受ければ、思い通りの仕上がりにならないなど、満足できない結果になりかねません。

当院の医師は美容整形のプロですから、施術に関する知識や経験が豊富です。

分からないことがあれば、どんなに些細なことでも質問してください。

団子鼻を治すなら信頼できる医師に相談しよう

団子鼻の解消法は自力で治す方法、美容整形の2通りがあります。

マッサージやノーズクリップは毎日続けなければ効果が出ません。

さらに、たとえ効果を感じることができても一時的なものにすぎません。

そのため、団子鼻を解消し理想の鼻を手に入れたい方には美容整形がおすすめです。



美容外科はとてもたくさんあるので、どこがいいかわからない、という方も多いでしょう。

美容クリニックでは多くの場合無料カウンセリングを行っています。

まずは医師のカウンセリングを受け、信頼できるクリニック選びから始めると良いですね。

当院では、経験豊富な医師が無料カウンセリングを行っているので、まずはお気軽にご相談ください。

まとめ

今回は団子鼻の原因や解消方法をご紹介しました。

マッサージやノーズクリップでは一時的に団子鼻が解消されるかもしれませんが、やり方を間違えると鼻筋がゆがんだり鼻全体が変形したりしてしまいます。

そのため、団子鼻を治して半永久的に美しい鼻を手に入れたい方には美容整形がおすすめです。

ただし、美容整形にもデメリットやリスクがあるので、しっかりとカウンセリングを受けて、理解し納得した状態で施術に臨んでくださいね。

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