鼻のヒアルロン酸の失敗例
2024.7.26

鼻のヒアルロン酸注射の失敗例は?失敗しないコツをご紹介します!

プチ整形として人気の高い鼻のヒアルロン酸注射

切らずに鼻を高くできるので魅力的ですが、失敗してしまうケースも中にはあるんです。

これからヒアルロン酸注射を受けようと思っている方は、事前にリスクやデメリットについても確認しておきましょう。

失敗しないコツもご紹介しますので、是非参考にしてください。

プチ整形で大人気 鼻のヒアルロン酸注射

鼻のヒアルロン酸注射は、切開しないプチ整形として人気を集めています。

ヒアルロン酸を鼻の根元や鼻先に注入することで、手軽に美しい鼻筋を手に入れることができます。

鼻のラインを整えたい方や鼻を高く見せたい方にオススメですよ。


プチ整形は切開を伴わないため、ダウンタイムが短く済みます。

施術時間も5分~10分ほどとすぐに完了する点がメリット。


しかし、ヒアルロン酸は体内に吸収されてしまう成分なので、効果が長続きしません。

ヒアルロン酸製剤の種類によって異なりますが、効果は長くて1年ほど。多くは3~4か月ほどしか続きません。

定期的に注入してメンテナンスをする必要があります。

鼻のヒアルロン酸注射は失敗も多い

気軽に受けられる人気の施術ではありますが、実は失敗するケースが多いのも事実。

プチ整形だから大きな失敗はないだろう、と軽い気持ちで受けて後悔する方が多い施術の一つでもあります。


これから紹介する失敗例をしっかりと確認し、リスクやデメリットを理解したうえで施術を受けるかどうか決めるようにしてください。

鼻のヒアルロン酸注射の失敗例は?

ほとんどの場合、施術後しばらく時間がたってから気づきます。

周りの人には全く気付かれなくても、自分が違和感を覚えるようであれば、それは成功ではありません。

どのようなケースが失敗例とされているか見ていきましょう。

しこりができてしまった

◆ヒアルロン酸の失敗例
・しこりができた
・ブヨブヨする
・ボコボコする
・段差ができる

こういったケースは周りからも「どうしたの?」と気付かれてしまいます。

しこりができる原因は主に使用したヒアルロン酸製剤の質、医師の腕によるものと思われます。


また、定期的にヒアルロン酸を注入している場合、完全に吸収されずに残った部分がしこりになることも。

いずれにしても、しこりは触らずに様子を見ましょう。

希望した鼻になっていない

なりたい鼻の形を伝えたのにも関わらず、理想の形にならなかった場合は失敗です。

希望の形にならない原因は、ヒアルロン酸の注入量や製剤の種類が不適切だった可能性があります。


医師の技術不足もありますが、カウンセリング時にイメージを100%伝えきれていないと起こり得ます。

明確な希望がある場合はカウンセリング時に写真を見せたり絵に描くなどして伝え残しがないようにしましょう。

仕上がりが不自然

鼻筋が太くなったり盛り上がってしまうとどうしても不自然に見えますよね。

仕上がりが不自然になるのは、注入する箇所を間違えたり注入量が多すぎた可能性があります。

複数回注入を行っている方は、以前のものが残っていたために今回注入する量が増えてしまったのかもしれません。


施術を重ねるごとに鼻筋が太くなり、周りに言われて初めて認識するケースも。

追加注入する際、医師に提示されるヒアルロン酸の量が少ないと不安に思うかもしれません。

しかし、鼻に残っている分と合わさって丁度いい量になることもあります。

左右に流れてしまった

注入したヒアルロン酸が左右に流れてしまうと理想の形になりません。

ヒアルロン酸の質が良くない場合、左右に流れてしまうことがあります。

製剤の種類によっては硬いもの、柔らかいものがあるので、鼻の状態に適したヒアルロン酸製剤を使用してもらいましょう。

鼻のヒアルロン酸注射が失敗する原因

◆失敗する原因
①ヒアルロン酸の量が多すぎる
②適したヒアルロン酸を使用していない
③医師の技術不足

いずれも医師の知識や経験、技術が関係しますが、カウンセリングで防げる失敗もあります。

原因を知ることで失敗しないための方法がわかるかもしれませんよ。

①ヒアルロン酸の量が多すぎる

お客様の鼻の状態や理想の形に合わせてヒアルロン酸の量を調整します。

多すぎると盛り上がったり段差ができたり不自然な仕上がりになってしまうことも。

ヒアルロン酸注射において製剤の量が成功のカギを握っています。

②適したヒアルロン酸を使用していない

ヒアルロン酸製剤には複数の種類があります。

それぞれ特徴や適した部位が異なるので、正しく選んで注入していきましょう。


鼻に使用するヒアルロン酸は、押しつぶされないように硬めの製剤を注入します。

硬めのヒアルロン酸を使用することで鼻の形がしっかりと固定され、時間がたってもキープされやすくなります。


適したヒアルロン酸を使わなかったり、ましてや製剤を薄めて使うようなクリニックだと思うような仕上がりにはなりません。

③医師の技術不足

何よりも重要なのが医師の腕。

ただ注射するだけなのに、技術が要るの?と思う方もいるかもしれません。

しかし、顔全体のバランスを見て微調整しながら少しずつ注入していくので、医師のセンスや技術がとても大切になってきます。



医師の技術力が足りなかったために量が多すぎて不自然になる、量が少なすぎて何も変わらない、なんてことも起こり得ます。

お客様の希望を聞いたうえでどの部分にどのくらい注入したらいいか、判断する力も必要ですね。

理想の鼻にしてもらえそうな医師なのか、経験は豊富なのか、十分な知識や技術はあるのか、こういった部分をカウンセリングで見極めましょう。

ヒアルロン酸注射を失敗したときの対処法

ヒアルロン酸は次第に体内に吸収されて行くので、許容できる違和感であれば時間がたてば自然な状態になる可能性もあります。

しかし、明らかに不自然で違和感がある場合は「修正治療」を受けることもできますよ。修正治療とはヒアルロン酸を溶かす製剤を注入する治療のこと。

注入したヒアルロン酸を自力で溶かすことはできないため、溶解専用の注射を行います。ヒアルロン酸が分解、除去されるので注入前の状態に戻すことができます。

修正治療は難易度が高く、医師の技術力が試されます。

ヒアルロン酸注射で失敗した場合は、修正治療を快く行ってくれる医師に相談しましょう。

鼻のヒアルロン酸注射で失敗しないコツ

事前の準備段階でヒアルロン酸の失敗を防ぐことができるかもしれません。

どのような鼻になりたいのか、自分の鼻のどこがどう嫌なのかを明確にしておくことで医師にイメージを伝えやすくなります。

満足につながる施術が受けられるように、失敗しないポイントをしっかりとおさえておきましょう。

手術歴や持病は事前に伝える

特に顔の手術をしたことがある方は必ず医師に伝えてください。

手術経験があると、ヒアルロン酸注射が原因で塞栓(そくせん)※のリスクが高まります。

※塞栓とは血管に血の塊や細菌、脂肪、空気などが詰まり、血管がふさがれてしまう症状のこと。とても危険な症状です。

また、持病があったり体調が悪いタイミングで施術を受けた場合、重大な影響を起こす可能性があります。

当日の体調不良などがあれば必ずご相談ください。

カウンセリングを大切にする

ヒアルロン酸注射に限らず、美容整形にとってカウンセリングはとても重要な場です。

お客様とのカウンセリングを重ねながら医師は施術方法やデザイン、使用するヒアルロン酸の種類を決めていきます。



カウンセリングで希望を伝えきれなかった場合、医師との間で認識の差が生じることも。

認識が違えば理想通りの仕上がりになることはとても難しいので、カウンセリングでは細かく伝えられるように準備をしておいてください。

信頼できるクリニックを選ぶ

皆さんクリニックはどのように選んでいますか?

家から近いから、料金が安いから、と安易に決めてしまうのはとても危険です。

事前にホームページを見たり、複数のクリニックでカウンセリングを受けるなどして慎重に選びましょう。



その際医師の情報や症例写真はしっかりとチェックしておくべきポイント。

医師の経歴や得意な施術、ヒアルロン酸注射の実績を調べておくと信頼できる医師かどうかが分かります。

高い技術、豊富な知識、対話力、などをリサーチしたうえでクリニックを選びましょう。

鼻のヒアルロン酸注射を成功させたいなら

鼻のヒアルロン酸注射を成功させるためには、事前のリサーチや準備を大切にしましょう。

ただ鼻を高くしたい、と伝えるだけではなかなか理想の形にはなりません。

どのような鼻を高い鼻と思っているのか、自分のなりたい鼻の形を明確化して医師に伝えることができれば理想の鼻に近づく確率がぐっと上がります。



施術を受けるクリニック選びも非常に重要です。

どれだけ正確に医師に伝えられたとしても、医師の技術がなければ実現することができません。

気になるクリニックにカウンセリングに行ってみるのもお勧めですよ。

カウンセリングではそれぞれのクリニックの雰囲気や説明の分かりやすさをチェックすることができます。

必ず理解しておきたいヒアルロン酸注射のリスク

ヒアルロン酸注射には血流障害や神経圧迫を引き起こすリスクがあります。

皮膚の上からでは血管の走行を確認できないため、眼動脈にヒアルロン酸を注入してしまう危険性も。

万が一眼動脈にヒアルロン酸を注入してしまうと、血管にヒアルロン酸が詰まり、眼球への血流が止まってしまいます。

そうなると失明することもあります。



ヒアルロン酸の持続期間は限られているため、ヒアルロン酸注射だけで鼻を高くし続けるには何度も何度も施術を受けなければなりません。

その度にリスクを負うことになるので不安になりませんか?


ヒアルロン酸での鼻整形はお手軽でハードルが低いイメージがありますが、リスクを伴うことを忘れないでください。

まとめ

鼻にヒアルロン酸を注入する施術は気軽に受けられる鼻整形ですね。

しかし仕上がりが不自然、しこりができる、左右に流れる、失明のリスクがある、といった不安要素も多くあります

満足のいく施術が受けられるように、今回ご紹介した知識を是非参考にしてみてください。

当院ではヒアルロン酸注射よりも安全性の高い鼻整形を実施しているので、お気軽にご相談ください。

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