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2024.2.13

鼻プロテーゼの特徴やメリットとは?トラブルの対処法や美容外科の選び方もご紹介します!

「鼻を高くしたい」「鼻筋を通したい」「離れ目を解消したい」

このようなお悩みには鼻プロテーゼがおすすめです。

そこで今回はシリコンでできた医療用の人工軟骨を鼻筋に入れる「プロテーゼ隆鼻術」についてご紹介します。

プロテーゼによる鼻整形の特徴やメリット・デメリット、ダウンタイムについて詳しくみていきましょう。

プロテーゼ隆鼻術の特徴

鼻整形の中でも特に人気のあるプロテーゼ隆鼻術。

シリコンでできた人工軟骨を鼻筋に挿入していきます。

鼻を高くしたい人や鼻筋をシュッとさせたい人におすすめの美容整形です。

オーダーメイドの鼻整形

プロテーゼ隆鼻術では既製品のプロテーゼを使用しますが、長さや厚さ、形が異なるいくつもの種類があります。

その中から骨格や理想の形に合わせて、世界に一つだけの鼻プロテーゼを形成していきます。

中には既製品をそのまま挿入する医師もいますが、当院では完全オーダーメイドで施術を行っています。

何の加工もせずに既製品をそのまま挿入した場合、鼻骨にフィットせずにズレたり浮いたりしてしまうことも。

皮膚が薄くなるなどのトラブルにつながる可能性も否めません。

リスクを最小限に抑えたい方や自然な仕上がりを求める方は、オーダーメイドの施術が可能なクリニックを選ぶと良いでしょう。

正しい挿入位置

医療現場で用いられることの多いプロテーゼ。

アレルギー反応や異物反応を起こしにくいため、取り扱いのある美容クリニックは多いですが、挿入個所を間違うとズレてしまいます。

鼻プロテーゼは図のように、骨膜「下」への挿入が適切です。

しかし、中には骨膜「上」にプロテーゼを入れてしまう医師も。

正しい位置に挿入すれば半永久的な効果が得られるプロテーゼですが、間違った位置に入ってしまうと一向に定着しません。

触ってぐらつく場合や違和感がある場合は、プロテーゼが正しく挿入されていないかもしれません。

取り出すことも可能

プロテーゼはヒアルロン酸のように、体内に吸収されることはありません。

もしもの時は術後に取り出すことが可能で、完全に取り除いてしまえば元の鼻に戻すことができるのです。

半永久的な効果

プロテーゼが正しい位置に挿入されていれば、しっかりと固定されているため、半永久的な効果が期待できます。

鼻整形にはプチ整形もありますが、効果が長続きすることはありません。

ヒアルロン酸による鼻整形では、ヒアルロン酸が体内に吸収されてしまうので半年~1年ほどで効果はなくなってしまいます。

糸を使ったプチ整形では大きな変化が出ないだけではなく、持続期間も期待できません。

その点、体内に吸収されることのないプロテーゼを挿入すれば、半永久的な効果が得られます。

ただし、使用するプロテーゼの品質や種類によっては経年劣化するものもあります。

10~20年で入れ替えが必要となるケースもあるので、クリニック選びは慎重に行いましょう。

鼻プロテーゼの種類

鼻に挿入するプロテーゼには形や大きさが異なるさまざまなものがあります。

大きく分けるとL型プロテーゼとI型プロテーゼに分けられます。

それぞれどのような特徴があるのでしょうか?

L型プロテーゼ

アルファベットの「L」のような形をしているL型プロテーゼ。

鼻根部から鼻中隔の根元までを全体的に覆うように挿入します。

鼻筋だけではなく鼻先にも高さが出る、鼻全体の印象が変わるといったメリットはありますが、デメリットが大きいため最近は使用されなくなりました。

L時の角が鼻先にくるので、表情を変えるたびに鼻先に負担がかかります。

挿入から数年で皮膚を突き破ってプロテーゼが飛び出てくるケースもあるくらいです。

鼻尖部へのストレスが大きくトラブルが絶えないため、最近はL型プロテーゼを使用するクリニックは減りました。

I型プロテーゼ

L型プロテーゼに代わって現在の主流となっているI型プロテーゼ。

当院ではI型プロテーゼのみを使用しています。

角のないまっすぐな形状をしているため、鼻全体ではなく鼻筋を整える目的で使用します。

加工しやすく、鼻先への負担が少ない点が魅力的ですね。

鼻プロテーゼのメリット

鼻整形の中でも特に人気のあるプロテーゼですが、どのようなメリットがあるのでしょうか?

鼻プロテーゼで得られるメリットを3つご紹介します。

鼻が高くなる

鼻プロテーゼを鼻筋に挿入すると、物理的に鼻が高くなります。

メイクで陰影をつけることで鼻を高く見せるのとは異なります。

正面から見ても横から見ても高さのある鼻が手に入りますよ。

鼻筋が通る

スッと通った鼻筋は美鼻の条件の一つです。

プロテーゼを挿入することで、鼻筋が通ります。

鼻筋が通ることで小鼻が小さく見える、鼻全体がスッキリするといった効果も期待できます。

顔に立体感が出る

鼻が高くなり鼻筋が通ると、顔全体に立体感が出ます。

凹凸がはっきりすることで、メリハリのある顔立ちへと近づきます。

顔全体がスッキリすることで、小顔効果が得られることも。

プロテーゼ隆鼻術の手術内容

施術時間

プロテーゼ隆鼻術は30分~1時間ほどで完了します。

そのうち、プロテーゼの挿入にかかる時間はなんと10分ほど。

つまり、所要時間のほとんどがプロテーゼを加工する時間とも言えますね。

プロテーゼ隆鼻術は鼻整形の中でも比較的短時間で済む施術なので、身体への負担も少なく済みますね。

費用

一般的な相場は10~40万円ほど。

クリニックによって費用に差はありますが、オーダーメイドのプロテーゼを使用することで料金が上がるケースもあります。

鼻プロテーゼの注意点

鼻整形の中でも特に人気のあるプロテーゼ隆鼻術ですが、事前に知っておくべき注意点もいくつかあります。

知らずに施術を受けて術後に後悔することのないよう、しっかりとチェックしておきましょう。

ダウンタイムがある

プロテーゼ隆鼻術では鼻の穴の中を切開し、プロテーゼを挿入していきます。

そのため、外側からは見えませんが、傷跡はできます。

ダウンタイムの症状は主に腫れや赤み、内出血や痛みなど。



大きな腫れは術後3日目をピークに少しずつ引いていきます。

鼻の付け根や目元が腫れてしまった場合は、保冷剤をタオルにくるんで優しく冷やすと良いでしょう。



内出血が生じる場合もありますが、1~2週間ほどで自然に消失します。

ほとんどの場合メイクで隠せるので、コンシーラーを上手に使ってみてください。


また、術後麻酔が切れると痛みを感じ始めます。

3日~1週間ほどでおさまりますが、痛み止めで収まる程度であることが多いですね。

日常生活に注意

プロテーゼが骨膜の下にしっかりと挿入されていればプロテーゼがぐらつくことはありません。

しかし、術後は強い衝撃を与えないよう注意深く過ごしてください。

日常生活においては、1週間ほどは湯船に浸かることや運動がNGです。

ギプスが濡れないようにシャワーで済ませるようにしてください。

全身の血行が良くなると腫れが長引く可能性があるので注意が必要です。

また、患部が気になるかもしれませんが、むやみに触ることを避け、医師の指示に従って生活しましょう。

感染のリスクがある

感染リスクが高くなる銭湯やサウナ、自宅の湯船も避けてください。

衣類やタオルもこまめに洗濯し、清潔な状態で使うようにしましょう。

また、患部を傷つけることで細菌が入りやすくなります。

鼻に指を入れたり鼻をかむことも感染リスクを上げる行為ですよ。

もし強い腫れや赤みが出てしまった場合は早めに診察を受けてください。

鼻プロテーゼのトラブルの対処法

・挿入位置が間違っている
・サイズが鼻に合っていない
・執刀医の技術不足 など

このようなケースは術後のトラブルにつながります。

では、もしトラブルが起こってしまったらどのように対処すれば良いのでしょうか?

プロテーゼの抜去

・鼻がパンパンに腫れた
・膿が出てきた

このような場合は細菌感染が疑われます。

抗生剤でおさまらないレベルの感染であれば、最悪の場合挿入したプロテーゼを抜去しなければなりません。

症状がなかなかおさまらない場合は、手術を受けたクリニックに早めに相談しましょう。

プロテーゼの入れ替え

「プロテーゼを挿入した場合、老後はどうなりますか?」

と質問をいただくこともありますが、正しく挿入されていれば半永久的な効果が得られます。

しかし、何らかの問題があれば、挿入から20年以上たつとプロテーゼの周りが石灰化してしまうことも。

石灰化による凹凸が気になるようでしたら、プロテーゼの入れ替えを検討した方が良いでしょう。

痛みがある場合、変形がある場合は早めにご相談ください。

理想の鼻を手に入れる方法

鼻整形にはリスクがつきものです。

中にはいかにも整形感のある鼻になってしまった、周りにすぐにバレてしまったという声も。

決して安くはない鼻整形を受けるのですから、理想に近い鼻を手に入れたいですよね。

鼻整形を受ける前にチェックしておいてほしいポイントをご紹介します。

美容外科選び

術後のトラブルを避け、理想の鼻を手に入れたい方は医師選びを慎重に行いましょう。

ホームページやSNS、口コミを参考にしながらクリニックを選ぶと良いですね。

実際に足を運んでカウンセリングを受けることもとても大切です。

実績・経験・技術力・美的センスがある医師を選ぶことで理想の鼻に近づくでしょう。

鼻整形を受けたことを周りにバレたくない、術後に後悔したくない、という方は「忘れ鼻」が得意なグローバルビューティークリニックへお越しください。

術式選択

今回は、プロテーゼ隆鼻術をご紹介しましたが、プロテーゼのみで理想の鼻に近づく方は意外と少ない印象です。

鼻先を整える「鼻尖形成」、鼻先の向きや高さを調整する「軟骨移植」、小鼻を小さく整える「鼻翼縮小」、ACRを整える「鼻柱下降」…

このような施術を組み合わせることでより理想の鼻に近づきやすくなります。

ほかにも、「ワシ鼻修正」や「斜鼻修正」など、鼻整形にはさまざまな種類があります。

鼻の悩みやなりたい鼻の形に合わせて適した施術を選択することがとても重要です。

まとめ

今回は鼻の高さや鼻筋の悩みを解消するプロテーゼ隆鼻術についてご紹介しました。

鼻プロテーゼには「L型」と「I型」がありますが、当院では安全性の高い「I型」を加工しオーダーメイドの施術を行っております。

メリット・デメリットのあるプロテーゼ隆鼻術ですが、クリニック選びを慎重に行い、術後の生活に気を付けることで理想の鼻に近づくでしょう。

鼻の悩みを抱えている方、美容整形に興味のある方は、お気軽にカウンセリングにお越しください。

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