鼻の整形で失敗することがある?
鼻の整形とひと言でいってもさまざまで、お悩み別に適用される施術は異なります。
それは切開、縫合をともなう永久的なものから、気になる部位に注射して一定期間効果があるものに分けられます。
◆お悩み別で適用される施術 ・低い鼻を高くする「隆鼻術」 ・団子鼻・鼻先の丸みを修正する「鼻尖形成術」 ・小鼻を目立たなくさせる「小鼻縮小術」 ・段差のある鼻やわし鼻を解消する「わし鼻修正術」 |
メスを入れずに鼻を高くしたりラインを整えたりする方法には、いわゆるプチ整形とよばれるヒアルロン酸やボトックス注入があります。
副作用は腫れや内出血程度で気軽にトライできる点がメリットですが、時間の経過とともに体内に吸収されるため効果に持続性はありません。
体内に吸収されれば元の状態に戻るため、半年〜1年半のスパンで注入する必要があります。
鼻の整形の失敗例
鼻が高くなり過ぎた
プロテーゼを挿入する際は、高さを医師がお客様の鼻筋(鼻背)にあわせて削る必要があります。
この調整がうまくできず、さらに挿入の位置が上過ぎた場合は、不自然に高く違和感のある鼻になります。
当院では、しっかりとカウンセリングで術後の変化やイメージもお伝えしますのでご安心下さい。
鼻の形に左右差がある
小鼻を目立たなくさせる「小鼻縮小術」の際、切除の方向が悪いと左右差が生じる場合があります。
元々小鼻に左右差があるお客様だと、施術によりさらに目立つ場合があり、修正手術には高い技術が必要です。
当院には実績があり、他院修正の経験も豊富な医師が多数在籍しております。
お気軽にご相談下さいませ。
皮膚が壊死した
原因としてはプロテーゼなどを挿入する際に細菌が入り込むことで、感染症をおこした結果皮膚が壊死する場合がほとんどです。
また、いわゆる「団子鼻」を整形する場合、鼻に厚みがあるタイプの場合には、鼻の皮膚や脂肪を除去する必要があります。しかし、見た目に変化が出るほど組織の除去ができない方もいらっしゃいます。
施術を組み合わせる事で団子鼻を解消することは可能ですので、一度カウンセリングへお越し下さいませ。
グローバルビューティークリニックでは経験豊富な医師が無料でカウンセリングを行っています。施術に不安がある場合は、ぜひ下記のボタンからお気軽にご利用ください。
鼻プロテーゼの失敗例
鼻を高くするあるいは鼻筋を通す目的で、シリコンでできたプロテーゼを入れる施術法があります。
施術時間が20分ほどと短く、比較的安全性も高いため、隆鼻術としてはとてもポピュラーです。
しかし元々の鼻の形に問題があったり正しい位置に挿入されなかったりすると術後のトラブルは防げません。
シリコンプロテーゼにはL型とI型があり、現在日本の美容整形外科の多くで使用されているのはI型です。
L型の場合、ときに鼻先が赤くなったり、先端が鼻先の皮膚を貫通するケースがあります。
これはL型プロテーゼで鼻先を高くしている場合、鼻先が引っ張られて負荷がかかるためです。
時間の経過(およそ5〜10年)とともに皮膚が薄くなって発生するトラブルといえます。
プロテーゼがずれた
原因として考えられるのはプロテーゼが正しい位置に挿入されなかったためにおこる事象です。
そして、お客様の鼻筋(鼻背)の形状に合わないプロテーゼを挿入した場合もずれてしまいます。
プロテーゼを挿入する前にお客様の鼻筋にあわせて医師が削る必要がありますが、ずれが起こるのはこの調整技術が不足しているためです。
プロテーゼが透けて見える
プロテーゼは本来、動かないように鼻筋上にある硬い鼻骨と骨膜の間に挿入する必要があります。
しかし浅い位置に挿入すると時間の経過とともに皮膚が薄くなってプロテーゼが透けて見えてきます。
考えられる原因は正しい位置に挿入されなかったことによるものです。
またお客様の骨格に合わない高さの調整が不十分なプロテーゼを挿入した場合も、プロテーゼの形状があらわになります。
これは鼻先とプロテーゼに段差が生じるためにおこる事象です。
本来人間の体には異物を排除する働きがあるため、人体組織に近いシリコンでできているプロテーゼでもこのようなトラブルが起きてしまいます。
上記のような状態に陥った場合、症状の度合によっては抜去しなければなりません。
当院では他院修正も行っておりますので、一度カウンセリングへお越し下さいませ。
なぜ鼻の整形で失敗するのか
メディアなどで評判のクリニックを選択し、医師とカウンセリングを実施して手術に臨んだにも関わらず、鼻の整形が失敗したというケースは時折報告されています。
手術を受けたご本人が仕上がりに納得できない「失敗」例もありますが、技術的な面での失敗といえるそもそもの原因3点を検証します。
やりすぎた施術
例えば「ほんのちょっとだけ鼻先をとがらせたかった」というオーダーに対して、「ほんのちょっと」の意識の共有ができないと、やりすぎた施術につながります。
ニュアンスがお客様と医師の間で食い違い、お客様側からするとかなり鋭角な仕上がりになり失敗と感じるケースです。
また、術後に鼻の穴や形状が狭くなる、変形するケースも縫合が強いなど、やりすぎた施術によって引き起こされる失敗といえます。
医師の経験・技術不足
鼻だけに限らず美容整形で失敗する原因として、残念ながら執刀医の経験や技術不足によるものがあります。
そもそも美容外科での経験値が少なかったり、美的センスやテクニックが未熟だったりする医師がいるのも確かです。
高い技術や審美眼、そしてセンスはもちろんのこと、医師には正しい判断力が求められます。
お客様の希望に沿いながらも全てにイエスではなく、向き不向きを的確に伝えたうえで最良の施術をおこなうことが医師のあるべき姿です。
すり合わせ不足
例えばお客様が理想とする鼻の「高さ」や「形」と、医師の頭の中にあるイメージに差があると、当然仕上がりにギャップが生じます。
失敗というリスクを未然に防ぐためにも、施術前にはお客様と医師の間で徹底した意識や見解のすり合わせは必要不可欠です。
鼻の整形で失敗したときの対応方法
ご自身がイメージする鼻にならない、明らかに失敗した仕上がりだった場合施術を受けたクリニックで、適切に対応してもらえるかどうかは、再度費用や身体の負担も発生するため重要な点です。
施術を受けた医師やクリニックとの相性が悪いようであれば、他のクリニックで修正することもひとつの選択肢です。
他院で施術したものの思い通りにならなかった、あるいは失敗したなど、当院では他院修正の症例もございますのでホームページやインスタグラムなどチェックしてみて下さい。
鼻の整形で失敗しないためのポイント
ご自身の理想通りの仕上がりにならず、満足度が著しく低いという点にフォーカスした「失敗」に関しても未然に防ぐ方法はあります。
それは、クリニックの事前リサーチや、医師と十分かつ適切なカウンセリングを受けることです。
一概に「有名なクリニック=良いクリニック」とは言い切れません。
しっかりした技術とセンスを持ち、何よりどんなささいなことでも誠意をもって対応してくれる医師との出会いが重要です。
インターネット上の口コミも参考にはなりますが、まずはご自身で実際にカウンセリングを受け信頼できる医師をきちんと見極めましょう。
医師の実績を確認する
「鼻整形ならこのクリニック」という評判があるように、医師によって鼻や目など分野ごとの得意・不得意があります。
気になるクリニックのホームページがあれば、事前に鼻や目など各部位の施術実績や術前・術後の症例写真をチェックすることができます。
まずは執刀医師の得意分野や実績をしっかりリサーチし、情報収集することが肝心です。
納得したうえで治療を受ける
ご自身の「こうなりたい」という明確なビジョンをもつことは大切ですが、元々の鼻の形によりご要望に添えない場合もあります。
施術によるメリットだけでなくデメリットも理解し、そのうえで理想と現実のギャップがないよう担当医師と十分すり合わせをおこなってから施術を受けましょう。
失敗したときの対応を確認しておく
施術後の仕上がりにご満足できない状況に備えて、クリニックや医師へ、費用面も含め、どのような対応をしてもらえるのかきちんと確認しておきましょう。
再度の修正や手術はお客様の身体的負担が大きいことはもちろん、医師にとってもより高い技術や判断力が必要とされ、ときに執刀医が対応できないケースもあります。
鼻の整形で失敗が不安なら信頼できる医師に相談しよう
鼻だけでなく整形全般、手軽なヒアルロン酸やボトックス注射でのいわゆるプチ整形で副作用のリスクはゼロではありません。
不安や疑問点は抱えたままにせず、積極的にカウンセリングを受けて医師の説明を求めましょう。
その際に、メリットだけでなくデメリットも分かりやすく誠実に答えられる医師のもとで治療を受けることをおすすめします。
グローバルビューティークリニックでは、経験豊富な医師が無料相談を行っています。是非お気軽にご利用ください。
まとめ
「美しさ」を手に入れるには大なり小なり努力が必要ですが、なりたい自分になってコンプレックスから解放されるのは素晴らしいことです。
さまざまな施術の登場で以前より気軽なイメージになった鼻の整形ですが、失敗した場合のダメージはコンプレックスを抱える以上に大きいとお察しします。
後悔しないためにもクリニックは十分吟味し、信頼できる医師と密にコミュニケーションをとって、ご自身の理想に沿った美しい鼻へ変身しましょう。