シミ、しわ、クマ、たるみ…老け顔の原因はどれ?その2
2023.1.5

シミ、しわ、クマ、たるみ…老け顔の原因はどれ?その2

前回は「クマ」が老け顔の原因で、改善すべき箇所であることを説明しました。今回は、もう一つの「老け顔の原因」が何なのか、詳しくお伝えしていきたいと思います。

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【若返り美容整形】VOL3 老け顔の原因にたるみ。「クマ」が老け顔の原因で、改善すべき箇所であることを説明しました。今回は、もう一つの「老け顔の原因」が何なのか、詳しくお伝えしていきたいと思います。

顔のたるみVSほうれい線 優先すべきは「たるみ」!

顔のたるみVSほうれい線 優先すべきは「たるみ」!

ほうれい線とは「笑顔になった時などに現れる、頬と口周りの筋肉の境界線」のことです。

これは、加齢とともに深くなり、無表情な時でも線が残るようになります。

そこに居すわり続けてしまい、メイクで隠しきれるものではありませんから、多くの女性はすぐにでも改善したいと訴えます。



しかし、ほうれい線顔のたるみによっても出来るもの。

さらに「たるみ」は進行すると、顔の脂肪や皮膚が全体的に引き下がり、まるでブルドックのような顔になってしまいます。

ほうれい線を目立たなくするよりも、顔のたるみの改善を、優先させるべきなのです。



顔全体にたるみがあると、残念ながら若々しく見えないですよね。

この状態で「ほうれい線だけを無くす」努力をしても、やはり若返りにはつながらないのです。



極端な話ではありますが、実は赤ちゃんにもほうれい線はあります。

僕は、当院に来るお客様に「赤ちゃんにもほうれい線はありますが、どうでしょう?老けて見えますか?」とよく尋ねます。

彼女たちの答えはもちろん「NO」です。

赤ちゃんの顔は、適度な脂肪もあってぷっくりしていますが、まだ「たるみ」はありませんから、ほうれい線があっても、老けた顔には見えないのです。



まずは顔全体の皮膚を引き上げて「たるみ」を取ることが優先です。

皮膚が引き上げられ、輪郭がシャープになれば、「ほうれい線」に手を加えなくても、顔全体がスッキリして若々しい印象になります。

たるみを改善することで、「ほうれい線」も薄くなるのです。

ほうれい線が「老け顔」の犯人のように扱われるのは、そこに「たるみ」という共犯者がいるからです。

顔のたるみVSシミ 優先すべきは「たるみ」!

クマ・しわイメージ図4

鏡を覗くたびに、「シミ」が気になる方もいるでしょう。

ですが、「顔のたるみ」に比べたらはるかにましということを証明していきましょう。

確かに色白でシミ一つない肌は、健康的美しく見せる要因の一つです。

しかし、シミは「ある一部分だけ」に現れるものですから、メイクなどで隠すことが可能です。

つまり、「老け顔」の悩みとしては軽いほうだと言えます。



一方、「たるみ」は顔が大きく変化してしまうので、どんなテクニックを使ってもメイクでごまかすことができません。

バッチリメイクをしたつもりでも「何だか決まらないなぁ」という印象を持ってしまうのです。

【たるみの主な原因】
1. 表情筋の衰え
2. コラーゲンやエラスチンを作り出す繊維芽細胞(せんいがさいぼう)の衰え
3. 加齢による顔の脂肪のつき方の変化
4. 重力の影響により皮膚が下がる


しかも一度たるみが始まってしまうと脂肪や皮膚の重み加速度を増して進行していきます。

口角が下がってきたと感じたときには、もうすでに「たるみ」はかなり進行していると言えるでしょう。



イラストを見ていただくと分かると思いますが、シミが無くても皮膚が垂れ下がっていると、ひと目で老けている印象を持ってしまいます。

例えば、「往年の名女優」と呼ばれる美人でも高齢になると、やはり顔のたるみが気になる方もおられます。

肌は手入れをしていればシミが目立つことは少ないようですが(メイクもありますし)、顔の輪郭は変わってきますよね。

つまり、誰の目から見ても、顔のたるみ改善の第一選択であることは間違いないのです。

顔のたるみVS目の下のクマ 優先すべきはどっち?

顔の中には、老け顔に見せてしまう要因がいくつかありますが、中でも「顔のたるみ」と「目の下のクマ」は、老け顔を印象づける大きな原因です。

もちろん、シミやシワもなければ、さらに若返ってみえるのは間違いありませんが、スピーディーにかつ負担を最小限に劇的な改善を求めるのであれば、クマたるみにこだわって作戦を立てるべきです。

「目の下のクマ」については、前回の当コラムでお伝えした通りですが、では、両方がある場合、どちらの改善を優先すべきか。

僕は、目の下の「クマ」がまず優先すべきポイントで、その次が「たるみ」だと考えます。

なぜなら、人は会話をする時に相手の目を見ますから、目の下のクマによって「常に疲れているように見える」「老けて見える」というイメージが根強く残ってしまい「老け顔」と判断される可能性が高まるからです。



もちろん、すべての女性に当てはまるというわけではありませんし、コンプレックスを抱くポイントが違うというケースもあります。

最終的には、実際に見てみなければ判断は難しいところですので、専門家のカウンセリングをきちんと受けてから決めるようにしてください。

まとめ

老け顔」に見えてしまう最大の敵とは何か、ご理解いただけましたでしょうか。

特に「目の下のクマ」は、改善すべき重要な部分です。

相手が受けるあなたへの第一印象が、目の下のクマのせいで「老けている」イメージになってしまうのは、とても残念なことだと思います。



さらに「たるみ」は、メイクでは隠すことのできない、厄介な老化現象です。

たるみがあることによって「老婆」のように見えてしまうのは、とても悲しいことです。



クマとたるみを改善することは、メイクをしない男性にも効果的な改善策だと、僕は考えています。

目の下のクマとたるみを改善して、若々しさを取り戻す劇的ビフォー・アフターを体験してみて下さい。

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