女性の目元
2022.8.16

目の下の脱脂で取り残しがあった場合の治療方法を解説|失敗例や再脱脂する際の注意点もご紹介

美容整形

周りからも印象に残りやすい目元は、顔のパーツの中でも特に若々しさや美しさにつながります。そのため、美しく整ったハリのある目元に憧れる女性は多いです。

目元の美容整形は、目の形の改善や二重まぶたにしたい方だけでなく、目の下のクマや目元のたるみに悩む方からも人気があります。

クマやたるみの原因となっている目の下の脂肪を取り除く手段として、下眼瞼脱脂などの施術を受ける方も多いです。しかし、稀に脱脂で取り残しが起こるケースがあります。

この記事では、なぜ取り残しが起こるのか、目の下の脱脂手術で起こる失敗例や取り残しがあった場合の治療法を、取り残しを防ぐポイントなどと併せてご紹介します。

脱脂で取り残しはなぜ起こるのか?

鏡で自分の目をチェックする女性

目の下の脱脂で除去する脂肪は、眼窩脂肪と呼ばれるものです。遺伝的要素や加齢により、目の下に膨らみとして出てきてしまうことがあります。

眼窩脂肪による膨らみは、たるみやクマの原因になっているケースも多いです。この場合、目の下の脱脂による治療ですっきりと改善できます。

しかし、稀に眼窩脂肪の取り残しが起こってしまうケースがあります。

眼下脂肪を除去する際に、取りすぎて逆にくぼみにならないようにと脂肪を取りきらない医師がいます。

しかし、取り残した脂肪があると見る角度に寄っては、クマが残っていたりすぐに再発する可能性があります。

しっかりと除去しておけば、取り残しがないことで再び膨らみができるまでの期間を長くすることができます。

脂肪をしっかり取りきることでくぼみができるようであれば、ナノCRF注入などの治療をあわせて行うことで、おうとつのない滑らかな目元に仕上がります。

目の下の脱脂手術である失敗例

鏡を見て悩む女性

目の下の脱脂を行う場合に、取り残し以外にも稀に失敗例が見受けられます。

シワやたるみが増えてしまう、クマが改善しない、くぼみや凸凹ができる、目や目の周辺にトラブルが見られるなどが、よく見られる失敗例です。

下記に失敗例をそれぞれ詳しくご紹介します。

シワやたるみが増える

目の下の脱脂を行なった結果、シワやたるみが増えてしまうケースがあります。これは40代後半以降の方に多く見受けられる失敗例です。

脱脂を行なったことで皮膚を引っ張っていた膨らみがなくなるため、加齢により生じている皮膚のシワやたるみがさらに目立ってしまいます。

加齢による皮膚の衰えが見られる場合は、シワやたるみを改善できるよう余分な皮膚の切除などを同時に行うことが有効です。

クマが改善しない

鏡を見て顔をしかめる女性

クマの改善を期待して目の下の脱脂を行なったにも関わらず、クマが改善しなかったという失敗例も見受けられます。

クマにはさまざまな原因があり、個人差も大きいです。美容整形での改善を望む場合、適切な種類を見極めることがとても重要だといえます。

たとえばくぼみが原因のクマの場合、目の下の脱脂だけで効果を感じることは難しいです。

くぼみが改善するよう脂肪やヒアルロン酸の注入などで、適切にハリを持たせる必要があります。

また、血行不良や色素沈着によるクマの場合も、脱脂では改善が望めません。症状の適応をしっかりと判断した上で、適切な治療を行うことが大切です。

凸凹ができる

目の下の脱脂で、凸凹ができてしまうケースがあります。大きな原因として挙げられるのが、脂肪の取りムラです。

取り方にムラがあると、凸凹の原因となってしまいます。

事前に仕上がりのイメージを医師としっかりすり合わせすることや、途中で鏡で確認することで予防が可能です。

また、仕上がりは医師の経験や技術に大きく左右される点でもあります。信頼できるクリニックや医師による施術を受けることが大切です。

目・目周辺にさまざまなトラブルが見られる

目元はとてもデリケートな部分です。目の下の脱脂はメスを使用した手術を行う必要があるため、稀に目元にトラブルが起こるケースもあります。

細菌感染や電気メスによる火傷などが起こる場合があります。術後の経過以外にも、医師の技術不足や注意不足が原因となる可能性も否定できません。

トラブルが見られた場合には放置せず、医師に相談して適切な処置を受けてください。

目元のトラブルを防ぐためには、まずは信頼できるクリニックや医師を選ぶことがとても重要です。

目の下の脱脂治療後にくぼみや凹凸が残った場合の治療方法

目をこする女性

目の下の脱脂治療後に、くぼみや凸凹が残ってしまった場合、再度治療を行う方も多いです。

目の下の状態や個人差に合わせて最適な治療を行う必要があります。主な治療方法は、脂肪注入・再脱脂手術・一定期間経過観察の3つです。

下記にそれぞれ詳しくご紹介します。ぜひご参考にしてください。

脂肪注入

目元に注射を打つ女性

眼頬溝の凹みが目立つ顔立ちの方は、眼窩脂肪を取りきるとさらに凹みが目立ちやすくなる場合があります。凹みが目立つと、どんより暗い印象になってしまいます。

このように脱脂のしすぎを避けたいケースでは、脂肪注入で凸凹をなくす治療が最適です。
お客様ご自身の太ももから採取した脂肪で、目の下の凸凹の間を埋める治療です。

再脱脂手術

再脱脂手術でしっかりと眼窩脂肪を取り除く治療を行うケースも多いです。取り残しや取りムラによる凸凹がなくなるよう、丁寧に眼窩脂肪を除去します。

最初の脱脂術と同じ方法のため、同じようにダウンタイムが生じ、腫れや内出血が起きる可能性も高いです。

以前の脱脂術による組織の癒着などが見られる場合、丁寧に剥がしながら治療を行う必要があります。

しかし、丁寧に行うことで手術時間が長くなりダウンタイムが重くなるなどのリスクを伴います。

一定期間経過観察

下まぶたの脱脂は、手術を行ってから完成形になるまで3ヶ月程度かかります。そのため、すぐに再治療に踏み切るのではなく、経過観察を行うケースもあります。

この3ヶ月程度の期間は、ダウンタイムの症状が出ている可能性も高いです。腫れや内出血などが起こっていると、見た目の状態も安定しません。

経過観察をして目元が完成した結果、やはり凸凹が気になるようであれば、最適な治療法を検討しましょう。

再脱脂までにかかる期間

手帳とペン

眼窩脂肪の再脱脂は、最初の脱脂術からすぐに行うことはできません。炎症が残っている可能性があるため、期間をあける必要があります。

ダウンタイムの腫れやむくみが約3ヶ月は残っている可能性が高いです。そのため、最低でも3ヶ月は期間をあける必要があります。

また、手術の炎症がきちんと治るまで約半年程度かかるといわれています。そのため、再脱脂を行うには半年以上の期間をあけることがおすすめです。

最初の脱脂術後に細胞の癒着が起こるなどというようなリスクがあるため、炎症はできるだけ治まっている状態で再脱脂を行うことが望ましいといえます。

目の下の脱脂で取り残しを防ぐ方法

自分の目を指さす女性

目の下の脱脂で取り残しがあった場合、気になってしまうのも無理はありません。せっかくの美容整形でがっかりしないためにも、取り残しは防ぎたいものです。

そのために重要なポイントをご紹介します。

カウンセリングを念入りに受ける

目元に注射を打つ女性

美容整形では、希望の施術方法、理想のデザイン、お客様の骨格や体質など、個人差が大きく影響します。そのため、医師と入念にすり合わせをしておくことが大切です。

眼窩脂肪は完全に除去すれば終了というものでもありません。お顔立ちによっては、くぼみを目立たせないため脂肪注入が必要なケースもあります。

カウンセリングの段階で仕上がりのイメージをしっかり確認し、疑問や不安を解消しておくことが大切です。

再脱脂する際の注意点

人差し指を立てる女性医師

目の下の脱脂で取り残しがあった場合、再脱脂することは可能です。しかし、初回の手術ではないため、知っておいてほしい注意点もあります。

2回目以降の手術では、初回の手術による組織の癒着が起こっている可能性があります。再脱脂を行うためには、癒着した組織を綺麗に剥がさなくてはなりません。

癒着した組織を剥がす作業は大変なため、時間がかかり、腫れや内出血が強く出たり、ダウンタイムが長引くなどのリスクが高いです。

手術の回数が増えるほど組織の癒着も強くなります。そのため、複数回の脱脂を行う方はさらにリスクが高まることを覚えておきましょう。

また、ヒアルロン酸注入などを行っている場合にも注意が必要です。眼窩脂肪の取り残しなのか注入物なのかの見分けは、非常に困難です。

ヒアルロン酸の吸収を待ち溶解注射を行うなどの対策をとることで、目の下に残っている膨らみが解消する場合もあります。

他にも、ダウンタイムによる腫れや内出血により、膨らみが残っているように見えるケースもあります。まずは完成するまで期間をあけて様子をみることもおすすめです。

目の下の脱脂の取り残しが気になるならクリニックへ相談がおすすめ

クリニックのスタッフに相談する女性

気になる目の下の脱脂の取り残しは、再脱脂手術や脂肪注入で解消することも可能です。

しかし、目の下の脱脂による取り残しは、適切な対処法の見極めも大切です。

気になる目の下の膨らみの解消方法は、お客様ご自身で判断することは困難です。お1人で悩まず、まずはグローバルビューティークリニックにぜひご相談ください。

まとめ

嬉しそうにほほ笑む女性

この記事では、取り残しが起こる原因、目の下の脱脂手術で起こる失敗例、取り残しがあった場合の治療法を、取り残しを防ぐポイントなどと併せてご紹介させて頂きました。

目の下のクマやたるみは、顔全体の印象に大きく影響するため、改善したいと考える方は少なくありません。目の下の脱脂も、コンプレックスを解消する有効な手段です。

取り残しでお悩みの方や、目の下の脱脂を検討しているけれど不安が残っている方は、ぜひ経験の豊富な専門医のいるクリニックでまずはご相談ください。

グローバルビューティクリニックで、明るくイキイキとしたハリのある目元を、ご一緒に目指しましょう。

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