おでこをみせる女性
2022.8.16

おでこの傷跡の治療方法を解説|おでこの傷跡の種類や傷跡を残さないコツも詳しくご紹介します

美容整形

おでこの傷跡を気にしている方は少なくありません。特におでこは顔の目立つ部位であるため傷跡そのものはもちろん、心にも大きな負担になります。

しかし傷跡は、適切な治療によってかなり目立たなくすることが可能です。また、さまざまな傷跡の種類に合わせた治療方法も考えられています。

ここでは、おでこの傷跡の治療方法・傷跡の種類・傷跡を残さないコツについて解説していきます。

おでこの傷跡が気になる方は多い

おでこを触る女性

おでこの傷跡を気にしているという方は意外と多くいます。子どものころにケガを縫合した跡や、ニキビ跡が残ってしまっているというものです。

また、大人でもおでこにケガをすることはあります。これが傷跡となってしまい、恥ずかしいと感じている方もいます。

おでこはどうしても目がいくため、顔の第一印象を左右する部分です。そのため、おでこの傷跡を気にして前髪で隠しているという方も多いです。

しかし、思うような髪型にできず悩んでいる、どこに相談したらよいのかもわからない、という方をみかけます。

おでこの傷跡がコンプレックスになっているというのは、めずらしいことではありません。傷跡は美容整形外科の治療で目立たなくすることができます。

詳しくは、グローバルビューティークリニックへご相談ください。

おでこに傷跡が残る理由

桜と女性

おでこは露出していることが多く、ケガ皮膚トラブルをしやすい部位です。また、日光に当たりやすい部位でもあります。

これがおでこに傷跡が残る理由です。

もともと深い傷は、繊維組織がチャックのような働きをして傷口をくっつけることで治っていきます。このチャックのようなものが傷跡です。

また、ふさがってすぐの傷口は赤みを帯びています。これはまだ傷が治りきれていない状態です。

この時期に日光に当ててしまうと、メラニンの働きによって色素沈着を起こし、茶色や黒の傷跡になります。

おでこは布などで覆われることがなく、外に出ていることが多い部位です。そのためケガややけどをしやすく、また、ニキビのできやすい部位でもあります。

それにも関わらず、傷が治りきれていない状態で日光に当ててしまう可能性も高い部位だといえます。

おでこの傷跡の種類

鏡を見る女性

おでこの傷跡にはさまざまなものがあります。おでこの傷跡でよくある種類について解説していきます。

切り傷

切り傷は鋭いもので切れた傷のことをいいます。

テーブルや扉の角の部分にぶつかって、おでこがぱっくり割れたようになった傷も切り傷に入ります。

傷が深くなかなか血が止まらないときには、縫合処置をすることも多いです。

また、おでこには眉毛を動かすときに使う前頭筋や、顔面神経という神経があります。

おでこやこめかみ付近に強い衝撃が加わると、この前頭筋や顔面神経が断裂・損傷してしまうことがあります。この場合は手術が必要です。

縫合処置と手術どちらにしても傷を縫うことは間違いありません。そのため医師が縫合した場合、傷跡が残ることもあります。

また、救急外来を受診した場合は、命を守るために止血するのが最優先です。これにより、傷跡が残らないような縫合をするのは難しい場合もあります。

やけど痕

やけど痕は火や熱湯などなど熱いものに皮膚が触れたときにできるやけどの跡のことです。

やけどをすると始めは痛みをともないますが、軽いものは冷水や氷などで冷やすことで落ち着きます。

しかし、表面的には大したことはなくても、皮膚の中が傷ついていることがあるため注意が必要な傷です。

やけどは治っていく途中で皮が剥がれ落ちたり、水ぶくれができたりすることがあります。このとき新しい皮膚に色素沈着が起きることで、傷跡になります。

おでこのやけど痕によい思い出というものは少ないはずです。

鏡をみるたびに思い出して苦しくなる、気分が沈んでしまうのであれば医療機関へ相談することをおすすめします。

瘢痕

おでこの傷

瘢痕(はんこん)とは、手術やケガなど皮膚についた全ての傷跡のことを指す医学的な言葉です。

時間の経過とともに赤かった傷跡が肌色になり、白っぽくなってきた傷跡を「成熟瘢痕(せいじゅくはんこん)」といいます。

また、ニキビ跡や水疱瘡跡のように凹凸している傷跡は「陥凹瘢痕(かんおうはんこん)」といいます。

通常の傷口はだんだんと赤みが引いて治っていくものです。

しかし、治ったはずの傷が再び赤くミミズ腫れのように赤くなってくる場合は「肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)」「ケロイド」の疑いがあります。

肥厚性瘢痕とケロイドは、見た目は似ていますが治療方法が異なるものです。おでこの瘢痕がどのようなものかは、専門医に相談しましょう。

成熟瘢痕・肥厚性瘢痕・ケロイドなどの傷跡も、美容外科や美容皮膚科では目立たないようにする治療ができます。

おでこの傷跡の治療方法

包帯をしている女性

おでこの傷跡には、いくつかの治療方法があります。ここでは代表的な3つの治療方法を解説していきます。

保存的治療

薬が並ぶ

保存的治療では、内服薬・ステロイド系の軟膏・クリーム・固定圧迫・ステロイドのテーピングを使用します。

固定圧迫やテーピングは、赤みがある傷跡・盛り上がった傷跡に有効です。手術後の傷を安静に保つためにも使用します。

しかし、保存的治療には時間がかかります。また、お客様ご自身も内服したりテーピングしたりと手間がかかる治療法です。

保存的治療でかかる期間や手間がどのようなものかは、傷跡によります。

治療したい傷跡そのものに保存的治療が有効かどうかも含めて、医師とよく相談することが大切です。

レーザー治療

レーザー治療は、傷跡にレーザーを照射することで目立たなくする治療法です。

多くの傷跡に有効とされていますが、なかでも赤みの強い傷跡には効果が期待できます。

しかし、1回で終わるわけではなく複数回に分けての治療になるため、そのたびに通院していただくことになります。

また、すべての傷跡にレーザーが有効というわけではありません。手術のほうが効果が期待できる場合もあります。

手術

手術によって、傷跡を切除し目立たなくする治療法です。「手術をしたらまた縫合跡ができるのでは?」と思われるかもしれません。

しかし、傷跡が目立たないように縫合する特別な技術があります。

ただし傷跡の範囲・部位によってはレーザーの方が有効な場合もあります。また、限りなく少ないとはいえ、手術には麻酔などのリスクがあることは確かです。

術後のケアも含めて医師と相談することが大切です。

傷跡を残さないコツ

指を指す女医

医師はもちろん傷跡の治療に全力を尽くします。しかし、お客様にも傷跡を残さないように気をつけていただきたいことがあります。

傷口の洗浄後は乾燥を防ぐ

ケガをした傷口はしっかり洗浄した後、乾燥させないようにすることが大切です。

少し前までは傷口はしっかり乾燥させた方がよい、とされてきました。

しかし現代では傷口は乾燥させず、かさぶたを作らないほうが早くきれいに治るということがわかっています。

ケガをすると傷口から液体のようなものが染み出してきます。この液体は、身体が傷口を治すために出す成分です。

傷口は被覆剤(医療用のテープ)で覆うか、軟膏を塗ってガーゼなどを当てるようにすると乾燥しません。

医師の指示どおりにアフターケアを行う

レーザーや手術の後に特に大切にしたいのはアフターケアです。

形成外科では傷跡を可能な限り目立たなくする治療を行いますが、アフターケアによっては逆効果になる場合があります。

レーザーや手術と並行して、内服やテーピングを用いる保存的治療を行うことがあります。テーピングの方法などは、必ず医師の説明どおりに行うことが重要です。

もし少しでも疑問や不安なことがあれば、医師に相談するようにしましょう。お客様ご自身も治療に参加するという意識が大切です。

おでこの傷跡修正のクリニック選びのポイント

ポイントを説明する医師

おでこの傷跡修正では、クリニック選びも大切です。クリニック選びのポイントをご紹介します。

実績は豊富か

おでこの傷跡修正の実績が豊富であることは大切なポイントです。手術の場合、縫合跡が残らず限りなく目立たないように治療します。

しかし、この技術は基本であるとともに、最も難しい技術でもあります。どのクリニックで治療しても同じように改善するとは限りません。

これまでおでこの傷跡を「どのように治療して、どのように改善したか」「症例数はどれくらいか」が実績であり、クリニックの技術の証です。

特におでこは顔の印象を左右する部位であるため、治療の効果は重要です。過去の症例や治療の実績を提示しているクリニックをおすすめします。

施術方法の選択肢が複数あるか

おでこの傷跡修正には、さまざまな治療法があります。できるだけ多くの選択肢の中から、お客様にとってベストな施術方法を選べることも重要です。

同じ傷跡修正でも、クリニックごとに採用している施術方法は異なります。また、得意な施術方法にも違いがあります。

施術方法によっては、アフターケアや複数回の通院が必要です。しかし、時間が取れない方もいます。

手術が向いている場合でも、他の方法を希望される方もいます。この場合、ほかにどのような方法があるのかをご提案できるかがポイントです。

そのため、ご自身のライフスタイルも考慮に入れながら施術方法を選択できるクリニックをおすすめします。

おでこの傷跡で悩んでいるなら専門医に相談

顔を触る女医

おでこの傷跡は、鏡を見るたびに気になってしまうものです。また、傷跡によい記憶をお持ちの方は少ないはずです。

おでこに傷跡があるせいで髪型に制限がある、面接などで人に顔をみられることに抵抗がある方もいらっしゃいます。

コンプレックスを抱えることで、日常生活が狭まってしまうのはとてもつらいものです。

グローバルビューティークリニックでは、お悩みの根本である傷跡を目立たないものに治療できます。治療方法にもさまざまな種類があるため、ご希望に合わせた選択が可能です。

おでこの傷跡の悩みは、専門医に相談することをおすすめします。

グローバルビューティークリニックでは、医師とスタッフが数々の実績や治療法からベストな方法をご提案します。ぜひ一度ご相談ください。

まとめ

笑顔の女性

顔にある傷跡をコンプレックスに感じている方は多いです。なかでも、おでこの傷跡を気にしている方は少なくありません。

実際にケガをしたのが子どものころなら、さほど気にすることはなかったかもしれません。

しかし大人になると、人との関わりや生活の中で負担を感じる機会は多くなるものです。

傷跡があることで、日常的、心理的に影響が出てしまうのは決してよいことではありません。

大人である今だからこそ、美容クリニックの技術によってできる治療があります。

傷跡に合わせて治療法にもさまざまなものがあります。まずは、専門医にご相談ください。

お悩みやライフスタイルに合わせてベストな治療法をご提案します。

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