化粧ノリが悪いってどんな感じ?
メイクがうまくいくと、テンションが上がりますよね。
反対に、メイクがうまくいかなければ一日中どんよりとした気分になる方も多いでしょう。
では、「化粧ノリが悪い」とはどのような状態なのでしょうか?
粉っぽくなる
冬場だけではなく、春先や秋口といった季節の変わり目にも起こりやすい乾燥。
夏場のエアコンが原因で肌が乾燥することもあるので、一年中気をつけなければなりません。
「化粧が粉っぽくなる」「粉吹き肌」「肌がカサカサする」…
このような方は保湿が足りていない可能性があります。
浮く・ヨレる
朝メイクしても夕方には崩れている、という悩みはありませんか?
ほうれい線やシワにファンデーションが溜まったり、マスクの部分だけはげてしまったり…
メイクの浮きやヨレは、乾燥や過剰な皮脂分泌、摩擦が原因で起こる場合があります。
脂性肌の方はルースパウダーを上手に使うと良いでしょう。
また、スキンケア直後の肌にメイクするとヨレやすくなるので、少し待つか、軽くティッシュオフするのも良い方法ですよ。
毛穴落ち
皮脂や化粧品が毛穴に入り込み、溜まってしまう状態を毛穴落ちと呼びます。
ファンデーションで一時的に毛穴が隠れても、皮脂分泌によって毛穴が目立ちはじめます。
毛穴が白くポツポツとしてくるのは、ファンデーションと皮脂が混ざっているからかもしれません。
化粧ノリが悪い原因はコレかも
「メイクが肌に密着しない」「ファンデーションが崩れやすい」「なんとなくゴワつく」…
このような悩みの原因は乾燥や花粉、紫外線などが考えられます。
普段の生活で防げる可能性もあるので、是非参考にしてくださいね。
乾燥
みなさんご存じだと思いますが、肌にとって乾燥は大敵です。
キメの乱れやバリア機能の低下、粉吹きや肌荒れなど、さまざまな肌トラブルにつながります。
肌が乾燥していると、表面がガサガサしますし、ファンデーションが密着しません。
化粧が浮きやすい、ヨレやすいという方は乾燥が原因かもしれません。
皮脂
皮脂の分泌量が多い場合も化粧ノリが悪くなります。
本来、汗と皮脂が混ざって肌表面を守る皮脂膜を形成します。
しかし、皮脂の量や汗の量が多すぎると、化粧がすぐに崩れてしまいますよね。
乾燥から肌を守ろうと、皮脂が過剰に分泌している可能性もあります。
花粉
2人に1人が花粉症ともいわれている日本。
スギやヒノキ、ブタクサやヨモギなどさまざまな花粉が飛んでいます。
くしゃみや鼻水だけでなく、肌のかゆみや赤みも花粉症が原因かもしれません。
肌がカサカサしたりゴワゴワしたり、メイクの完成度にも影響するので厄介ですよね。
紫外線
日焼けや肌の乾燥を引き起こす紫外線。
地上には真皮まで届くUV-A、表皮にダメージを与え炎症を起こすUV-Bが届きます。
UV-Aは雲やガラスを通り抜けるので、曇りでも室内でも紫外線対策は必須です。
紫外線の影響を受けた肌は、ターンオーバーが乱れ、肌のごわつきや水分不足につながります。
化粧ノリを良くするためには、年中UVケアを怠ってはいけません。
産毛
顔の産毛も化粧ノリを悪くする原因となります。
肌にメイクを密着させたくても、毛が邪魔してピタッとくっつきません。
産毛をなくすとトーンが上がり、肌のくすみも軽減しますよ。
だからといって、毎日カミソリで剃るのはNGです。
肌へのダメージを考えると、2週間に1回ほど電動シェーバーで剃るか、医療脱毛で産毛をなくしてしまうことをおすすめします。
汚れ
メイクや皮脂の汚れが残っていると、化粧ノリは悪くなります。
毛穴のつまりはニキビの原因にもなるので、普段から汚れが残らないよう気を付けてください。
洗浄力がありつつも肌に優しいクレンジングを使い、メイクブラシやスポンジは頻繁に洗浄しましょう。
毎日のスキンケアだけで不安な方は、毛穴洗浄ができる美容医療も上手に使ってくださいね。
化粧ノリがいい人の特徴
日によってベースメイクの完成度に違いはありませんか?
なかには、常に化粧ノリがよく、いつもきれいという方もいるでしょう。
では、化粧ノリがいい人にはどのような特徴があるのでしょうか?
肌がきれい
・表面が滑らか ・うるおいがある ・凹凸がない ・ターンオーバーが整っている ・キメが整っている ・ハリや弾力がある ・皮脂量が良好 など |
「きれいな肌」にはこのような特徴があります。
肌タイプには、乾燥肌、脂性肌、混合肌、普通肌がありますが、水分量と皮脂量のバランスが整っているのは普通肌です。
乾燥肌の方は保湿力が続くスキンケア、脂性肌の方は皮脂をコントロールできるスキンケアを選ぶと良いでしょう。
ニキビがない
凹凸や色むらのない肌は化粧ノリが良くなります。
ニキビには白ニキビや黒ニキビ、赤ニキビや黄ニキビなどさまざまな種類・状態があります。
いずれにしても、肌表面に凹凸や赤みが生じるため、化粧は難しくなります。
メイクで上手にニキビを隠している方もいますが、化粧ノリを良くするためにはニキビ治療がおすすめです。
ニキビがなくなり、ニキビのできにくい肌が手に入れば毎日の化粧はもっと楽しくなるでしょう。
肌の凸凹が隠せる
小さなニキビやポツポツとしたふくらみがあっても、化粧ノリが良ければうまく隠せる場合があります。
クレーター状のニキビ跡を隠すために、ファンデーションやコンシーラーを塗り重ねている方も多いでしょう。
肌に凹凸があるとどうしても厚塗りになってしまいますよね。
美容クリニックには、クレーターや肌質を改善する施術があります。
美容医療を上手に使って、凹凸のない肌を目指しましょう。
色むらがカバーできる
赤ニキビやニキビ跡の赤み、青クマや茶クマなどをメイクでカバーすることは多いでしょう。
肌の赤みや炎症にはグリーン系、黒クマや青クマにはオレンジ色のコントロールカラーやコンシーラーがおすすめです。
しかし、色むらをカバーするためにメイクを重ねすぎると化粧ノリは悪くなりますよね。
色調を整える美容医療もありますし、目の下のクマをなくす施術もあるので、根本から改善することで化粧ノリがグッとよくなりますよ。
化粧ノリを良くする美容医療
肌の調子が悪くベースメイクがうまくできない、という方も多いでしょう。
スキンケアやメイク道具を工夫することで解決する場合もありますが、美容医療を使って根本から改善できるといいですね。
化粧ノリが良くなるおすすめの施術をいくつか紹介するので是非参考にしてみてください。
毛穴ケア
溜まった角質や汚れの除去ができるハイドラフェイシャル、ターンオーバーを整えて毛穴のトラブルを防ぐケミカルピーリングがおすすめです。
ケミカルピーリングにはサリチル酸マクロゴール、マッサージピール、ミラノリピールなどさまざまな種類があります。
症状に合った施術を定期的に受けることで改善が見込めます。
毛穴のつまりが一掃されると、化粧ノリが格段に良くなりますよ。
ニキビ治療
ニキビの状態にもよりますが、ダーマペンやケミカルピーリング、CO2フラクショナルレーザーなどが効果的です。
白い芯のあるニキビや膿をもったニキビは、自力で潰したくなりますよね。
しかし、潰すときに周囲の組織を傷つけてしまいますし、傷口から雑菌が入りさらなる炎症を引き起こしかねません。
皮膚科を受診するか、美容クリニックでの治療を検討してくださいね。
色調改善
赤みや肌全体の色むらが気になる方はトライビームがおすすめです。
ニキビ跡の赤み、シミ、あざ、青クマといった肌の色に関する悩みが改善できます。
色調が整えば、ベースメイクの工程が減り、化粧ノリが良くなりますよ。
美肌点滴
当院では「美肌点滴」「高濃度ビタミンC点滴」「疲労回復点滴」「二日酔い点滴」などの美容点滴を用意しております。
ビタミン不足や飲みすぎ、疲労の蓄積が原因で肌が荒れる可能性もあるので、肌の調子や体調を整える意味でも美容点滴はおすすめです。
まとめ
今回は、化粧ノリが悪くなる原因や化粧ノリを良くする方法をご紹介しました。
肌荒れや肌トラブルがなくなれば良いのですが、自力でゼロにするのは難しいこと。
まずは、肌タイプに合ったスキンケアを選びましょう。
そのうえで、凹凸や色味が原因で化粧が難しければ、美容医療を上手に活用して、化粧ノリの良い肌を目指しましょう。