足が太くなる原因
足が太くなる原因は、脂肪、筋肉、むくみの3つが考えられます。
脂肪太りしやすい方、筋肉太りしやすい方、水太りしやすい方…
それぞれ対処法やおすすめの施術が異なります。
脂肪
主に運動不足が原因で起こる脂肪太り。
太ももの内側や裏側、膝周りが太くなりやすいですね。
摂取カロリーが消費カロリーを上回っていると脂肪が蓄積されてしまいます。
つまり、食事量に対して運動量が少ないと脂肪太りしやすくなるのです。
体脂肪率が高い方やセルライトがある方は、脂肪が原因で足が太くなっているかもしれません。
セルライトがたまると、血流やリンパの循環が悪くなり、さらに脂肪がつきやすくなりますよ。
筋肉
もともと筋肉質の方や昔運動を頑張っていた方に多い筋肉太り。
「ししゃも足」と呼ばれることもありますね。
筋肉が盛り上がって太く見える場合や、筋肉の上に脂肪がつくことで大きく見える場合があります。
また、身体の歪みや姿勢、歩き方が原因で足が太くなるケースもあります。
例えば、前ももや外ももが張りやすい方、足の裏全体ではなく外側で歩く癖のある方は要注意です。
一部の筋肉だけに無駄な力が入っていると足が太くなりやすいですね。
むくみ
ナトリウムの排出がうまくできない場合に起こる水太り。
足がむくみやすい、靴下の跡がくっきり残る、夕方になると靴がきつくなる…
このような方は足がむくんでいるかもしれません。
運動不足や筋肉不足、血流やリンパの滞り、塩分の摂りすぎ、糖分の摂りすぎはむくみにつながります。
朝と夕方で足の太さが違う、という方は水太りの可能性があります。
足を細くする方法
では、足を細くするためには、何をすればよいのでしょうか?
今日から取り組めるもの、継続が必要なもの、美容医療を使ったものをいくつかご紹介します。
食事制限
まず、今日から取り組める足痩せ方法として食事制限があります。
「食事量<運動量」であれば理論上痩せますから、食べ過ぎないことを心がけると良いですね。
また、塩分濃度の高い食事はむくみやすくなるので、味付けを薄くするのも良い方法です。
筋トレ
足痩せを叶えるためには、裏もものハムストリングスや内ももの内転筋を鍛えると良いでしょう。
大腿四頭筋と呼ばれる前ももの筋肉は、鍛えすぎると足が太くなってしまいます。
また、筋肉の中でも特に大きいお尻やお腹の筋肉を鍛え、代謝を上げる方法も効率が良いですね。
壁に手をついて背伸びをするような動きのカーフレイズも、血行が良くなるのでおすすめです。
有酸素運動
全身の脂肪燃焼に効果的な有酸素運動。
軽いジョギングやウォーキングがおすすめです。
ただし、足痩せ効果を出すためには継続的に行う必要があります。
1時間の有酸素運動が続かない方は、5〜10分ほどを毎日続けてみてください。
20分以上有酸素運動をしないと脂肪は燃焼されませんが、まずは続けることが大切です。
あまりハードルを上げずに、続けることを意識してみましょう。
エステ
ハイパーナイフ、キャビテーション、EMSなどエステサロンで受けられる足痩せも人気ですね。
横になっているだけで完了するものもあり、手軽に受けられるため需要が高いですね。
しかし、こちらも続けることに意味があります。
途中であきらめてしまう、面倒くさくなってしまうといった方には向いていないでしょう。
美容クリニック
最近は美容医療を用いたダイエットが老若男女問わず人気ですね。
1度で大きな変化が得られるものもあり、ダイエットが続かない方でも挑戦しやすいです。
足痩せに効果的な美容医療には、脂肪溶解注射やボトックス注射、医療用ハイフなどがあります。
今回は筋肉太りが気になる方におすすめのボトックス注射をご紹介します。
ふくらはぎボトックスとは?
足痩せにおすすめのボトックス注射にはさまざまな種類があります。
当院では、米国アラガン社の「ボトックスビスタ🄬」、韓国製の「イノトックス🄬」、韓国製の「ボツラックス」を取り扱っています。
その他にもボトックス製剤にはさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。
いずれも共通しているのは筋肉の動きを弱める点。
筋肉の張りが原因で足が太く見える方はボトックス注射がおすすめです。
効果
太ももやふくらはぎの筋肉に直接注射するので、筋肉を細くする効果があります。
大きくなった筋肉を小さくし、ほっそりとした足が目指せます。
1回の注射で効果を感じる場合もありますが、2~3か月間隔で3回ほど受けていただくことをおすすめします。
単位
足のボトックスでは100~300単位ほど使用します。
筋肉量には個人差があるので、適切な量を見極めて注射を行います。
クリニックによって注入量に対する考え方が異なるため、事前に確認しておきましょう。
ふくらはぎボトックスのデメリット
注射のみでダイエット効果が得られるふくらはぎボトックスですが、メリットだけではありません。
施術後に後悔しないよう、事前にデメリットや副作用を理解しておきましょう。
ダウンタイム
手軽に受けられるボトックス注射ですが、ダウンタイムや後遺症がゼロではありません。
腫れや赤み、内出血などが生じる場合もあります。
また、神経が集中しているところに注射すると、注射時に痛みを感じる場合もあります。
痛みが不安な方は笑気麻酔を使うことができるので、カウンセリング時にお伝えください。
歩けない
足にボトックス注射をすると歩けなくなるのでは?と不安に思っている方もいらっしゃいます。
ボトックス注射後は力が入りづらくなるので、歩きにくくなる可能性があります。
足の筋肉に違和感を感じることもありますが、少しずつ軽減していきます。
細くならない
ボトックス注射を打ったのに細くならなかった、という口コミもありますね。
これは注入量が少なかったか、ボトックス注射の適応ではなかった可能性があります。
筋肉太りであればボトックス注射は効果的ですが、脂肪やむくみが原因であればボトックス注射では効果が感じられません。
足が太くなる原因が脂肪なのか筋肉なのか水なのか、しっかりと見極めて施術を受ける必要があります。
ふくらはぎボトックスで失敗しないために
クリニック選び
ボトックス注射では筋肉の大きさが変わります。
慣れていない医師が施術すると左右非対称になってしまったり筋肉がしぼみすぎてしまったりするかもしれません。
実績のあるクリニックで施術を受けるようにしましょう。
また、クリニックによって使用する製剤が異なります。
施術方法や使用する製剤、費用など全体的に見て判断すると良いでしょう。
施術の見極め
ふくらはぎボトックスにおいて適応の見極めはとても重要です。
自分に合った施術かどうか、別の施術の方が適していないか、親身にアドバイスしてくれる医師を選びましょう。
足が太くなる要素には筋肉以外にも脂肪やむくみなどがあります。
当院ではより効率よくダイエットできるよう、適した施術をご提案します。
注意すべきケース
妊娠予定の方、妊娠中の方、授乳中の方、重度の呼吸器障害のある方はボトックス注射が受けられません。
また、ボトックス注射後3か月は妊娠を控えてください。
まとめ
今回は、足痩せに効果的なボトックス注射をご紹介しました。
足が太くなる原因には脂肪や筋肉、むくみなどさまざまな要素があります。
食事や運動、ダイエットエステではなかなか効果が得られない方、続けることが苦手な方は美容医療をご検討ください。
当院では、ボトックス注射以外にも脂肪溶解注射、医療用ハイフなどさまざまなダイエット施術を行っております。
カウンセリングでは適したダイエット方法をアドバイスすることもできるので、まずはお気軽にご相談ください。