花粉症とビタミン
みなさんビタミンはしっかり摂れていますか?
実は、ビタミンは花粉症に効果的と言われている成分の一つなのです。
ビタミンには13種類ありますが、その中でも花粉症に効果があるとされているのは次の3種類。
ビタミンB 疲労回復、粘膜の保護、神経の修復 |
ビタミンC ヒスタミンを抑制、免疫機能への働き、抗炎症作用 |
ビタミンD 免疫力機能への働き、粘膜の状態を改善 |
花粉症の症状が辛い方はビタミンB、C、Dを積極的に摂ることをおすすめします。
食事、サプリ、点滴などで摂取できるので順番に見ていきましょう。
食事で予防しよう
【ビタミンが摂れる食材例】 ビタミンB:肉、魚、ナッツ、玄米 ビタミンC:野菜、果物 ビタミンD:魚、きのこ類 |
花粉症の症状を軽減するために、まずは毎日の食事にビタミンを取り入れてみましょう。
いつもの食事にフルーツを追加したり、魚の定食を注文してみたり、おやつにナッツを取り入れたりするだけでビタミンを摂取することができますよ。
ビタミンサプリ
忙しい生活を送っている方は栄養バランスが偏りがちです。
本当は料理をしたいのに時間がない、偏食、料理が苦手、という方はサプリや栄養剤に頼ってもいいかもしれません。
ドラッグストアや通販サイトでも簡単に手に入れることができますよ。
ビタミンCサプリの場合、1か月分で400円、3か月分で500円など、金額が手ごろなものも販売されています。
食事でビタミンが十分に摂れていないなと思った方は試してみてください。
花粉症に効く美容点滴
ビタミンの効果をいち早く感じたい、という方には「美容点滴」がおすすめです。
美容点滴は美肌や健康にいい成分がギュッと詰め込まれた点滴を血管から注入していく美容医療。
効果的な成分が全身を巡るので、有効成分が体の隅々まで行き渡ります。
【花粉症に効果のある美容点滴】 ・美肌点滴 ・プレミアム点滴 ・高濃度ビタミンC点滴 など |
ビタミンCには、花粉症やアレルギーの症状の原因となるヒスタミンを抑える効果があるので、花粉症の症状を軽減する作用があります。
美肌効果も期待できるので一石二鳥ですね。
スキマ時間に美容点滴を上手に取り入れて、花粉症の症状を軽くしていきましょう。
花粉症の治療法・対策
毎年花粉症に悩まされている方はとても辛いですよね。
ドラッグストアのお薬で対処する方もいれば耳鼻科や皮膚科でお薬を処方してもらう方、外科的な医療を受けて改善を試みる方、対処法は人それぞれです。
これから花粉症の治療法を探す方は、どのような治療法があるのか一緒に見ていきましょう。
花粉症のお薬について
【主なお薬の種類】 ・抗ヒスタミン薬 ・抗アレルギー薬 ・ステロイド薬 ・漢方薬 など |
薬局や病院で購入することができる花粉症のお薬には飲み薬、点鼻薬、点眼薬などがあります。
市販の飲み薬は1週間分で1,500円前後のものが多く、診察の待ち時間なく購入できます。
処方薬と同等の成分が入った市販薬もあり、手軽に購入できるのが市販薬のメリット。
点鼻薬や点眼薬も市販のものがありますが、症状が重い方、花粉症かどうか判別できない方、未成年の方、他に治療中の症状がある方などは病院で処方してもらいましょう。
花粉症かどうかわからない場合は、まずはアレルギー検査をしてもらうと良いですよ。
花粉症のお薬は種類が多くどれを選べばいいかわかりませんよね。
中には自分の症状に合わないものや眠くなりやすいもの、1日に何度も飲まないと効果が続かないものもあるので慎重に選ぶ必要があります。
はじめて市販薬を購入する場合は、薬剤師に聞いてみましょう。
不安な方は病院で処方してもらうことをおすすめします。
花粉症の手術
【花粉症治療の種類】 ・注射 ・レーザー治療 ・切除手術 など |
花粉症治療の注射にはステロイド注射、ノイロトロピン注射、ヒスタグロビン注射などがあります。
レーザー治療には、炭酸ガスレーザーやアルゴンプラズマガスレーザーなどがあり、主に鼻づまりの改善のために使われています。
鼻の奥にレーザーを照射すると、粘膜が固くなったり変質したりします。
粘膜を花粉が付着しにくい状態にし、アレルギー反応を起こしにくくする治療法です。
注射やレーザー治療の他に、外科手術をすることもあります。
切除手術とは ・粘膜下下甲介骨を切除 ・後鼻神経を切除 |
骨や神経を取り除くことで、花粉症の症状を減らす治療法。
粘膜下下甲介骨で骨を除去すると、鼻腔内が広がるので鼻が通るようになります。
後鼻神経切除はアレルギー物質に反応する神経を取り除くので症状の緩和が期待できます。
飲み薬や点鼻薬で治らない重度の症状に悩まされている方は、検討してみてください。
免疫療法
花粉症の免疫治療とは、アレルゲン(アレルギーを引き起こす物質)を体内に取り込むことでアレルギー反応を起こさないようにします。
アレルゲンを詰め込んだタブレット状の錠剤を舌下で溶かすだけなので痛みがありません。
3〜5年間毎日服用する必要があり、前後2時間は入浴や運動が禁止とされています。
お子さんが服用する場合、体育の授業や入浴時間を考慮して服用する時間を決めてください。
保険が適用され、痛みもないので始めやすい治療ですよ。
生活習慣で花粉症を防ぐ
【花粉を防ぐには】 ・マスクを着用する ・眼鏡を着用する ・部屋を乾燥させない ・室内干しをする ・花粉がつきにくい服を着る ・帰宅時に服を払う ・免疫力を高める など |
日常生活で花粉症の症状を軽減するためには、花粉を寄せ付けない工夫が必要です。
天気や気温、風の強さによって花粉の飛散量は毎日変化するので、外出前に花粉情報をチェックし、マスクやメガネを準備しましょう。
外出を避けられる場合はなるべく室内で過ごせると良いですね。
室内では、湿度を一定に保ち乾燥を防ぎましょう。
乾燥すると鼻やのどの粘膜が弱り、炎症が起こりやすくなるので湿度は40〜60%を目安に調整することをおすすめします。
まとめ
今回は、花粉症の症状や治療法についてご紹介しました。
ビタミンのサプリや美容点滴などの美容医療で花粉症の症状が緩和されることもあるので是非受けてみてくださいね。
日常生活で花粉を防ぐ工夫もご紹介したので、是非今日から実践してみてください。