糸リフトの持続期間 効果 向いている人
2023.2.13

糸リフトの効果はどのくらい続く?糸リフトがおすすめな人の特徴もご紹介!

美容整形

気になる顔のたるみを解消する糸リフトは、フェイスラインを引き上げ若々しさを取り戻す施術です。

近年人気が高まっている美容施術でもあるため、糸リフトに興味がある方も多いのではないでしょうか。

糸リフトにはさまざまなメリットがありますが、半永久的な効果をもたらす施術ではありません。

今回は、糸リフトの効果期間や糸リフトがおすすめの方など、糸リフトの気になる疑問についてお話していきます。

糸リフトの特徴

糸リフトの特徴

糸を使用してたるみを引き上げる糸リフトは、たるんだ皮膚を切除してたるみを解消するフェイスリフトよりも気軽に受けられる施術です。

しかし、決して簡単な施術というわけではありません。



糸リフトで失敗しないためには、具体的にどのような施術なのか理解しておくことが大切です。

糸リフトの効果の持続期間をお話しする前に、まずは糸リフトについて理解を深めていきましょう。

糸リフトとひとことでいってもさまざまな種類があります。

【糸リフトの種類】
・溶けない糸
・溶ける糸


溶けない糸と溶ける糸を順番に解説していきます♪

溶けない糸

溶ける糸、溶けない糸と聞くと、溶けない糸の方が効果がありそうと思う方もいるかもしれません。

しかし、溶けない糸は半永久的に体内に糸が残るため、アレルギーや肌トラブルのリスクが高くなります。



また、溶けない糸が入っていると、ハイフやイントラジェンなどの高周波・超音波を使用した施術が受けられません。

そのため、近年は溶ける糸を使用した施術が大半です。

溶ける糸

溶ける糸にも種類があり、素材やトゲの付き方などがそれぞれ異なります。

糸リフトの普及に伴い、トゲの形状や数が異なる新しい糸はどんどん登場しており、どの形状の糸を使用するかはクリニックによってさまざまです。

豊富な種類がある溶ける糸ですが、素材に関していえばPCL・PDO・PLAの3種類に分けられます。



素材の違いによって効果期間は異なり、硬さや引き上げ力の違いからそれぞれメリット・デメリットがあります。

たとえば強い引き上げ力を持つPLAは、強度が高い分、硬い糸です。

そのため、引きつれのリスクがほかの素材よりも高くなります。



このように一概に「効果期間が長いから良い」「引き上げ力が強いから良い」とはいえません。

たるみや皮膚の状態を踏まえて、適した場所に適した糸を使用することが、自然で美しいリフトアップを叶える秘訣です。

ダウンタイム

糸リフトは比較的ダウンタイムが少ない施術ですが、ダウンタイムが全くないわけではありません。

個人差はありますが、施術当日~1週間位腫れ・痛み・内出血・つっぱり感が出る可能性があります。



しかし、腫れといっても顔がパンパンに腫れることは非常に稀です。

腫れは麻酔の影響が大きく、数日で腫れが気にならなくなる方がほとんどです。

内出血が出てしまった場合も1〜2週間で徐々に治まっていきます。



施術直後は肌が引っ張られるような感覚やつっぱったような感覚がある場合もありますが、こちらも徐々に薄れていきます。

糸リフトの場合、どのくらいダウンタイムがあるかは個人差がありさまざまです。



施術の翌日からお仕事に行かれる方もいらっしゃいますし、マスクをしていれば他人に気付かれることはほぼないでしょう。

もし腫れや痛みが気になる場合は、 2〜5日ほどお休みがあると安心です。

費用相場

糸リフトの費用はクリニックや使用する糸の種類・本数によって異なりますが、相場は6本で約20万円~30万円程度です。

種類・本数によっては15万円前後で施術が可能な場合もあります。

使用する糸の種類が豊富な糸リフトは、クリニックによって施術費用に差が出やすい施術でもあります。



施術費用が高ければよいというわけではありませんが、相場よりあまりにも安い場合、質の悪い安価な糸を使用している可能性もゼロではありません。

また、たるみの状態によっては「本数が足りない」と、思うように結果が得られない可能性もあります。

理想の仕上がりに近づける本数・費用について医師と相談したうえで施術を受けることが大切です。

糸リフトの効果期間はどのくらい?

糸リフトの効果期間には個人差がありますが、約1〜2年が目安です。

一般的に施術後〜半年がリフトアップ効果のピークといえます。

その後、糸が溶けてくるとともに徐々に効果が薄れてきます。

ただし、糸が溶けたからといって突然元に戻るということはありません。



糸リフトによってたるみにくい土台がつくられているため、効果が薄れてきてもたるみが気にならない方もいます。

また、糸リフトの効果期間は糸の種類や本数によっても異なるため、効果がどのくらい持続するのか明確な数字としてお答えできないのも事実です。



本数が多ければたるみを支え引き上げる力も強いため効果期間は長くなります。

丈夫で引き上げ力が強い糸を使用すれば、その分効果は持続しやすくなるでしょう。

たるみを改善し若々しい印象を保ち続けたいなら、1〜2年おきに糸リフトを行うのがベストです。

糸リフトがおすすめな人

糸リフトは輪郭やたるみが気になり出した方におすすめの施術です。

【糸リフトがおすすめな人】
・将来のためにたるみ予防したい人
・たるみが気になり始めた人
・メスを入れることに抵抗がある人
・ダウンタイムが気になる人
・リフトアップと同時に肌のハリツヤをアップさせたい人


糸リフトはたるみ解消の施術ですが、たるみを予防する働きもあります。

そのため、たるみが気になり始めた方や将来のためのたるみ予防をしたい方にもおすすめの施術です。

糸リフトの効果は半永久的なものではありませんが、年齢と共に生じる変化にその都度合わせながら施術できる良さがあります。



ダウンタイムや痛みが少ないので、メスを入れることに抵抗がある方や長期のお休みが取りにくい方にも受けやすい施術です。

たるみが気になる方は、まずは糸リフトについて経験豊富な医師に相談してみてくださいね♪

糸リフトのメリット

ポイントを示す人

糸リフトが人気なのは、それだけメリットが大きい施術だからです。

なぜたるみに悩む多くの方が糸リフトを選ぶのか、糸リフトのメリットについて詳しく解説します。

【糸リフトのメリット】
・切るリフトより手軽
・効果がすぐ出る
・痛みが少ない
・ダウンタイムが短い


フェイスリフトより手軽

糸リフトが普及する前は、たるみを改善するにはフェイスリフトしか方法がありませんでした。

フェイスリフトは、皮膚を切除してたるみを解消するため、若々しさを取り戻しやすく変化を実感できる施術です。

しかし、皮膚を切除する大掛かりな施術になるため、ダウンタイムが長く、傷跡の心配もあります。



一方、糸リフトはメスを使わない施術であるため、ダウンタイムは短く、傷跡の心配もありません。

フェイスリフトと比べると、お客様の精神的・肉体的な負担が少なく、手軽に受けられるメリットがあります。

効果がすぐ出る

効果がすぐに実感できる点も糸リフトのメリットです。

切らないリフトアップとしてハイフやサマージェンなどの高周波・超音波を用いた施術も人気ですが、効果が現れるまでに1ヶ月など時間がかかります。



また、マッサージなどのセルフケアも効果を実感するまでに時間を要しますし、人によっては変化を実感しにくいかもしれません。

その点、糸リフトは糸を用いて物理的に変化をもたらすため、施術後すぐに変化を感じられます。

痛みが少ない

美容施術を受けるうえで、痛みが不安な方は多いのではないでしょうか?

糸リフトは痛みが全くないわけではありませんが、施術中も施術後も痛みが少ない施術です。

そのため、痛みが不安な方でも受けやすいというメリットがあります。

ダウンタイムが短い

ダウンタイムが短い点も、糸リフトの大きなメリットといえます。

個人差はありますが、施術後の腫れ・痛み・ひきつれ感は約1週間で治まります。

腫れがあってもマスクで隠せる範囲ですので、施術後翌日から普段通りの生活を送られる方もいます。



糸を入れる際の針穴も小さく、髪の生え際などの目立たない場所から入れるため他人から気付かれにくいです。

ダウンタイムが短い糸リフトは、お休みがとれない方や周囲に整形したと気付かれたくない方でも施術を受けやすいメリットがあります。

糸リフトの主な効果

美容施術を受けるうえでやはり気になるのは、どのような効果があるかではないでしょうか。

糸リフトはたるみを解消する施術というイメージが強いかもしれませんが、それだけではありません。

【糸リフトの効果】
・ハリつやが出る
・たるみ改善
・顔が引き締まる


肌にハリ・ツヤが出る

糸リフトは、肌のハリ、ツヤを高める効果があります。

これは体内に入れた糸が細胞を刺激しコラーゲンの産生を促進するからです。



細胞が活性化することで、肌にハリ・ツヤが出ます。

ハリのあるツヤツヤの肌は、若々しい印象を与える条件のひとつです。

糸リフトがもたらす肌質の変化によって、若見え・魅力アップにつながります。

たるみが改善できる

糸リフトは、物理的にたるみを引き上げる施術です。

年齢と共に生じたたるみを改善することで、若々しい印象を取り戻すことができます。

たるんだ皮膚を引き上げることで、年齢を感じさせるほうれい線・ゴルゴライン・マリオネットラインの解消にもつながります。



糸リフトの施術後は、顔の筋肉や皮膚だけで支えていた重みが糸に支えられている状態です。

本来、重力によって年々下がってくる皮膚や脂肪が糸によって支え続けられるため、たるみにくい状態をつくる効果もあります。

顔が引き締まる

糸リフトは、リフトアップだけではなく顔が引き締まることで小顔効果も期待できます。

輪郭のたるみを引き上げ、フェイスラインがはっきりすると顔の立体感にメリハリがつき印象が大きく変わったように感じられるでしょう。

顔が引き締まることでシャープな印象が生まれ、痩せたように見える人もいます。

糸リフトは失敗することがあるのか?

糸リフトはお客様への負担が少ない施術です。

しかし、体内に糸を入れるためリスクがゼロというわけではありません。

また、たるみをどのように引き上げるのか、どんな糸をどのように入れるのかは医師のセンスと技術力にかかっています。

【失敗のリスク】
・引きつれが起こる
・針穴が感染する
・糸が透けて見える
・肌がでこぼこする
・効果がない


糸リフトにはこのようなリスクが考えられますが、大半の原因は医師の経験や技術不足です。

失敗しないためにも、経験豊富な医師に施術してもらうこと、たるみの状態に適した内容の施術を行うことが重要です。

糸リフトに興味があるのなら医師に相談しよう

傷跡が目立ちにくく、短いダウンタイムでたるみ解消ができる糸リフトは、アンチエイジングのファーストステップとしておすすめの施術といえます。

効果期間が限られているからこそ、初めて美容整形を受けられる方でもお試し感覚で受けやすい施術です。



しかし気軽に受けられる施術とはいえ、デメリットもありますし、失敗のリスクもゼロではありません。

どのようなバランスで糸を入れ、どのように引き上げるか医師のセンスと技術で仕上がりは大きく変わります。

また、たるみの状態やお悩みによって、施術の内容が大きく変わるのも糸リフトの特徴です。



ベストな糸の種類や本数には個人差があり、一概に「これがいい」とは言えません。

自分に合ったベストな施術を受けるためには、信頼できる医師に相談することが近道です。

糸リフトに興味がある方は、ぜひ一度カウンセリングにいらしてください。

まとめ

糸リフトの効果期間は、約1〜2年と限られた期間です。

人によっては効果が短いと感じる方もいるかもしれません。

しかし、たるみ解消と同時にたるみ防止ができるため、糸リフトを定期的に行っているお顔とそうではないお顔では、見た目年齢に大きな違いがあらわれます。



糸リフトは、美しく年齢を重ねるための心強い味方といえます。

「なんとなく老けた気がする」「顔の輪郭がぼんやりしてきた」などの変化を感じ始めたら、糸リフトを検討してみてはいかがでしょうか。

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