ピンチノーズになる原因とは?解消法やピンチノーズにならないための方法もご紹介します
2023.6.3

ピンチノーズになる原因とは?解消法やピンチノーズにならないための方法もご紹介します

鼻が低い、鼻が大きい、鼻が曲がっている…

鼻に関する悩みは数多くありますが、今回はピンチノーズについてご紹介します。

ピンチノーズになってしまう原因や対処法、ピンチノーズを防ぐための方法について解説していきます。

洗濯ばさみで挟まれたような細い鼻に悩んでいる方、これから鼻整形を考えている方は是非参考にしてみてくださいね。

鼻先を細くする美容整形

鼻の美容整形には鼻筋を整えるもの、小鼻を小さくするもの、出っ張りを無くすもの、さまざまな種類があります。

その中でも今回は鼻先を細く尖らせる鼻尖形成術についてお話します。

鼻尖形成術とはだんご鼻や丸い鼻先に悩む方におすすめの施術で、鼻整形の中でも特に人気があります。

鼻尖形成の施術方法

複雑な構造をしている鼻ですが、骨や軟骨、その他の組織で構成されています。

鼻の穴を覆うように鼻翼軟骨があり、鼻先には軟部組織と呼ばれる脂肪があります。

鼻尖形成では軟部組織を取り除いたり、鼻翼軟骨の形を変えることで鼻先の形状を整えていきます。

施術時間や通院期間

施術自体は30分ほど。

3~5日ほどはギプスを装着し、術後7日で抜糸を行います。

術後は経過観察を行うため、数か月ごとに複数回通院が必要となります。

アフターケアのことも考えると通える範囲でクリニックを選ぶと良いでしょう。

鼻尖形成の失敗例

鼻尖形成術とは、丸く大きな鼻先を細く尖らせる施術です。

そのため、やりすぎるとピンチノーズと呼ばれる状態になってしまい不自然です。

ピンチとは「はさむ」「つまむ」といった意味の単語。

洗濯ばさみで挟まれたような鼻をピンチノーズと呼びます。

【ピンチノーズの特徴】
・鼻先が細すぎる
・鼻先が尖りすぎている
・小鼻との境界がくっきりしている
・洗濯ばさみでつままれたような鼻


このような状態になってしまうと、せっかく美容整形を受けても悩みが増えてしまいますね。

ピンチノーズになる原因

主な原因としては、医師の技術不足、術後の間違ったケアが考えられます。

【ピンチノーズになり得る要素】
・軟部組織を除去しすぎた
・ギプスによる圧迫
・鼻翼軟骨の処理に問題がある
・手術を何回も繰り返し受けている


原因として考えられる4つの要因について順番に見ていきましょう。

軟部組織の取りすぎ

鼻先の皮下脂肪が多いと、丸くぼてっとした鼻先になってしまいます。

だんご鼻を改善するために鼻先の皮下脂肪(軟部組織)を取り除きます。

このとき、軟部組織を取りすぎてしまえば鼻先が異常に細くなりピンチノーズへと近づきます。

鼻筋に比べて鼻先が細すぎる、鼻翼との境界がはっきり出すぎるなど悩みの種となってしまいます。

ギプスによる圧迫

鼻整形の術後はほとんどの場合ギプスよる固定が必要となります。

ギプスはしっかりと固定しておかなければなりませんが、圧迫してしまうと鼻先が変形する原因となります。

正しいギプスのつけ方は事前に確認しておきましょう。

鼻翼軟骨の処理に問題がある

鼻尖形成術にはさまざまな術式があります。

そのなかに横に広がった左右の鼻翼軟骨を中央に引き寄せ、糸で縛り固定するという方法があります。

鼻翼軟骨を寄せすぎてしまった場合や、きつく固定しすぎている場合はピンチノーズになってしまうかもしれません。

元の鼻の形状に合わせて、適切に引き寄せて結ぶ必要があります。



鼻先の脂肪が少ない方の場合、きつく結ばずともツンとした鼻先を作ることは可能です。

また、もともと鼻翼の溝が深い方は浅い位置で結ぶことで違和感のない仕上がりになります。

このように鼻の状態に合わせて的確な施術を行える腕を持った医師を選ぶことが大切です。

手術を繰り返している

同じ手術を何度も受けると傷跡が瘢痕(はんこん)となり、瘢痕が原因でピンチノーズになることも。

瘢痕とは傷が治りきらないまま跡となって残ること。

色素沈着による肌の変色、組織の陥没・隆起が起こってしまいます。



鼻尖形成術では軟部組織の除去や鼻翼軟骨の処理を行います。

これを繰り返すことで、傷跡が陥没し瘢痕となる可能性があります。

鼻先に陥没や隆起が起これば鼻先が変形し、ピンチノーズにつながります。

ピンチノーズを解消するには

鼻先が細くなりすぎてしまった場合の解消法を3つご紹介します。

【ピンチノーズの解消法】
・ギプスの調整
・プロテーゼ挿入
・脂肪注入


順番に見ていきましょう。

ギプスの調整

術後は患部を固定し保持するために一定期間ギプスを装着します。

しかし、そのギプスのつけ方によってはピンチノーズになってしまうリスクも。

強く圧迫すると軟骨や脂肪が押さえつけられた状態で固定されてしまいます。



ギプスを装着している期間は調整のための通院が必要です。

腫れの程度や傷跡の経過を見つつ、鼻先が小さくなりすぎていないかの確認も行いましょう。

医師と経過を観察しながら通院日程を決めてくださいね。

プロテーゼ挿入

ダウンタイムが終了しても鼻先が盛り上がっている場合はさらなる施術が必要となります。

横から見た時に鼻先だけ盛り上がって見える場合は、鼻筋にプロテーゼを挿入します。

鼻筋を盛り上がった鼻先と同じ高さにに揃えることで自然な形に調整することができます。



ピンチノーズとアップノーズを併発する場合は、鼻尖形成術で鼻先を過剰に縮小してしまったと考えられます。

この場合もプロテーゼを挿入することで、短くなってしまった鼻先を戻すことができます。

脂肪注入

鼻先と小鼻のくびれが強調されてしまった場合は、プロテーゼの挿入で改善されます。

しかし、中にはそれでも解消されないことも。

そういった場合は脂肪注入を行います。

手術を繰り返して瘢痕化した部分が陥没してしまった場合、内側から脂肪を注入し平らにします。

ピンチノーズを防ぐ方法

ピンチノーズとは鼻尖形成術後に現れるリスクの一つ。

このような症状を避けるためにできることをご紹介します。

注意事項を守る

切開を伴う鼻整形では、組織が安定するまでに一定の期間が必要です。

その間、身体に負担がかかることは避けてください。


クリニックによって注意事項が若干違う可能性はありますが、鼻の負担になること、血行が良くなることは避けましょう。

患部の洗顔や鼻へのメイクは抜糸後から、運動や入浴は1週間後から可能となります。

担当の医師の指示に従って術後の生活を送ってくださいね。

信頼できるクリニックを選ぶ

鼻整形では事前に軟骨の大きさ、脂肪の量、皮膚の厚さを正確に把握する必要があります。

確かな腕を持つ医師による執刀であれば術中の臨機応変な対応が可能です。

術後のトラブルを避けるためにはクリニックや医師選びがとても重要ですよ。

セカンドオピニオン

鼻尖形成術の施術方法や事前の検査内容、術後の過ごし方や再手術に対するスタンスは医師ごとに異なります。

そのため、鼻の状態や体質に合わせた医師の判断はクリニックごとに分かれる可能性があります。



時間に余裕があれば複数のクリニックでカウンセリングを受けてみてください。

全てのクリニックで同じことを言われる可能性もあれば、クリニックによってできる・できないが分かれる場合もあります。

院内の雰囲気や通いやすさもチェックしておくと良いですよ。

専門医に相談する

美容整形を受けたことでピンチノーズになってしまったら、修正手術という方法で改善することができます。

修正手術は初回の手術に比べると難易度がかなり上がります。



高い技術と豊富な知識が必要となるため、信頼できる専門医に相談しましょう。

クリニックのホームページでは医師の経歴や実績、症例写真を確認することができます。

まとめ

今回はピンチノーズの原因や対処法、予防する方法についてご紹介しました。

美容整形で失敗しないためにはお客様の協力が必要です。

ダウンタイム中の注意事項はしっかりと守ってくださいね。



また、信頼できる医師選びも非常に重要です。

ピンチノーズに悩んでいる方はグローバルビューティクリニックへお越しください。

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