脂肪溶解注射の効果

脂肪を溶かす成分が入った注射を打つことで、部分的に脂肪を減らす施術です。
溶かされた脂肪は老廃物として体外に排出されてなくなります。
気になる部分に注射を打つだけなので、辛い食事制限や運動が必要ありません。
脂肪を溶かす仕組み
脂肪溶解注射では、脂肪溶解成分の入った製剤を注射し、脂肪細胞を溶かします。
溶かされた脂肪細胞は、老廃物と一緒に体外に排出されます。
毛細血管に乗って運ばれた脂肪細胞は、尿等となって排出されるのです。
ダイエットサプリとの違い
サプリには食欲を抑えて食事量を減らすもの、糖の吸収や血糖値を抑えるもの、酵素の力で腸内環境を整えるものなどさまざまな種類があります。
口から取り入れられた成分が血中を通って患部に届くダイエットサプリに対して、脂肪溶解注射は脂肪細胞に直接はたらきかけます。
そのため、有効成分が脂肪細胞へダイレクトに届きます。
痩身エステとの違い
ダイエットエステでは大きくなった脂肪を小さくすることで全体の体積を減らすことができます。
しかし、脂肪細胞の数が減るわけではないのでリバウンドの可能性があります。
◆エステでの痩身施術 ・キャビテーション ・ラジオ波(RF) ・ハイパーナイフ ・ハンドマッサージ など |
一方で、脂肪溶解注射には脂肪細胞の数自体を減らす効果があります。
そのため、術後に脂肪が増える行動をしない限りリバウンドすることはありません。
脂肪吸引との違い
美容クリニックで受けられるダイエット施術といえば脂肪吸引を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
脂肪吸引とは、カニューレと呼ばれる管から脂肪を掃除機で吸うように取り除く施術です。
カニューレを挿入する際に皮膚を切開するので、傷跡が残ってしまう可能性があります。
脂肪吸引では1度の施術で1kg以上の脂肪を取り除くことができるので大幅なサイズダウンが期待できます。
しかし副作用やリスクが大きい点がデメリットといえます。
それに比べて脂肪溶解注射は、注射を打つだけで脂肪細胞を減らすことができます。
脂肪吸引に抵抗がある方は脂肪溶解注射がおすすめです。
種類によっては痛みや腫れを伴いますが、ダウンタイムが短いものを選ぶこともできます。
脂肪溶解注射の有効成分
脂肪細胞に直接はたらき、数を減らす効果のある脂肪溶解注射ですが、どのような成分が入っているのでしょうか?
種類によって主要成分は異なるので、代表的なものをいくつかご紹介します。
デオキシコール酸
もともと体内で「胆汁酸」として作られるデオキシコール酸ナトリウム。
食事から摂取した脂肪の分解や吸収を助ける働きがあります。
製剤として脂肪に注入すると、脂肪細胞の表面を覆う細胞膜を破壊し脂肪細胞の数を減らします。
デオキシコール酸は、脂肪燃焼効果がFDAに承認された医薬成分で、数多くの脂肪溶解注射に配合されています。
デオキシコール酸を主要成分としている脂肪溶解注射には次のようなものがあります。
◆脂肪溶解注射(含有量) ・BNLSネオ(0.001%) ・BNLSアルティメット(0.02%) ・ネオベラ(0.5%) ・カベリン(0.6%) ・FatX(1%) ・FatX core(1%) ・カイベラ(1%) ・BNLSファットバーン(1%) |
デオキシコール酸の含有量が多ければ多いほど脂肪溶解効果は高まります。
当院ではデオキシコール酸を最大量の1%配合したBNLSファットバーンを取り扱っております。
大豆由来成分
◆脂肪溶解注射 ・アルフォコリン |
大豆由来の脂肪溶解成分を使った脂肪溶解注射を代表するのは、アルフォコリンです。
大豆のレシチンという成分から生成されるグリセロホスホリルコリン(GPC)に脂肪溶解作用があり、ダイエット効果が期待されます。
植物性の成分を主成分としているので、安心してお使いいただけますが大豆アレルギーがある方は使用できません。
フォスコリン
亜熱帯に自生するハーブの一種であるコレウスフォルスコリ。
その根に含まれるフォスコリンには、体脂肪を減らす作用があります。
韓国のKFDAから機能性表示食品の承認が下りた成分ですから、脂肪溶解効果が期待できます。
◆脂肪溶解注射 ・BNLSファットバーン |
ラクトフェリン
哺乳類の初乳に多く含まれるラクトフェリン。
体脂肪を減らす効果があることから、機能性食品に配合されることも多い成分です。
ラクトフェリンは、脂肪細胞に栄養を与える経路を阻害することで脂肪分解を促します。
蓄積された脂肪細胞に栄養が行き届かなくなるので、脂肪細胞を小さくする効果もあります。
また、脂肪の生成を促す遺伝子の発現を抑えることで、体脂肪の減少を助ける成分です。
◆脂肪溶解注射 ・BNLSファットバーン |
ヒバマタ
海藻から抽出された成分で、脂肪分解作用があります。
コラーゲンやミネラル、アミノ酸を含んでいるため、美容効果も期待できます。
◆脂肪溶解注射 ・BNLS ・BNLSファットバーン ・VLS |
L-カルニチン
アミノ酸の一種であるL-カルニチンは脂肪分解と深くかかわっています。
L-カルニチンが不足していると、脂肪酸が体脂肪に変化します。
また、脂肪燃焼を促す作用があるため、いくつかの脂肪溶解注射に配合されています。
◆脂肪溶解注射 ・BNLSアルティメット ・カベリン ・ネオベラ |
アーティチョーク
むくみ解消や脂肪分解促進作用のあるアーティチョーク。
日本ではなじみがありませんが、ヨーロッパでは親しまれている食材の一つ。
チョウセンアザミとも呼ばれるアーティチョークは、新鮮な花のつぼみであれば料理に使えるのだとか。
◆脂肪溶解注射 ・BNLSアルティメット ・カベリン ・ラインフィット |
GBCの脂肪溶解注射
グローバルビューティークリニックでは、次の2種類の脂肪溶解注射を取り扱っています。
◆脂肪溶解注射 ・BNLSファットバーン ・アルフォコリン |
それぞれの特徴を順番に見ていきましょう!
BNLSファットバーン(1本1cc)
韓国のGRAND M&C社製の脂肪溶解注射で、フェイス用としてお使いいただけます。
脂肪溶解作用のあるデオキシコール酸の含有量は1%で、FDAの承認を得ている「カイベラ」と同濃度です。
従来のBNLSアルティメットは0.02%だったため、脂肪溶解効果が格段に上がりました。
また、ラクトフェリンやフォスコリンといった脂肪溶解成分が追加配合され、さらなる効果が期待できます。
◆効果 ・脂肪溶解効果 ・脂肪細胞を小さくする ・脂肪分解を促進させる ・むくみを抑える ・毛細血管の弾力性向上 ・血液の循環を促進する ・保湿効果 ・抗炎症作用 など |
アルフォコリン(1本12cc)
韓国のDaewon薬品が製造しているアルフォコリンは、ボディ用の脂肪溶解注射です。
大豆由来の植物成分で作られているので安心してお使いいただけます。
また、アルフォコリンは水溶性で浸透しやすい製剤です。
組織へのダメージが少ないので、脂肪細胞が少ない部位への注入も可能になりました。
◆効果 ・脂肪溶解 ・脂質代謝を高める ・コレステロールを溶かす |
ただし、大豆などにアレルギーをお持ちの方は施術が受けられません。
気になる点があればカウンセリング時に医師にお伝えください。
効果的な部位と必要量
ここでは一般的な目安をご紹介します。
使用する製剤や体質、脂肪のつき方によって必要量は異なります。
カウンセリングではお一人おひとりに合わせた適量をご提案させていただきます。
フェイス
ちょっとだけ気になる脂肪へは1~2ccほど、目立つ部分には5ccほど注入すると良いでしょう。
顔周りの脂肪への注入をすることで小顔効果やリフトアップ効果が期待できます。
エラが張っている、筋肉による厚みが気になる、といった場合は脂肪溶解注射では効果が期待できません。
ボトックス注射や別の施術が効果的な場合もあります。
ボディ
脂肪溶解注射が効果的なのは二の腕、わき腹、ウエスト、太もも、ふくらはぎなど。
部位や範囲によりますが、ボディへの注入は10cc以上必要となります。
そのため、脂肪溶解注射は全身のダイエットよりも部分痩せに適した施術だと言えるでしょう。
脂肪溶解注射のメリット
顔やボディへの注入に適した脂肪溶解注射ですが、どのようなメリットがあるのでしょうか?
詳しくみてみましょう。
注射のみで完了
メスや全身麻酔を使うことなく注射のみで完了する脂肪溶解注射。
大がかりな手術に抵抗のある方にも人気があります。
ダウンタイムが短い
注射のみで完了する施術なので、ダウンタイムはほとんどありません。
まれに針穴ほどの傷や赤み、内出血が起こる場合もありますがすぐに消失するでしょう。
予防接種であざができやすい方は多少のダウンタイムが生じるかもしれません。
即効性に優れている
食事制限や辛い運動をせずに脂肪細胞を減らすことができる点が脂肪溶解注射の最大のメリットですね。
長期的に通う必要がある痩身エステやジムよりも早く効果が感じられます。
さらに、脂肪吸引よりも手軽に受けられる点が魅力的ですね。
部分痩せにおすすめ
ピンポイントで注入することができるので、小鼻や上まぶたなど顔の細かいパーツへの施術も可能です。
「二の腕の脂肪は落としたいけどバストは残しておきたい」「顔だけ痩せたい」
このように、痩せたい部分と痩せたくない部分がある場合も脂肪溶解注射がおすすめです。
脂肪溶解注射のデメリット
ダウンタイムが短く手軽に受けられる脂肪溶解注射ですが、知っておきたいデメリットもいくつかあります。
施術後に後悔することのないように、事前にデメリットを把握しておきましょう。
劇的な変化は得られない
製剤の種類や施術部位、脂肪の量によってはあまり効果が得られないと感じるかもしれません。
個人差はありますが、脂肪吸引ほどの効果は得られないでしょう。
ただし、使用する製剤や注入量を工夫すれば、ある程度の効果が得られる場合が多いので、まずは医師にご相談ください。
全身痩せには向かない
脂肪溶解注射は部分痩せに適した施術です。
もちろん、全身痩せを目指すこともできますが、かなりの量の注射が必要となります。
費用や体への負担を考えると、まずは小範囲から試してみることをおすすめします。
こけて見える可能性もある
もともと脂肪量が少なければ施術が受けられません。
また、適応でも注射のし過ぎはこけて見える原因となります。
美しい仕上がりを求める方は、実績のある医師に相談しましょう。
術後の生活に注意が必要
脂肪溶解注射では脂肪細胞自体を溶かし、数を減らすことができます。
しかし、脂肪のつきやすい生活を送っていると、新たに脂肪がついてしまいます。
そのため、脂肪溶解注射を打ったからもう太らないと安心することはできません。
バランスの取れた食事や適度な運動、規則正しい生活習慣を心がけ、適度な運動を行うと良いでしょう。
また、施術後は炎症を起こす可能性があるので飲酒や喫煙は避けてください。
サウナも3日間ほどは控えてくださいね。
脂肪溶解注射の効果を最大限に発揮する方法

せっかく施術を受けるのであれば、効果を最大限に感じたいですよね。
脂肪溶解注射を受けた後は運動やマッサージを行い、食べ過ぎに注意しましょう。
有酸素運動を行う
施術後3日間は有酸素運動やエアロビクスを推奨します。
運動が嫌で脂肪溶解注射を受けた方も多いかもしれません。
しかし、より高い効果を得るためには、少なくとも3日間、1時間は頑張ってみてください。
有酸素運動には、脂肪溶解注射で溶かした脂肪の燃焼を促す効果があります。
施術後に運動をした場合としなかった場合とでは、運動をした方が効果が高いという結果もあります。
軽いウォーキングでも構わないので、意識してみてくださいね。
マッサージを行う

翌日以降は軽いマッサージを行うと良いでしょう。
脂肪溶解注射の成分が皮膚内によく広がり、効果が最大限に発揮されます。
強い力でのマッサージや乾燥した皮膚をこするようなマッサージはシワやたるみの原因となるので、軽い力で行いましょう。
食べすぎ注意
脂肪溶解注射では不要な脂肪細胞を溶かし、部分痩せが叶います。
しかし、施術後の生活によってはせっかくの効果が水の泡となることも。
効果を維持するためには、暴飲暴食は避け、適度な運動を行うことが大切です。
まとめ
今回は、脂肪溶解注射の効果やメリット・デメリットをご紹介しました。
脂肪溶解注射にはさまざまな製剤があり、脂肪溶解成分も異なります。
いずれも脂肪細胞を溶かし、数を減らす点は共通していますが、成分の配合量や特徴によって効果は異なります。
当院ではBNLSファットバーン、アルフォコリンによる脂肪溶解注射を行っております。
顔周りやボディラインの気になる脂肪を減らしたい方は、お気軽にカウンセリングにお越しください。