ワシ鼻の特徴
横から見ると、ワシのくちばしのように見えるため、「ワシ鼻」と呼ばれています。
鼻筋の中央付近にハンプと呼ばれるコブがあり、盛り上がっています。
鼻先が少し下がり気味で「魔女鼻」のように見えるケースも。
このような特徴の鼻は、西洋人に多い鼻の形です。
男性的で強そう
ワシ鼻の場合、鼻筋にゴツゴツとしたコブがあるので、男性的な印象を与えます。
さらに、顔の大きさに対して鼻が大きく見えるため、肉付きの良い鼻や、しっかりとした鼻に見えることも。
日本の俳優さんであれば、玉木宏さん、小池徹平さん、生田斗真さんらがワシ鼻の持ち主でしょうか?
女性らしい顔立ちになりたい方、優しい雰囲気を目指している方は「ワシ鼻修正」を行うと良いでしょう。
ワシ鼻美人
男性らしい印象を与えるワシ鼻。
しかし、女性の中にもワシ鼻を持つ美人はたくさんいます。
例えば、佐々木希さん、長澤まさみさん、北川景子さん、松雪泰子さん。
彼女らは確かにワシ鼻ではありますが、顔全体を美しく見せる鼻の形をしています。
つまり、ワシ鼻だからといって、必ずしも男性的に見えるとは限りません。
美人の条件として大切なのは、顔全体のバランスなのです。
ワシ鼻は好みの分かれる鼻の形なのかもしれません。
ワシ鼻になりたい人も
中には「ワシ鼻にしてほしい」とカウンセリングに来られるお客様も。
まっすぐな鼻筋にハンプを作るためには、プロテーゼを使用します。
プロテーゼを加工して挿入することでワシ鼻を作る、という方法です。
この作業にはかなり高度な技術が求められるので、ワシ鼻を作りたい方は医師選びを慎重に行う必要があります。
※当院では行っておりません。
ワシ鼻修正の具体的な手術方法
ワシ鼻は、鼻筋の中央部分にある鼻骨(硬い骨)と軟骨(柔らかい骨)の接合部分が発達することで盛り上がって見えます。
ハンプ(コブ)ができることで、横から見たときに鼻筋が弓なりに見えるのです。
【ワシ鼻修正の例】 ・骨削り ・骨削り+プロテーゼ ・骨削り+プロテーゼ+鼻尖部軟骨移植 |
それぞれ具体的な方法をみていきましょう。
骨削り
もともと鼻筋が通っている場合は、骨削りを行います。
まず、骨膜下にスペースを作り、そこから専用のやすりを挿入します。出っ張っている部分を削り、鼻筋をまっすぐに整えます。削りカスを洗い流し、手術が完了となります。
骨削りのアプローチは鼻の穴の中から。クローズ法で手術可能なので、術後の傷跡が目立ちません。
プロテーゼ
鼻筋の高さが欲しい場合は、ハンプ切除後にプロテーゼを挿入します。
骨削りをせずにプロテーゼを入れてしまえば、異様なほど高い鼻になってしまいます。
鼻プロテーゼを入れたいけどハンプ(コブ)が気になる、という方は先に「ワシ鼻修正」を行うことをおすすめします。
鼻尖部軟骨移植
ワシ鼻の人は鼻先が肉厚な人が多い傾向があります。
そういった場合は、鼻骨削り・プロテーゼ挿入と同時に鼻尖部軟骨移植を行うと良いでしょう。
鼻先までのラインをきれいに整えるとより自然に仕上がるのでおすすめです。
ワシ鼻修正の施術詳細
手術時間
当院の場合「ワシ鼻修正」にかかる時間は30分ほど。
点滴による静脈麻酔を使って手術を行うので、眠っている間に手術は完了します。
ダウンタイム
「ワシ鼻修正」では骨を削るため、他の鼻手術に比べると多少腫れは強く出ます。
術後の経過には個人差がありますが、腫れは7~10日ほどで治まることがほとんど。
2~3日ほど痛みを感じることもありますが、鎮痛剤で和らぐ程度ですよ。
まれに内出血もありますが、7~10日で自然と消えていきます。
アフターケア
術後3日間ほどは医療用テープで鼻全体を固定します。
5~7日後に抜糸を行うのでご来院いただきます。
どの手術でも同じことが言えますが、術後1か月ほどは鼻に触れないようにしましょう。
まとめ
意地悪に見られたり、ゴツゴツした印象を与えたり、あまり良い印象のない「ワシ鼻」。
多少ワシ鼻でも鼻筋さえ通っていれば、日本人特有の優しい目元や口元にマッチし、美人に見られることも多々あります。
それでも、「ワシ鼻=美人」ではありません。
ワシ鼻で美人な女性も、「ワシ鼻修正」を行えばさらに美しくなるのです。
鼻整形の中でも「ワシ鼻修正」は特に医師の技量に左右される部分が多くあります。
そのため、医師選びは慎重に行い、まずは技術力・美的センスを兼ね備えた医師に相談しましょう。