シワがある女性
2024.9.29

ゴルゴラインやマリオネットラインとは?顔のシワの種類や原因、消し方を徹底解説します

美容整形

顔のシワには「ほうれい線」のように年齢を問わず現れるシワや、「ゴルゴライン」や「マリオネットライン」のように加齢に伴って目立ち始めるシワがあります。

今回は顔のシワの種類や原因、対処方法を詳しくご紹介します。

まずは、「カラスの足跡」「バニーライン」など変わった名前のシワから見ていきましょう。

顔のシワ、いくつ当てはまる?

顔のシワにはさまざまな名前のものがあります。

「ゴルゴライン」「マリオネットライン」「カラスの足跡」のように、変わった名称のシワもありますね。

ここでは、顔にできるシワを上から順にご紹介します。

鏡を見ながらいくつ当てはまるか、一緒にチェックしてみましょう。

額のシワ

主に、表情筋である前頭筋(ぜんとうきん)が収縮することによってできる額のシワ。

眉毛を上げるとおでこに横線が数本できるという方、浅く薄い畳の目のようなシワがたくさんできるという方がいらっしゃいます。

深いシワが刻まれてしまうと、怒っているように見えますね。

眉間のシワ

眉間にシワが寄るのも、怒ってみえる原因となります。

考え事をするとき、イライラしているとき、つい眉をひそめてしまいませんか?

シワになるからと気を付けていても、無意識のうちにシワができてしまっている方は多いですね。

眉間にある皺眉筋(すうびきん)、鼻の根元にある鼻根筋(びこんきん)などの影響で眉間周辺にシワができるのです。

バニーライン

上唇鼻翼挙筋(じょうしんびよくきょきん)鼻筋(びきん)の収縮などによってできるバニーライン。

世界一有名なウサギのキャラクターが名前の由来となっているそうです。

鼻をすするときや爆笑したときなどに、目頭と目頭の間や目から鼻筋にかけて縦・横・斜めのシワが入ることはありませんか?

愛嬌がありますが、シワができることで年齢を感じ始めたという方も多いですね。

カラスの足跡

カラスの足跡のような3本線ができることの多い目尻のシワ

眼輪筋を動かすことでシワができますが、乾燥や加齢などさまざまな要因によって刻み込まれていきます。

笑っていなくても目尻にシワが入る場合は、皮膚がたるみかぶさっている可能性もあります。

目尻にシワがあると優しく柔らかい印象になりますが、老け見えの原因にもなり得ます。

メイクで隠しきれない目元のシワをなんとかしたいと思う方も多いでしょう。

ゴルゴライン

漫画「ゴルゴ13」の主人公が名前の由来であるゴルゴライン。

ゴルゴ13の頬には、斜めにスッと伸びた長いシワが描かれていますよね。

医学的にはミッドチークグルーブ、アメリカではインディアンラインとも呼ばれており、目頭から頬の中央部分までまっすぐ伸びるシワを指します。

脂肪の厚みに差があり段差になるケース、脂肪が小さくなることで上下に分かれて見えるケース、靭帯が皮膚を下に引き寄せることでシワになるケース…

ゴルゴラインの原因はさまざまです。

ほうれい線

医学用語で鼻唇溝(びしんこう)と呼ばれるほうれい線。

加齢だけが原因ではなく、年齢を問わず誰にでも現れるシワです。

シワに関するさまざまな調査で、ほうれい線は常に上位に位置しており、日本人が最も気にしているシワといっても過言ではありません。

マリオネットライン

マリオネット人形(糸操り人形)が由来となっているマリオネットライン。

操り人形の口元には、垂直に下りた縦線がありますよね。

口角から下に向かって伸びるマリオネットラインがあると、老け見えの原因となります。

あごの骨の萎縮、脂肪の減少、上からのたるみなどが原因と言われています。

梅干しジワ

オトガイ筋と呼ばれるあごの表情筋、骨の萎縮などが原因で生じる梅干しジワ。

加齢に伴って気になり始める方が多いですが、若くても梅干しジワができている方は意外にいらっしゃいます。

あごが無い、後退している方で、あごに力を入れる癖がついている方はあごにシワができやすいですね。

顔のシワの種類

顔にできるシワをご紹介しましたが、いくつ当てはまりましたか?

次は、シワを部位別ではなく深さ別にご紹介します。

皮膚の浅い部分にできるシワ、深い部分まで刻まれてしまうシワなど、順番にみていきましょう。

表皮性シワ

肌の最も浅い部分に位置する層である表皮の水分や油分が減少することで現れる表皮性シワ。

乾燥小ジワ、ちりめんジワと呼ばれることもあります。

目元や口元にできやすく、でき始める前からケアしておくことが大切です。

セラミドやスクワラン、ワセリンなどの保湿成分を取り入れて乾燥を防いでください。

真皮性シワ

肌の潤いや弾力を保つ真皮層が原因で起こる真皮性シワ。

日常の紫外線や加齢など、さまざまな要因によって真皮層がダメージを受けます。

コラーゲンやエラスチンが傷つくと、肌が柔軟性や弾力を保てなくなり、深いシワが生じやすくなります。

目元や口元、眉間や額にできやすいシワですよ。

表情ジワ

無表情でいるときは目立ちませんが、表情を変えると目立つ表情ジワ。

笑いジワと呼ばれる目元のシワ、怒ったときにあらわれる眉間・おでこのシワなどが表情ジワに分類されます。

筋肉が原因のシワなので、同じ表情を繰り返しているとシワが刻み込まれやすくなります。

感情豊かで優しくみられやすいシワ、イライラして見られやすいシワなど、部分によってはメリットにもデメリットにもなり得ます。

たるみ

皮膚のハリや弾力の低下、脂肪の増加、筋肉の衰えなどが原因で起こるたるみ。

目の下のたるみやほほのたるみ、フェイスラインのたるみ、口元のたるみなどが起こると、ほうれい線やゴルゴライン、マリオネットラインなどのシワにつながります。

顔のシワができる原因

顔のシワは主に加齢、乾燥、紫外線が原因でできる、といわれています。

それぞれ詳しくみていきましょう。

乾燥

肌表面の水分量、肌内部の水分量が低下すると小ジワができやすくなります。

皮膚表面が乾燥すると、キメが粗くなります。

乾燥による細かいシワをそのままにすると、深いシワに発展するケースも。

水分と油分のバランスが整うように、しっかりと保湿しましょう。

弾力の低下

10代や20代の肌は、弾力がありみずみずしいですよね。

肌の水分量やコラーゲンの産生量は年齢とともに少しずつ減っていきますし、肌の弾力を保つエラスチンは20代後半をピークに急激に減少するといわれています。

水分を保持する力や弾力を保つ力が低下することで、肌がたるみ、シワとなるのです。

筋肉の発達や衰え

筋肉が衰えると、脂肪や皮膚を支えきれなくなり肌がたるみます。

しかし、筋肉の発達もまたシワの原因となります。

眉間やおでこ、あごに力を入れる癖があれば、表情ジワができてしまいます。

生活習慣

食生活の乱れや睡眠不足などの生活習慣もシワの原因となり得ます。

過度な飲酒や喫煙、ストレスや紫外線にも注意が必要です。

栄養バランスの整った食事、十分で質の良い睡眠、適度なストレス発散、毎日の紫外線対策を心がけましょう。

顔のシワをなくす方法

このように、顔のシワと一言で言っても、原因や深さによってさまざまです。

「シワが気になる」「シワをなくしたい」

と悩んでいる方はとても多くいらっしゃいますが、適した施術は人それぞれです。

まずはお気軽にカウンセリングにお越しください。

糸リフト

溶ける糸を使って物理的に皮膚を持ち上げる糸リフト。

たるみがかぶさってできたほうれい線やマリオネットラインなどのシワに効果的です。

糸の本数や挿入個所を変えることで、悩みに合った施術が可能となります。

フェイスリフト

顔の目立たない部分の皮膚を切開し、たるみを引き上げていくフェイスリフト。

引き上げるだけではなく、余った皮膚を除去できるので、皮膚のリフトアップが可能となります。

ほうれい線やマリオネットラインが目立つ方、口横にブルドックのようなたるみ(ジョール変形)がある方におすすめの施術です。

ボトックス注射

筋肉の動きを弱めることで、シワを目立たなくするボトックス注射。

額や眉間のシワ、バニーライン、目尻のシワ、梅干しジワなど筋肉が原因でできるシワに効果があります。

ヒアルロン酸注射

注射のみで完了し、満足度の高いヒアルロン酸注射。

ボリュームを足すことでシワを伸ばす効果が得られます。

ほうれい線やマリオネットラインが気になる方、肌のハリや弾力を取り戻したい方におすすめです。

まとめ

今回は、顔にできるシワの種類、原因、解消方法をご紹介しました。

年齢を重ねると、スキンケアだけでは改善できないシワが増え始めます。

美しく年を重ねられるよう、美容医療を上手に活用してくださいね。

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