レーザー機器の写真
2024.10.21

【トライビームプレミアム】レーザートーニングやジェンテクニックが効果的な肌悩みとは?

シミや肝斑が気になる」「色素沈着やくすみをなんとかしたい」

このような悩みを抱えている方は意外に多くいらっしゃいます。

今回は、トライビームプレミアムを使った肌施術について解説します。

レーザートーニングやジェンテクニックといったモードを搭載する機器ですから、さまざまな悩みに効果があります。

機器の特徴や得られる効果について詳しくみていきましょう。

トライビームとは?

トライビームプレミアム(TRI-BEAM PREMIUM)とは、ポテンツァを開発したJeisys(ジェイシス)社が取り扱うレーザー機器の一つ。

通常のレーザーでは治療が難しい「肝斑」にも対応していることからとても人気があります。

・2つの波長
・4つのモード
・2つのハンドピース

これらを使い分けて施術するため、さまざまな使い方が可能です。

オールラウンダー的存在のトライビームですが、まずは搭載されている2つの波長から詳しくご紹介します。

2つの波長

トライビームとは、2つの波長が搭載された「QスイッチNd:YAGレーザー」です。

皮膚の浅い層に届く532nm、深い層まで届く1064nmの2種類から選べます。

レーザーが届く深さが異なるため、532nmのレーザーと1064nmのレーザーを使い分け照射することで、さまざまな症状に効果が期待できます。

532nm

532nmのレーザーでは比較的浅い層にある表在性色素性疾患に効果があります。

1064nm

1064nmのレーザーでは表在性色素性疾患だけではなく、深在性色素性疾患にも効果が期待できます。

4つの搭載モード

トライビームには、4つのモードが搭載されています。

悩みに合わせてモードを切り替えることで、マルチに活躍するトライビーム。

それぞれどのような効果が得られるのでしょうか?

Gモード

1064nmのレーザーを使ったGaussianモードは、タトゥーの除去に適しています。

深い部分にあるホクロに対して照射することもできます。
※当院では行っておりません

THモード

レーザートーニングができるTHモード。

正常な皮膚にダメージを与えずにメラニン色素を破壊します。

そのため、メラニンが原因で起こるシミやソバカスが気になる方におすすめのモードです。

レーザーでの治療が難しい肝斑への照射も可能です。

GNモード

1064nmのレーザーを使ったジェンテクニックモード

・毛穴を引き締める
・血流を良くする
・コラーゲンを増やす

このような効果が期待されます。

血行不良による青クマ色味のない唇にも効果があります。

2種類のハンドピース

レーザーの長さや搭載モードの他に、ハンドピースにも種類があります。

直径2~10mmのハンドピース、直径7mmのハンドピースを使い分けて照射します。

ズームハンドピース

Gモードで使用するズームハンドピース

2~10mmの間で、悩みに適した直径に設定し使用します。

1mm単位で微調整できる特徴があります。

主に、太田母斑やADM、タトゥー除去に使用されるモードです。

コリメーションハンドピース

トーニングジェンテクニックで使用される7mmのハンドピース。

5mmのハンドピースに比べて7mmのハンドピースは、照射面の面積が約2倍になります。

同時にレーザーの届く深さも深くなります。

2つの特徴

メラニン色素が原因のシミやソバカス、ホルモンが原因の肝斑、血行不良が原因の青クマなど、さまざまな悩みに効果が期待できるトライビーム。

他のレーザー機器にはない特徴がいくつもあるので、順番にご紹介します。

美容皮膚治療を検討中の方は必見です!

◆THモード(TOP HAT)

トライビームには「THモード」が搭載されています。

通常、レーザーの先端はツンと尖っているので、肌への刺激は避けられません。

さらに、刺激が強い部分とあまり効果のない部分で差が生じます。

その点、レーザーの先が均一になったTHモードでは、肌へのダメージが最小限に抑えられます。

点ではなく面で照射可能なトライビームでは、肌へのダメージを抑えながら最大限の効果が発揮されるのです。

◆PTP機能

レーザートーニング専用の「PTP機能」

上図のように、レーザーが2段階で照射されます。

照射エネルギーを維持したまま2回に分けることで、効果はそのまま、炎症は抑えられるというメリットがあります。

敏感肌でも受けやすいので、レーザー治療に抵抗がある方にもおすすめです。

トライビームでできること

レーザーの長さやモード、ハンドピースを組み合わせることで、さまざまな悩みに効果的なトライビーム。

具体的には、どのような悩みが解消されるのでしょうか?

肝斑治療

トライビームの最大の特徴は、肝斑治療ができる点です。

通常、レーザーによる刺激が加わると肝斑が悪化してしまいます。

シミやソバカスに照射できるレーザーは数多くありますが、肝斑治療ができる機器はそう多くはありません。

しかし、肝斑とシミはとても似ているため区別が難しく、ご自身で判断することはおすすめできません。

肝斑治療を検討中の方は、まずは専門の医師に相談し適切な施術を受けるようにしましょう。

シミ・そばかす治療

レーザートーニングでは、高出力のレーザーを均一に照射します。

正常な皮膚を傷つけることなくメラニン色素にのみ反応します。

シミやソバカスだけでなく、くすみや肌の色むらにも効果的です。

ただし、治療が難しいと言われている雀卵斑(ソバカス)に関しては、トライビームだけでの治療は難しいことがあります。

コラーゲンを増やす

真皮層に働きかけるジェンテクニックでは、毛穴悩みやニキビ跡にも効果が期待できます。

レーザーによる刺激で線維芽細胞が刺激されると、コラーゲンやエラスチンの増生が促されます。

肌の弾力やしなやかさを保つ成分が増えるので、肌のハリやツヤを取り戻したい方にもおすすめです。

赤み改善

また、ジェンテクニックにはヘモグロビンに作用するという特徴があります。

そのため、血行不良が原因で起こる青クマ色味のない唇ニキビ跡の赤みといった悩みにも効果が期待できます。

顔の赤み赤ら顔に悩む方にもおすすめの施術ですよ。

皮脂の分泌を抑える

さらに、ジェンテクニックには皮脂バランスを整える効果も。

皮脂量が多く毛穴が詰まりやすい、ニキビができやすい、てかりやすいといった方も多いですね。

そんな皮脂悩みをお持ちの方にはジェンテクニックがおすすめです。

過剰な皮脂分泌を抑え、ニキビのできにくい普通肌を目指しましょう。

トライビームでよくある質問

レーザートーニングやジェンテクニックを検討中の方からよくいただく質問をご紹介します。

Q.照射時の痛みはありますか?

A.輪ゴムでぱちんと弾かれたような感覚があるでしょう。

麻酔なしで施術しますが、強い痛みはほとんどありません。

人によっては熱を感じる場合もありますが、我慢できない痛みを伴うことはないでしょう。

Q.ダウンタイムはどのくらいですか?

A.レーザーによる熱エネルギーを与えるため、照射後に赤みが出ることがあります。

数日中に消失するのでご安心ください。

Q.メイクはいつからできますか?

A.施術後からメイクが可能です。

帰宅中に日焼けしないよう、日焼け止めの使用をおすすめします。

Q.ほかの施術と併用できますか?

A.エレクトロポレーションを一緒に受けることをおすすめします。

肝斑治療やシミ治療であれば、美容内服や外用薬をセットで取り入れることでより効果を感じやすくなります。

まとめ

今回は、トライビームプレミアムでできることをご紹介しました。

レーザートーニングでは肝斑治療やシミ取りなどメラニン色素が原因の悩みが改善されます。

ジェンテクニックではコラーゲンを増やす、血行改善、赤みを抑えるといった効果が期待できます。

肌の悩みによって適した施術が異なるため、まずはお気軽にカウンセリングにお越しください。

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