
よく聞く鼻整形用語集!「ACR」「ハンプ」「Eライン」あなたは説明できますか?
鼻整形に興味がある方や美容クリニックのSNSをチェックしている方は、「ACR」「忘れ鼻」といった専門用語を耳にする機会が多いはずです。
今回は、意外と知らない用語や、知っていると得をする用語をいくつかご紹介します。
専門用語を知っているとカウンセリング時やクリニックを選ぶときにとても便利ですよ。
鼻整形用語
美容クリニックでは医療用語を頻繁に使用します。
それでは鼻整形で使われることの多い専門用語をいくつかみていきましょう。
ACR

ACR(Alar-Columellar Relationship)とは鼻翼(Alar)と鼻柱(Columellar)の位置関係のこと。
左右の鼻翼と鼻柱の3点を結んだ線の形が逆三角形だと美しいといわれています。
ACRを整えることで上品な印象や垢抜けた雰囲気を作り出すことができます。
忘れ鼻
美容クリニックのSNSを見ていて「忘れ鼻」って何?と思ったことはありませんか?
忘れ鼻とはその名の通り、後から思い出したときに印象を忘れてしまっている鼻のことをいいます。
例えば高すぎる鼻、大きすぎる鼻、ブタ鼻、魔女鼻など
何か特徴があれば鼻の印象は強く残ります。
印象に残ることは悪いことではありませんが、鼻が悪目立ちしてしまうことで顔全体の美しさがマイナスになることも。
悪目立ちする原因をなくすことで自然で目立たないナチュラルな「忘れ鼻」を手に入れることができるのです。
ハンプ

ハンプとは凸状の出っ張りを指します。
安全対策として道路に設けられたふくらみもハンプと呼ばれています。
鼻整形で言うハンプとは、鼻筋にできたコブのような出っ張りのこと。
鼻骨や外側鼻軟骨、鼻中隔軟骨の発達が原因で起こります。
ワシ鼻、カギ鼻、魔女鼻と呼ばれる鼻にはハンプがあります。
ゴツゴツとして見えるため男らしく強い印象を与えます。
まっすぐ通った鼻筋を手に入れるためには、ハンプの部分を専用のやすりで削る「ワシ鼻修正」を行います。
骨を切除する「ハンプ切除」という方法もありますよ。
骨切り
骨切り(こつきり)と聞くと少し怖いイメージがありませんか?
美容整形では鼻の手術以外にもエラやほほ、あごに対して骨切りを行うことがあります。
鼻整形における骨切りは、主にワシ鼻の解消や太い鼻筋を細くするために行います。
骨格を変える場合、皮膚や脂肪、筋肉にアプローチするよりも大幅な変化が期待できます。
しかし、その分強い腫れや内出血を引き起こす可能性もあります。
プロテーゼや軟骨の挿入、鼻尖形成で低い鼻を高くすることはできます。
反対に、大きな鼻を小さくしたい、太い鼻を細くしたい、というように大→小の変化を望む場合、骨切りを選択肢に入れることがあります。
プロテーゼ

医療用のシリコンで作られた人工軟骨であるプロテーゼ。
鼻筋に挿入することで形を整えたり高さを出したりします。
鼻の穴の中を切開して挿入すれば外から傷跡が見えません。
そのため、鼻プロテーゼはまわりにバレずに鼻の形を整えたい方にとても人気があります。
鼻プロテーゼは「I型」「L型」の2種類に分けられます。
当院では安全面からI型プロテーゼを使用しています。
L型の場合、鼻筋と鼻先を同時に高くすることができる一方、
鼻先が透けたりプロテーゼが皮膚を突き破ってしまう恐れがあります。
過去にL型プロテーゼを挿入した方は、I型のプロテーゼに入れ替えを検討してみても良いかもしれません。
フィラー

フィラーとは充填剤という意味の単語で、美容業界では注入物を指します。
しわ改善のためにヒアルロン酸を注入する施術、
注入により高さや形を変える施術を総じてフィラーと呼んでいます。
「鼻ヒアル」「鼻フィラー」などさまざまな呼び方があるヒアルロン酸隆鼻術ですが、実は医師の間で賛否が分かれています。
【鼻へのフィラーでのデメリット】
・血流障害のリスク
・持続期間が短い
・製剤が柔らかいと横に広がり鼻筋が太くなる
鼻へのヒアルロン酸注入は注射だけで鼻を高くすることができます。
施術時間が短くダウンタイムが短い一方、血流障害の危険性が高まります。
また、ヒアルロン酸は少しずつ体内に吸収される成分。
外科的施術に比べて持続期間が短い点がネックとなります。
そのため、形状を保つためには定期的な注入が必要です。
ヒアルロン酸隆鼻術は一歩間違えると失明につながってしまうので、施術選択は慎重に行いましょう。
Gメッシュ
GメッシュとはPCL(ポリカプロラクトン)でできたメッシュ状の吸収糸のこと。
鼻やあごのプチ整形に使用されます。
鼻に使用する場合は、鼻先に1mmほどの小さな穴を開けなければなりません。
特殊な針を使って鼻先から鼻筋にかけて糸を通します。
一般的には2~4本ほど挿入しますが、仕上がりのデザインに応じて本数を決めていきます。
ただし、Gメッシュを使った鼻整形では大きな変化が望めません。
術前と術後の変化が分かりにくい点がデメリットです。
Gメッシュを使ったプチ整形はヒアルロン酸隆鼻術と比較されることの多い施術。
どちらも持続効果に限りがありますが、Gメッシュの方が若干長く持つといわれています。
Eライン

Eライン(エステティックライン)とは、鼻先とあご先を結んだラインのこと。
横顔の美しさを判断する基準にもなっています。
唇がEライン上、もしくは線の内側に位置していると美しいバランスといえます。
Eラインは鏡を見たり写真を撮ったり、指を添えたりするだけで簡単に確認することができます。
美容整形を検討中の方は、Eラインをチェックして足りない部分を探すと良いでしょう。
例えば鼻に高さが出ればEラインが整う、という方は鼻を高くする施術を検討してみてください。
口が出ているという方は歯列矯正も良いでしょう。
あごが下がっている場合は、ヒアルロン酸の注入やあごプロテーゼの挿入という選択肢もありますよ。
まとめ
今回は鼻整形に関する専門用語ということで
「ACR」「忘れ鼻」「ハンプ」「骨切り」「プロテーゼ」「フィラー」「Gメッシュ」「Eライン」
についてご紹介しました。
専門用語や部位の名称を知っておくだけで、カウンセリング時に希望の仕上がりを口頭で伝えやすくなります。
上手く伝えられないことが原因で仕上がりに満足できないのは残念です。
思いを表現するためにも専門用語や医療用語を知っておくことは大切です。
イメージする写真を持参することもおすすめの方法ですよ。
GBCソフトプロテーゼ鼻
252,000180,600167,000
鼻尖形成術closed法
288,000270,900189,000鼻尖形成術open法
288,000270,900189,000
鼻尖形成MAX(open法)
373,000350,700263,000鼻尖形成MAX(closed法)
373,000350,700263,000鼻尖形成MEGA MAX(open法)
546,000455,700389,000鼻尖形成MEGA MAX(close法)
546,000455,700389,000
鼻翼縮小術(小鼻縮小術)内側法
288,000270,900208,000鼻翼縮小術(小鼻縮小術)外側法
336,000300,300241,000鼻翼縮小術(小鼻縮小術)内側外側両方
336,000300,300241,000鼻翼縮小術(小鼻縮小術)鼻腔内切開
373,000322,000296,000鼻翼縮小術(小鼻縮小術)Flap法
373,000322,000296,000
鼻柱下降術(⽿介軟⾻)
409,000355,600285,000⿐柱下降術のみ
477,000387,800334,000