後悔しないために…ファースト面談でココをチェック!その3
2023.2.4

後悔しないために…ファースト面談でココをチェック!その3

美容整形の施術を受ける際、その施術を行う医師がはたして信頼できる医師なのか、とても不安で心配になると思います。そこで今回は、信頼できる医師かどうかを見極めるポイントを紹介します。

ファースト面談でココをチェック!

ポイント⑮ 効果がアップする施術の組み合わせを提案してくれるか

若返り施術では、1つの施術よりもいくつかの施術を組み合わせた方が全体のバランスが良く、若々しさを維持できるということを以前ご説明しました。

眉下切開法 目の下のたるみ取り 脂肪注入 糸リフト たるみレーザー

目の周囲での『目の下の切らないたるみ取り』と『マイクロCRF(脂肪)注入』の併用は、ほとんどの方が行ったほうが良い施術です。

加えて、上まぶたのたるみにより視界を狭めている方の場合には、『眉下切開法』という手術で眉と目の間のたるみを取ると、さらに若返った印象です。

もちろん費用のほうは増していきますが、この先の老化の進行を考えると、同時に3つの施術を行ったほうがコスパは良いとおっしゃる方もいます。

糸リフト たるみレーザー ボトックス

頬のたるみの場合でも、「糸で行うリフト」と「たるみレーザー」を同時期に行うことで、劇的な若返り効果が得られるとともに老化のスピードを緩めることができます。

そこに「ボトックス」をプラスすると、その後のたるみやシワの発生を予防することもできるのです。



もちろん若返りを望むすべての人に同じ施術が必要というわけではありません。

その人の顔が自然な雰囲気で若返り、効果を長持ちさせるための施術を提案できるのは、「知識・技術・センス」を持ち合わせたドクターだけです。

ポイント⑯ 「効果に確証のない治療」で、楽して儲ける傲慢な医師

若返り施術では、必要な施術を組み合わせて提案するのは大変意味のあることなのですが、一方で、効果がはっきりしない治療リスクのある治療を安易に勧めるドクターには注意してください。

ポイント④で、「最新」「最先端」といった言葉に気を付けてほしいとお伝えしました。



そんな中に、くぼみ改善などの注入系治療に使われる「FGF(線維芽細胞増殖因子)」という成分があります。

「FGF」は細胞の分化や増殖を促進するタンパク質の一種で、皮膚内に注入するとあらゆる組織を増やす働きがあります。

加齢によって減少したコラーゲンなどが、体内で新たに作り出されるのです。

そしてこの成分は自身の体内にもともと備わっているため、副作用のリスクが少なく安全であると、現在も多数のクリニックが使用しています。



しかし、組織がどのくらい増えるかは誰にも予想ができません。

仕上がりにバラつきがあり、効果を保証できる治療ではないのです。

同じ量で大きく膨らむ人がいれば、逆にほとんど膨らまない人もいます。



効果が出ないのはまだいいほうで、膨らみ過ぎた場合、部位によっては対処できないこともあるので注意が必要です。

そして、この治療法では失敗といえる症例が続出しており、裁判に発展するケースも増加しています。



僕はこのようなリスクの高い治療を安易に勧めるのは危険だと感じています。

しかしながら、安易に使用するドクターがいるのは、「FGF」の原価が非常に安価で、施術時間も短いため、簡単に儲けられる治療だと思っているからにほかなりません。

「効果がある・ない」の判断はお客様にとって難しいかもしれませんが、心配であれば他のクリニックでカウンセリングを受けてみるのも良い方法です。

ポイント⑰ 万が一の事故、修正の保証について話してくれるか

ポイント⑰ 万が一の事故、修正の保証について話してくれるか

本来、契約書にサインをする前には、術後のケアや保証についてクリニック側から説明があります。

内容は薬や麻酔使用時のリスク、副作用やダウンタイムについてなどが中心です。

疑問があれば、うやむやにせず納得できるまでとことん質問しましょう。



その際、ドクターが面倒くさそうにしたり明確な回答を避けたりするときは、決して契約をしてはいけません。

術後の仕上がりに不満が残った際の保証についても言及されるはずです。

どのように修正をしてもらえるのか、万が一、身体に問題が生じた場合はどうなるのかなどは、必ず確認するべきポイントです。

来院前に聞きたいことをメモしておくなど、事前に準備しておきましょう。



多くのクリニックには保証制度があります。

お客様にトラブルが起きた際、クリニック側が責任を持って対処するのが当然です。

しかし、さまざまな理由を付けて、修正や保証に一切応じないクリニックもあります。


話し合いができず訴訟となるケースもありますが、実は美容医療の訴訟はお客様側に不利だというのが一般的な見方です。

理由は、日本では「美容整形は医療行為ではない」という認識がいまだに根強く、裁判になりにくいという風潮があるからです。


もし、術後に悲しい結果となり、クリニックの対応が不適切である場合は、国民生活センターへ連絡し、そのクリニックがほかにもクレームを受けていないか尋ねてみてください。

そのうえで、弁護士に相談するべきが、センターの担当者と話し合うことをお勧めします。


僕の口からこのような話をするのはおこがましいのですが、医療者側に落ち度があったのであれば、誠意のある対応をするのが「筋」だと思っており、そもそも「裁判になるようなことが起きてはならない」という責任感をドクターは持つべきなのです。

まとめ

もし、カウンセリングに医師が顔すら出さないクリニックがあれば、そこは避けた方か良いでしょう。

医師がお客様の気持ちに寄り添い、親身になって悩みを聞き、的確に治療法や行う施術の提案をしてくれるのであれば、安心しても良いと思います。

また、医師としての責任感をしっかりと持っているドクターであれば、お客様が理解、納得するまで、丁寧に説明をしてくれるはずです。



前回のポイント⑪でもご説明したように、「リスク」や「ケア」についてもきちんと説明してくれます。

不測の事態」が起きてしまった時についても同様に説明があるはずです。

疑問に思うことがあれば必ず質問をして、分からないことは施術を受ける前に明白にしておきましょう

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