激しいたるみ解消法 切るリフトアップ「GBCフェイスリフト」
2023.1.17

フェイスリフトでたるみ解消!GBCの切るリフトアップについて

皆さんは「切るリフトアップ」に対してどのような印象をお持ちですか?「怖い」「傷跡が残るのでは?」などの不安を抱いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回はその『切るリフトアップ』について解説していきたいと思います。きちんと理解して、不安要素が取り除かれたら嬉しいです。

切るリフトアップ『GBCフェイスリフト』で激しいたるみを即解消

たるみを切り取って縫い付ける「GBCフェイスリフト」

図1 たるみを切り取って縫い付ける『GBCフェイスリフト』


以前、糸による『傷のつかない固定型糸リフト』についてお伝えしましたが、頬や口元が極端に垂れ下がってきてブルドックのようにたるみが大きい場合は、糸によるリフトでは大きな効果が得られないことがあります。

『傷のつかない固定型糸リフト』はあくまでも皮膚を吊り上げているだけの状態であり、伸びてたるんだ皮膚を縮めているわけではありません。



たるみが大きい状態で糸によるリフトアップを行うと不自然な仕上がりになり、満足のいく効果が得られません。

ですから、このようにたるみが大きい人の場合には「切るリフトアップ」(僕のクリニックでは『GBCフェイスリフト』と呼んでいます)をお勧めしています。



フェイスリフトでポイントとなるのが、SMAS(スマス)と呼ばれる筋膜となります。

この筋膜は、顔の皮膚を支えている大事な組織です。


具体的には、耳の前方にある軟骨のラインに沿って、耳の下から裏側近くまでの皮膚を切開します。

そして、切開をした部分から皮膚と筋肉の間を丁寧に剥離していきます。

それから、SMAS(表情性筋膜)を適切に切って縫い縮め、次に皮膚の余分な部分を切除して縫合するという方法です。(図1)

切るリフトアップ 施術後の注意点

切るリフトアップ 施術後の注意点

切るリフトアップは、糸によるリフトアップよりも費用ダウンタイムは増しますが、効果は長く持続し、たるみ改善において最も効果がある術式と言えます。

ただし、仕上がりの美しさは、お客様の皮膚や筋肉のたるみ具合、脂肪量などを見極め、的確な皮膚や筋肉の切除ができるかどうかにかかっています。


皮下を剥離するので、術後3日間はフェイスバンドでの圧迫が必要な点と耳前の傷跡がしばらく残ることがあります。

3日間我慢をして外出を控えれば問題はありません。


同じ場所での傷跡でもドクターの技術によって仕上がりの美しさに大きな差が出ますので、事前のカウンセリングで傷跡の事例などを開示するなど、しっかりと丁寧に説明をしてくれる医師を選びましょう。

抜糸は術後5~7日で行います。洗顔をしなければシャワーは手術した当日からOKです。

ダウンタイムには個人差がありますが、術後、しっかりとフェイスバンドを装着していれば腫れが少ないことが多いです。

まとめ

「切るリフトアップ」では、顔だけではなく耳の下から首にかけて引き上げることもできるので、顔のたるみ解消に加え、首のたるみ解消やフェイスラインをシャープにすることも可能です。

年齢が表れやすいデコルテ部分のたるみを解消するだけでも、大きな若返り効果が期待できます。

切るリフトアップを行うクリニックの中には、皮膚だけを切除して吊り上げる方法を行うところもありますが、この方法ではほとんど効果を望めません

効果があってもすぐに元に戻ってしまうことが多いです。


切るリフトアップでは、皮膚を支えているSMAS(表在性筋膜)がポイントであり、皮膚だけでなくSMASも一緒に引き上げられているかどうかが重要となります。

たるみに悩み、大きな決断をし、決して安くない費用をかけて施術を受けるわけですから、お客様自身も知識を備えて自分の目で見極められるチカラをつけて頂けたらと思います。

術後に後悔することも減っていくのではないでしょうか。

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