海の水はお肌に良い?おすすめの日焼け対策や海での注意事項とは?
2024.5.14

海の水はお肌に良い?おすすめの日焼け対策や海での注意事項とは?

みなさんは海水が肌に良いことを知っていますか?

今回は肌に良いとされている海水の秘密、海で遊ぶ際に注意すべきことをご紹介します。

海にまつわる新常識についてみていきましょう!

海の水は肌に良い?

人間の体内の水分は、実は海水ととてもよく似ています。

体内の水分と海水は、同じミネラル成分が含まれており、さらにミネラル濃度や栄養素の濃度もほぼ同じです。

そのため、海水や海水から作られる塩には肌に良い成分が豊富に含まれているのです。

塩スクラブ

栄養豊富で美容効果が期待できる海水から作られる塩。

ボディスクラブやフェイススクラブとしてさまざまな効果が期待できます。



塩スクラブには古い角質を落としたり、ターンオーバーを整えるはたらきがあります。

毛穴の黒ずみや肌のくすみ、ざらつきが気になる部分に使用することで、滑らかな肌を手に入れることができます。



ただし、塩スクラブはスクラブの中でも特に刺激が強いもの。

肌のバリア機能を低下させる原因になりかねないので、週に1~2回ほどを目安に使用しましょう。

バスソルト

天然の塩が入ったバスソルトには、次のような効果が期待できます。

【バスソルトの効果】
・血行促進
・発汗作用
・保温効果
・疲労回復
・免疫力UP など

このように、美容や健康面で塩はとても良い役割を担っています。

海水浴で皮膚炎が治る!?

トレンドの発祥地でもあるフランスでは、海水で作られた化粧水が話題になっています。

【海水の美肌効果】
・肌の調子を整える
・肌に潤いを与える
・肌を清潔に保つ
・殺菌効果
・炎症を抑える など

このように、海水は肌に良い影響を与えるといわれています。



ただし、海水浴には海洋生物や日焼けによる皮膚炎を引き起こす恐れもあるため注意が必要です。

また、海水の塩分濃度は約3.4%と非常に高いです。

刺激が強いため、海に入った後は丁寧に洗い流すことが大切です。

海で肌を守るために

海水は肌に良いとお話ししましたが、海に潜む危険は数えきれません。

海水浴やマリンスポーツで海に行った際に気を付けておきたいことをいくつかご紹介します。

肌の露出を減らす

海には刺されると危険なクラゲがいます。

例えばハブクラゲ

沖縄の海に生息しており、猛毒を持っているため注意喚起がなされています。

海水浴中は肌の露出を減らし、クラゲ対策をしましょう。



本州の太平洋側で見られることの多いカツオノエボシ(電気クラゲ)にも注意が必要です。

強い毒を持っているため、刺されると電気ショックのような痛みが走ります。

きれいな色をしているためつい触ってしまいそうですが、絶対に触ってはいけません。

靴を履いて泳ぐ

海水浴中は靴を履かない方も多くいらっしゃいます。

しかし、海の新常識として海水浴中はマリンシューズを履くようにしましょう。

海には岩場で切り傷ができたり、毒を持った海洋生物を踏んでしまうという危険が潜んでいます。



毒針を持つエイ、背びれに猛毒を持つオニダルマオコゼなどは浅瀬にも生息しています。

もし刺されてしまうと大事に至ることもあるので、マリンシューズを履いて海洋生物から身を守りましょう。



また、最近は水に浮くマリンシューズも販売されています。

もしもの時の浮き代わりにもなるので、持っておいて損はないでしょう。

裸足で歩かない

ゴミや漂流物のない綺麗な砂浜は裸足で歩き回りたくなりますよね。

しかし、どんなにきれいな砂浜にも危険は潜んでいます。



貝殻やサンゴ、シーグラスなどで足が切れてしまうこともあれば、打ち上げられたクラゲに刺されてしまうことも。

陸に打ち上げられたクラゲは、たとえ動かなくても刺される恐れがあるため触ってはいけません。



また、真夏の砂浜は温度が非常に高くなっています。

表面の温度が60度に達することもあるため、裸足で歩くことは避けましょう。

紫外線から肌を守る方法

海では服や靴で身を守ることがとても大切です。

同時に紫外線対策も忘れてはいけません。

事前の紫外線対策、日焼け後のケアはセットで行うようにしましょう。

日焼け止めを使う

長時間海に滞在する場合は日焼け止めが欠かせません。

日焼けはやけどです。

赤みや熱感、皮向けや水ぶくれなど、重度のやけどと同じ状態になることも。

日焼け後に辛い思いをしないためには、日焼け止めを正しく使用しましょう。



マリンスポーツなどで長時間日にあたる場合は、SPF50+ / PA++++ の日焼け止めをこまめに塗りなおすことをおすすめします。

日焼け止めだけでは不安だという方は日頃から「飲む日焼け止め」とも呼ばれるサプリを取り入れてみてくださいね。

ラッシュガードの着用

「着る日焼け止め」とも呼ばれているラッシュガード。

紫外線から肌を守ることができます。

UVカット機能の付いたラッシュガードも販売されているので使ってみてくださいね。

ただし、首元や指先など隠しきれない部分は日焼け止めをしっかりと塗りましょう。

日かげの有効活用

長時間日光に当たると日焼けをするだけではなく、活性酸素が増えることで疲労感が増します。

ビーチパラソルや海の家などの日陰でこまめに休息をとりましょう。

美容点滴

美容クリニックでは日焼け予防、日焼け後の治療として美容点滴を行っています。

【おすすめの施術】
・美白注射
・高濃度ビタミンC点滴
・美肌点滴

美白注射や高濃度ビタミンC点滴には、メラニン色素の生成を防ぐはたらきがあります。

また、美白注射にはメラニン還元という機能が備わっており、日焼けで濃くなったメラニン色素が元の色に戻りやすくなります。

美容点滴を活用して上手に紫外線対策を行ってくださいね。

海外の海での注意点

海外の海の場合、日本とは違った注意事項があります。

まずは日焼け止めに関する制限からご紹介します。

日焼け止めの法律・条例

日焼け止めに配合されている成分には、海洋生物やサンゴに悪影響を与えるものがあります。

そのため、「サンスクリーン法」などで成分を規制している地域があるのです。



国や州の法律によっては、普段日本で使用している日焼け止めが使えない可能性があります。

渡航予定のある方は現地の規則に従って日焼け止めを使用しましょう。

【紫外線吸収剤禁止の国や地域】
・ハワイ州(アメリカ)
・フロリダ州キーウェスト(アメリカ)
・ヴァージン諸島(アメリカ)
・ボネール島、アルバ島(オランダ)
・パラオ
・タイ

「リーフセーフ」という言葉を聞いたことはありませんか?

サンゴ礁をはじめとする海洋環境にやさしいという意味を持つ言葉です。



リーフセーフ処方の日焼け止めとは海洋環境にやさしいので、必然的に人体にも優しい成分でできています。

紫外線対策の新常識として「リーフセーフ」の日焼け止めを選んでみてはいかがですか?

紫外線が強い地域

南半球の国や赤道直下の国は、日本に比べて紫外線の量が多いといわれています。

【紫外線が強い国】
・オーストラリア
・ニュージーランド
・ケニア
・アラブ首長国連邦
・シンガポール など

また、日照時間が長い国ではこまめな塗りなおしが必要です。

渡航予定がある方は、現地の環境に合った紫外線対策を行いましょう。

まとめ

今回は、海にまつわる新常識ということで、肌に良い海水、海での紫外線対策、海外の海での注意点についてご紹介しました。

紫外線対策をしっかりと行って、海を存分に楽しんでくださいね。

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