下眼瞼下制法で後戻り?下まぶたを下げる方法や術後のダウンタイムを解説します!
2024.9.26

下眼瞼下制法で後戻り?下まぶたを下げる方法や術後のダウンタイムを解説します!

ツリ目や目元の印象に悩む方は、タレ目メイクや下まぶたを下げるトレーニングを行っていることでしょう。

今回は下まぶたを下げる方法、後戻りしないタレ目形成術についてご紹介します。

「下眼瞼下制法」の具体的な方法やダウンタイムについても解説するので参考にしてみてください。

目が与える印象

「目は口ほどにものを言う」という言葉もありますが、目を見れば相手の気持ちは分かりますよね。

言葉で伝えなくても目が感情を物語っているというシーンは多くあります。

それほど目は大事なパーツの一つです。

目の大きさや目の配置に関しても同様で、ツリ目の人とタレ目の人では受ける印象が異なりますよね。

タレ目の印象

・柔らかい印象
・にこやかな表情
・癒し系
・温厚な印象
・可愛らしい
・優しそうな雰囲気

タレ目の場合、このように優しそうで温厚なイメージを与えます。

ツリ目の印象

・クールビューティー
・かっこいい
・涼しげな目元
・落ち着いた印象
・目力がある
・気が強そう

このようにクールで落ち着いた印象を与えます。

タレ目かツリ目かわからない

自分の目元がツリ目かタレ目かわからないという方は、目頭と目尻を線で結んでみましょう。

目尻が目頭の位置より低ければタレ目、目尻が目頭より高ければツリ目であるといえます。

タレ目にする方法

・メイク
・トレーニング
・美容整形 など

ツリ目をタレ目にする方法にはこのような方法があげられます。

順番にみていきましょう。

メイク

タレ目メイクのやり方には、アイプチやテープを使うもの、アイラインやアイシャドウでタレ目に見せるものがあります。

目尻が下を向くようにアイラインを引く、下まぶたにアイシャドウを乗せる、このような方法でタレ目を作ります。

しかし、やりすぎたタレ目メイクは違和感がありますし、似合わないことも。

動画サイトやSNSを見ていると上手にタレ目メイクをしている人もいますが、かなりの練習を積まなければ上手に描くことはできません。

トレーニング

インターネット上では筋トレやマッサージでタレ目にする方法が紹介されています。

方法としては、眉毛周辺をつまんでマッサージする、目尻の骨に軽く力を加える、目の周りに電流を流す…

このような方法が紹介されています。



しかし、筋肉や骨、皮膚や脂肪の構造を知らずにマッサージやトレーニングを行うことはおすすめできません。

効果が不確かなうえに、しわやたるみ、色素沈着といったほかのトラブルを引き起こす可能性があるからです。

確かな効果を求めている方には美容整形がおすすめです。

美容整形

・目尻切開
・下眼瞼下制法(グラマラスライン形成)
・タレ目ボトックス

美容クリニックで受けられる「タレ目形成」にはこのようなものがあります。

「目尻切開」は目の大きさを目尻側に大きくする手術で、タレ目にすることはできません。

そのため、タレ目にしたい方は「下眼瞼下制法」との併用が必要です。



目の周りの眼輪筋に注射することでタレ目に近づける「タレ目ボトックス」。

眼輪筋を部分的に弛緩させることでタレ目に近づきます。

しかし、効果の持続期間に限りがあるため、時間が経てば後戻りしてしまいます。

さらに、涙袋を形成する眼輪筋の動きを緩めるので、涙袋が出にくくなる可能性があるので施術選択は慎重に行いましょう。



今回は、タレ目形成として最も有効な手術「下眼瞼下制法」を詳しくご紹介します。

下眼瞼下制法とは

下眼瞼下制法(かがんけんかせいほう)とは一般的に「タレ目術」と呼ばれるもので、手術方法ごとに術式が分けられます。

【下眼瞼下制法の種類】
・糸によるタッキング法
・結膜切開法
・皮膚切開法

美容クリニックでは、主に3つの方法で手術を行います。

糸によるタッキング法

メスを使わず下まぶたを縫い縮めることでタレ目を作る方法。

一般的に「切らないタレ目形成」などと呼ばれることも。

下まぶたの裏(結膜)側から糸を通し、目尻が下がるようにCPFと瞼板を結びます。

結膜側から糸を通すため、皮膚表面から糸や傷跡が見えることはありません。



手術は局所麻酔や笑気ガス麻酔を使って行い、15~30分ほどで完了します。

ダウンタイムが短く希望するお客様は多いですが、持続期間に限りがあるため後戻りする可能性があります。

経結膜的切開法

結膜のみを切開する「経結膜的切開法」では下まぶたの裏側からアプローチします。

【施術の流れ】
①下まぶたの裏を切開、CPFを露出させる
②CPFに糸をかける
③もう一方の意図を瞼板にかける
④糸でCPFと瞼板の距離を縫い縮めることで下まぶたが下がる

皮膚切開を行わないので、術後傷跡が目立つことはありません。

そのうえ、「糸によるタッキング法」よりも細かく調整することができ、半永久的な効果も期待できます。

手術時間は30~60分ほど。

局所麻酔、静脈麻酔を併用し、ほぼ眠っている状態で手術を受けることができます。

経皮的切開法

よりタレ目効果を出したいという方には皮膚を切開する「経皮的切開法」がおすすめです。

また、「経結膜的切開法」を選択した場合逆まつげになってしまう方には「経皮的切開法」が適しています。

【施術の流れ】
①デザインに沿って皮膚を切開
②眼輪筋を4~6mmほど切除
③皮膚を縫合
④5~7日後に抜糸

施術時間は30~60分ほど。

局所麻酔や静脈麻酔を使って手術を行うため、眠っている間に手術が完了します。

タレ目形成の注意点

ダウンタイム

術後は白目部分にゼリー状の結膜浮腫が生じる場合があります。

一時的なもので1~2週間で消失するので心配する必要はありません。

白目部分に内出血が出ることもありますが、1週間ほどで自然とおさまります。

後戻りのリスク

糸やボトックス注射によるタレ目形成の場合、後戻りの可能性があります。

半永久的な効果を望む方は「経結膜的切開法」や「経皮的切開法」がおすすめです。

逆まつげのリスク

過度に下まぶたを下げると、逆まつげや三白眼になる可能性があります。

当院では理想のデザインをお伺いしたうえで、顔のバランスに合ったデザインをご提案します。

逆まつげや三白眼になり後悔しないよう執刀しますのでご安心ください。

涙袋がなくなるリスク

眼輪筋に「タレ目ボトックス」を注射すると、まれに涙袋が小さくなることがあります。

時間が経てば涙袋は元に戻りますが、同時にボトックスの効果も薄れていきます。

また、眼輪筋のどの部分に注射するかによって目元の印象は大きく変わってしまいます。

笑顔が不自然になったり違和感のある目元になったり…

目元のボトックスを検討中の方は医師としっかり相談したうえで施術を選択するようにしましょう。

まとめ

今回は、下まぶたを下げる方法「下眼瞼下制法」の具体的な手術方法、後戻りやダウンタイムについて解説しました。

どれだけタレ目メイクの練習をしても上手くいかない、という方は美容整形によるタレ目形成を検討してみても良いのではないでしょうか?

当院では、目元だけではなく顔全体のバランスに合ったデザイン、手術方法をご提案します。

まずはお気軽にカウンセリングにお越しください。

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