最高品質のマイクロCRF(脂肪)
当院では「コンデンスリッチ」で良質な脂肪を抽出した後、さらに「フィラーゲラー」という機械を用いてより小さな粒子だけを取り出しています。
カッターで細胞をさらに小さく分解したうえで、粒子の粗い脂肪細胞や繊維、老廃物などをほぼ完全に排除します。
そのうえでもう一度遠心分離機にかけて極小の粒子になった脂肪だけを取り出すのです。
この脂肪は「マイクロCRF」「コンデンスリッチファット」「濃縮脂肪細胞」などと呼ばれています。
現時点では、目の下のくぼみに注入する最高品質の成分といえます。
コンデンスリッチVSマイクロCRF
「コンデンスリッチ」法で作った脂肪は粒子が粗く不純物も残っているので、細い針だと詰まってしまいます。
そのため、極太の注射針でしか注入せざるを得ず、傷跡も大きくなります。
一方、「マイクロCRF」は粒状ではなくとろみのある液状になるので、コンデンスリッチで使用する針とは比較にならないほど極細の針でも通過できます。
当然、術後の針穴も目立ちません。
仕上がりの差は一目瞭然
また、どれだけうまく注入しても約0.5cc前後の粒状である「コンデンスリッチ」に対し、液状の「マイクロCRF」は、流れるように細部まで繊細に注入できるのが特徴です。
例えるなら、ミカンの粒と溶かしたチョコレートくらいの差があります。
仕上がりの滑らかさに雲泥の差がつくのは明らかですね。
注入物の定着率
注入系の治療では注入物の定着率も重要となります。
定着率とは、注入物が体内に半永久的に残る割合を示すもの。
例えば、ヒアルロン酸はいずれ体内に吸収されてしまうため、定着率は0%です。
お客様ご自身の脂肪を注入する場合の定着率は、脂肪幹細胞の濃度(数)によって変わり、濃度はどれくらい不純物を除去できたかによって変わります。
ですから、「コンデンスリッチ」よりも不純物を除去している「マイクロCRF」の方がより高い定着率となるのです。
・リッチフェイス:50%前後 ・コンデンスリッチ:70~80% ・マイクロCRF:90%前後 |
私が施術した経験から換算すると、このような数値となります。
マイクロCRFで肌質改善
「マイクロCRF」には細胞の元となる幹細胞が最も豊富に含まれています。
そのため、皮下の浅層に注入することで肌質が改善できるメリットも持ち合わせているのです。
液状の脂肪が注入されるため、滑らかでふっくらと美しい仕上がりになります。
さらに、2~3か月かけて肌質が改善され、若々しい肌に生まれ変わるのです。
CRF協会からの注意勧告
ホームページや広告などで
「脂肪を凝縮」「コンデンス」「幹細胞を抽出した最先端の再生医療」
などと「コンデンスリッチファット(CRF)」を連想させる表現で類似サービスを紹介している美容クリニックも存在します。
CRF協会では正規のサービスがきちんと受けられるように、認証マークを発行しホームページへの掲載を推奨しています。
施術を受ける前にきちんとしたプロセスで施術が行われているかしっかりと確認しておくようにしましょう。
まとめ
今回はご自身の脂肪細胞を活用した100%無添加の「マイクロCRF」をご紹介しました。
目の下のクマに対する治療法にはさまざまなものがあります。
当院では「目の下の切らないたるみ取り」と併せて「マイクロCRF注入(フィラ―ゲラー)」を行うことをおすすめしています。
目の下のクマや顔のたるみが気になる方は、まずはお気軽にカウンセリングにお越しください。