一般的な鼻尖形成術3D法とは
鼻翼軟骨を移植することで鼻先を立体的に整える「鼻尖形成術3D法」。
「鼻尖部軟骨移植」では耳の軟骨を移植しますが、「鼻尖形成術3D法」では鼻の中の軟骨を鼻の中で移動させます。
鼻以外の部分を傷つけないため、身体への負担が軽減される点がメリット。
メスを入れるのが鼻のみとなるので、移植手術としてはダメージが少なく済みますね。
鼻翼軟骨の特徴
鼻翼(びよく)軟骨とは、両方の鼻の穴の形を維持している軟骨で、下から見るとM字型をしています。
日本人はこの鼻翼軟骨が広がっていることが多いため、丸く大きな鼻先になりやすいのです。
手術方法
一般的な「鼻尖形成術3D法」では、まずM字の真ん中の部分から鼻翼軟骨を切り分けます。
下の部分を土台に、切り離した上の部分を反転させたり変形させたりして、鼻先に移植します。
鼻全体が立体的になるよう、整えていきます。
軟骨を切断し、鼻先を形成していくため、比較的自由度が高い点がメリットです。
鼻尖形成術3D法のリスク
ご紹介したように、「鼻尖形成術3D法」では鼻翼軟骨を切断し切り分けます。
このとき、内側脚を切り離す点に大きな問題があるのです。
鼻翼軟骨を土台となる部分、先端となる部分に切り分けます。
すると、不安定になった土台部分が潰れてしまいます。
鼻の高さや形を維持する力が失われ、術後に沈み込むことや鼻翼がズレて鼻が曲がって見えるリスクが生じるのです。
鼻先が丸い方は、そもそも鼻翼軟骨自体が小さいことも多く、まともに形成できないケースも多くあります。
そのため、当院では「鼻尖形成術3D法」のリスクを排除した「鼻尖形成MAX」という方法で手術を行っています。
鼻尖形成MAX
当院では「鼻尖形成術3D法」からリスクを排除したGBC式3D法を行っております。
その名も「鼻尖形成MAX」。
鼻翼軟骨を切断することがリスクの原因となるので、当院では鼻翼軟骨を切り離しません。
内側脚を切り離さず、鼻翼軟骨の移動距離を増やすことでリスクを減らしました。
「鼻尖形成MAX」は他院の「鼻尖形成術3D法」とは全く違う、ということを知っておいてください。
手術時間
「鼻尖形成MAX」の手術時間は20~30分ほど。
そこに、デザイン・消毒・麻酔・術後の休憩時間がプラスされます。
移植手術ではありますが、比較的手術時間が短いことが特徴です。
ダウンタイム
術後3日間はギプスでの固定が必須となります。
鼻先のギプスはマスクでしっかりと隠れるサイズのものなので、外出できないということはないでしょう。
腫れや内出血が出る可能性もありますが、1週間ほどで治り始めます。
鼻整形で失敗しない方法
鼻整形を行っている美容クリニックで広く採用されている「鼻尖形成術3D法」。
しかし、術後に沈み込む、鼻が湾曲するといったリスクを避けることができません。
最悪の場合、元の鼻よりも不格好な鼻になってしまう可能性も。
そのため、鼻翼軟骨を切除して土台となる部分を傷つける手術の説明を受けた場合は注意が必要です。
「鼻尖形成術3D法」というネーミングは同じでも、術式はクリニックによって異なります。
中にはリスクを伏せて手術に誘導するクリニックも。
どのような手術なのか、丁寧に説明してくれるクリニックを選ぶことをおすすめします。
まとめ
今回はグローバルビューティークリニックオリジナルの「鼻尖形成MAX」の具体的な手術方法について解説しました。
一般的な「鼻尖形成術3D法」におけるリスク、当院の「鼻尖形成MAX」の特徴、鼻整形で失敗しない方法についてお分かりいただけましたか?
当院では、お客様の安全や仕上がりの美しさを大切にしています。
メリットだけではなくリスクもしっかりと理解したうえで術式をご選択ください。