20代男性に多い白湯男子
最近「白湯男子」というワードがネット上でトレンド入りしたのをご存じでしょうか?
実は女性に限らず、男性にも白湯が人気なんです。
「魔法びん」で有名なサーモス株式会社が行った調査結果を見てみましょう。
男性は女性よりも白湯を飲んでいる!?
結果を見ると、白湯を飲む20代女性43%に対し、20代男性は50%。
30代では女性が33%、男性は38%となっています。
20~30代では女性よりも男性の方が白湯を飲んでいるようです。
若者の方が白湯を飲んでいる!?
20代男性は50%、50代男性は18%と、年齢層が上がれば上がるほど白湯を飲まなくなっていますね。
仮説ではありますが、若い男性の方が白湯の美容効果を期待しているのではないでしょうか。
では、白湯にはどのような効果があるのでしょうか?
白湯を飲むことで得られるメリットをいくつか紹介します。
白湯の効果
美肌効果、ダイエット効果、デトックス効果、免疫力を高める効果などがあるとされている白湯。
年齢や性別を問わずすべての人におすすめしたいので、白湯によって得られる効果をみていきましょう。
花粉症に効く!?
日本人の国民病ともいわれる花粉症。
春先のみならず、年中辛い思いをしている方もいらっしゃいます…
そんな花粉症には、白湯がおすすめです。
50~60度の白湯を飲むと、内臓の温度が上がります。
身体が内側から温まると血行が良くなりますし、免疫力も上がります。
免疫力が高すぎると花粉症の症状が悪化しますが、免疫力が低すぎるのも体調が悪くなる原因となります。
美肌になれる!?
美肌の条件である「ターンオーバー」という言葉を聞いたことはありますか?
白湯を飲むと血行が良くなり、老廃物が排出されやすくなります。
ターンオーバーが整うと、バリア機能が正常に働き、外部からの刺激や肌荒れを防いでくれます。
美肌を手に入れるためには、ターンオーバーを整えることが重要なのです。
顔が小さくなる!?
白湯を飲むだけで顔が小さくなることはありませんが、むくみを解消する効果は期待できます。
みなさんは普段どれくらいの水を飲みますか?
厚生労働省によると、体重60kgに対して1日1.2リットルの水を飲むことが推奨されています。
一度に大量に飲むとむくみやすくなるので、こまめに水を飲むようにしましょう。
便秘が治る!?
温かい白湯には、胃腸の働きを高める効果があります。
蠕動運動(ぜんどう うんどう:腸の動き)が活発になり、便秘改善につながるのです。
また、ストレスや緊張が原因の便秘には、リラックス効果のある白湯がおすすめです。
キンキンに冷えた水はおいしいですが、胃腸を急激に冷やしてしまいます。
消化不良や便秘、肌荒れを避けたい方は、生活の中に白湯を取り入れてみてください。
正しい白湯の作り方
健康に良いとされている白湯ですが、厳密にいうと「お湯」とは別物です。
では、美容目的で取り入れる「白湯」は、どのように作ればよいのでしょうか?
ケトルで作る
水道水とやかんがあれば白湯は簡単に作れます。
お湯と白湯の違いは、簡単に言うとカルキが抜けているかどうかです。
塩素で消毒された水道水は、カルキくさいといわれますよね。
水道水に残った塩素やトリハロメタンは、煮沸することで取り除けるのです。
やかんの蓋を開けた状態で10〜15分ほど沸騰させ、50度くらいまで冷ませば白湯の完成です。
鉄瓶で白湯を作る美容法もあるので、試してみてくださいね。
電子レンジで作る
電子レンジでは煮沸が難しいため、ペットボトルの水を用意してください。
水をマグカップに入れ、1分~2分ほど温めてください。
電子レンジの機種やワット数によって異なるので、50度くらいになるように試してみてください。
ウォーターサーバーで作る
お湯が出るタイプのウォーターサーバーであれば、温水と冷水を混ぜるだけで白湯が作れます。
50度くらいになるように調節しながら入れてみてください。
「白湯」を購入する
最近は「白湯」を買うこともできますね。
2007年、2014年にも販売されていたそうですが、今ほどブームにはならなかったのだとか。
自宅でも出先でも白湯が手に入るので、こまめに取り入れてみてくださいね。
白湯のデメリット
美容や健康のために毎日取り入れたい白湯ですが、飲みすぎには注意が必要です。
白湯の飲みすぎによるデメリットをいくつか紹介します。
飲みすぎるとむくむ
むくみ改善に効果的な白湯ですが、飲みすぎるとむくみやすくなります。
冷水や常温の水よりも白湯の方がおいしい、と感じる方もいますが、大量に飲むことはおすすめできません。
起きてすぐ、お風呂あがり、寝る前などに少量ずつ飲むと良いでしょう。
睡眠の質が低下する
寝てる間にかく汗の量はコップ1杯ほどといわれています。
そのため、就寝中の脱水症状を防ぐためにも、寝る前に白湯を飲むことは良いでしょう。
しかし、飲みすぎるとトイレが近くなるため、睡眠の質が低下します。
寝る前に飲む白湯の量は、コップ1杯以下にしておきましょう。
水分バランスが崩れる
白湯を飲む量と飲むタイミングによっては、体内の水分バランスが崩れてしまいます。
食後すぐに白湯を飲むと消化液が薄まり、消化不良につながります。
お腹が緩くなり、下痢しやすくなる場合もあるので、食後30分〜1時間ほどたってから白湯を飲むと良いですね。
おすすめの美容施術
白湯が習慣づき、美意識が高まっている方も多いでしょう。
中には、毎日の白湯だけでは美容効果が物足りない、という方もいるかもしれませんね。
ここでは、そんな方におすすめの美容医療をいくつかご紹介します。
美容点滴
手軽に受けられて続けやすい美容医療に美容点滴があります。
当院では美肌効果、疲労回復効果、二日酔い防止効果、ダウンタイム軽減効果のある点滴を行っています。
紫外線対策やシミ予防におすすめの高濃度ビタミンC点滴もありますよ。
レーザー
レーザーの種類によってさまざまな悩みにアプローチが可能です。
ニキビ治療、クレーター治療、肌質改善、美白、クマ治療など、悩みに合った施術を提案することもできます。
まずはお気軽にカウンセリングにお越しください。
小顔整形
「顔を小さくしたい」「角ばった輪郭をたまご型にしたい」「エラが気になる」…
このように、顔の形に関する悩みも相談可能です。
当院では糸リフトや脂肪吸引、ボトックス注射やハイフなど、顔の輪郭を整える施術も豊富に取り揃えています。
ダウンタイムが短いものから、大幅な変化が得られるものまでお選びいただけますよ。
まとめ
今回は、白湯(さゆ)の美容効果や正しい飲み方を詳しくご紹介しました。
美肌効果や小顔効果が期待できる白湯は、花粉症や便秘にも良いということが分かりましたね。
やかんや電子レンジがあれば簡単に作れますし、コンビニやスーパーでも購入できるので、生活の中に白湯を取り入れてみてください。
また、白湯が習慣づいてきた方には、定期的な美容医療もおすすめですよ。