
鼻尖形成とはどんな手術?具体的な手術方法やダウンタイム、費用について詳しくご紹介します!
2025.05.23著書
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残念ながら、鼻整形で失敗した、と感じている方は少なくありません。
しかし、鼻整形後にトラブルを抱えている方は「他院修正」という方法で修正手術が可能です。
今回は鼻整形の修正手術である「他院修正」の具体的な方法についてご紹介します。
「プロテーゼがズレた気がする…」「鼻整形の仕上がりに納得できない」
そんな悩みを抱える方へ。本記事では、美容外科医が実際に対応した鼻整形の失敗・トラブル事例をもとに、「他院修正」の実態と対処方法について詳しく解説します。
GBCでは、毎年数百件の修正手術に対応しており、特に“プロテーゼの再形成・抜去・入れ替え”に関する経験と技術に基づいた治療法を行っています。
整形の再手術に不安を感じている方も、安心して参考にしていただける内容です。
鼻整形には「失敗」や「トラブル」といったイメージがついて回ります。
そのイメージは誤解であることがほとんどですが、まずは鼻整形に対するイメージから見ていきましょう。
「鼻整形はやり直しができない」「1度入れたプロテーゼは外すことができない」
このようなイメージが浸透していますが、実はこれは誤解なのです。
・仕上がりに満足していない ・炎症が1か月以上続く ・明らかな異常がみられる |
このような場合は再手術が可能です。
当院では、他院修正の依頼が年間数百件以上あります。
さらに残念なことに、この件数は毎年増え続けているのです…。
中でも特に多いのはプロテーゼに関するトラブル。
どのようなトラブルが多いのでしょうか?
よくあるプロテーゼのトラブル
・鼻が斜めになっている ・鼻が白く冷たくなる ・鼻が赤くなり熱い ・鼻がズキズキ痛む ・鼻先が上を向いた ・プロテーゼが透けて見える ・皮膚を突き破って露出する ・プロテーゼの形が浮き出る ・鼻を触るとプロテーゼが浮く |
このようなトラブルが生じ、クリニックに相談に来られる方がいらっしゃいます。
中には「プロテーゼが皮膚を突き破って出てきそうで鼻もかめません」
という方もいらっしゃいました。
では、なぜプロテーゼによるトラブルが生じるのでしょうか?
そもそもプロテーゼの形が悪い、鼻に合っていないプロテーゼを使用している
といったことが原因でトラブルは生じます。
・プロテーゼがズレている ・明らかに違和感がある ・いかにもプロテーゼ感 ・鼻整形したことがわかる鼻 ・仕上がりが不自然 |
プロテーゼによるトラブルは、次のようなことが原因で起こります。
主に「I型プロテーゼ」「L型プロテーゼ」の2種類に分けられる鼻プロテーゼ。
L型を使用した場合、皮膚が薄くなって炎症が起こり、赤くなる可能性があります。
最悪の場合プロテーゼが皮膚を突き破って出てくることも。
実際にお客様の鼻から取り出したプロテーゼにはさまざまなものがあります。
非常に硬いもの、分厚いもの、毛虫のようにギザギザしているもの…
当院では安全性を考慮して、I型のソフトプロテーゼのみを使っています。
鼻の穴の中からアプローチして、鼻の骨と骨を覆っている骨膜の間に挿入します。
見えない部分にメスを入れるだけなので、術後傷跡が目立つことはありません。
鼻プロテーゼを取り扱う美容クリニックは数多くありますが、医師によってプロテーゼの使い方が異なります。
・既製品をそのまま使用する美容外科医 ・手術前に鼻の形に合わせて成型する美容外科医 ・手術中にプロテーゼを形成する美容外科医 |
当院では手術中に手際よくプロテーゼを形成し、挿入するという方法で施術を行っています。
「事前にプロテーゼを成型しておいた方が時短になるのでは?」
と考える人もいるでしょうが、プロテーゼの形成にはそこまで時間はかかりません。
いざメスを入れてみたらプロテーゼが全くフィットしない、という時の方が大変ですよね。
当院では、皮膚の上からではなく、鼻の脂肪や筋肉の量、骨の形を確認したうえでプロテーゼを形成するのでより正確な鼻整形が行えるのです。
クリニックによってプロテーゼの形成工程に差があるので、カウンセリングの段階でじっくり確認すると良いでしょう。
他院修正で取り出したプロテーゼを手に取ってみると、雑に削られていたり、全く鼻の形に合っていなかったり…
さらに、骨膜の下ではなく骨膜の上など、正しい部分に挿入されていないケースも見受けられます。
覚悟を決めて鼻整形に臨んだお客様の思いを踏みにじるような行為をする医師が多くいることは、とても大きな問題だと考えています。
医師の知識不足、技術不足、センスのなさによるトラブルは避けたいですよね。
そのためには、カウンセリングの段階で鼻整形が得意な医師を見極める必要があります。
他院で挿入したプロテーゼに違和感を感じている場合は、まずは改めてカウンセリングを行います。
しっかりと鼻の状態を確認させていただき、理想的な鼻になるように修正を行います。
現在挿入されているプロテーゼの形や位置を修正していく方法。
しっかりと骨膜の下に挿入されていない場合は、正しい位置に挿入しなおします。
L型プロテーゼが使われている、プロテーゼが鼻の形に合っていない、といった場合はプロテーゼを抜去します。
古いプロテーゼの抜去後は、鼻の形に合った新しいプロテーゼを正しい位置に挿入します。
プロテーゼの修正手術にかかる時間は、簡単なものであれば20分ほど。
静脈麻酔を使って手術を進めていきます。
A.分厚すぎるプロテーゼを使用した場合は分かるかもしれません。
正しい部分(骨膜下)に適切な厚さのプロテーゼが挿入されていれば、ほとんどの場合触っても分からないのでご安心ください。
A.素材がシリコンなので、体内の組織との癒着はありません。
人体の構造上、異物が入れば膜を張るという特徴があります。
そのため、プロテーゼの周りには被膜ができます。
被膜を一部破ればズルっとプロテーゼを抜くことができるので、抜去や入れ直しが可能となります。
A.鼻整形は一生のうち1回きりにした方が良いです。
だからこそ、カウンセリングで来られたお客様にはベストな鼻になるような手術の組み合わせをご提案しています。
当院で鼻の複合手術が多い理由は、1度の手術でベストな仕上がりにするためです。
A.血流障害などのリスクが高まります。
鼻整形は2回、3回と回数を重ねるにつれてリスクが高まります。
そのため、鼻整形はできれば1回で完了させたいところ。
1部分だけの手術を行った場合、欲が出て数年後に再手術を行いたくなる人が非常に多いです。
リスクを背負いながら何度も鼻手術を受けるのではなく、1度で理想の鼻に近づくことが最善だと考えています。
美しい鼻を求めて美容整形を受けても、違和感のある鼻になってしまうのはとても残念なこと。
しかし、鼻整形にはリスクが伴います。
鼻整形で失敗した、トラブルが起きたと感じている方は少なくありません。
他院修正が可能なクリニックもあるので、まずはひとりで悩まず専門の医師に相談しましょう。
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【美人の条件】VOL19 他院の鼻修正プロテーゼ編。鼻整形は1度で終わらすのが理想。しかし仕上がりが想像と違った、違和感がある等で修正手術を繰り返すと思わぬ事態になる場合もあります。
美人は鼻で決まるチャンネルVOL19他院修正プロテーゼ編。鼻整形年間1,000件以上の美容外科医グローバルビューティークリニック院長杉崎裕斗が親切丁寧に解説します。