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2025.05.23美容整形
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みなさんは「毛周期」についてご存じですか?
脱毛サロンや医療脱毛を検討中の方は耳にしたことがあるかもしれません。
今回は毛周期と脱毛の関係や、毛周期に合わせた脱毛の必要性について分かりやすくご説明します。
まずは毛周期とは何か、というところから解説していきます。
脱毛と毛周期は切っても切れない関係にあります。
というのも、ほとんどの脱毛方法の場合、毛が伸びている期間に効果を発揮します。
中には、毛周期に関係なく脱毛ができる脱毛方式もあります。
しかし、光脱毛、ニードル脱毛、医療レーザー脱毛などほとんどの場合、効果的に脱毛を行うためには毛周期に合わせて施術を行う必要があるのです。
「できるだけ少ない回数で脱毛を完了したい」「効率よく通うにはどのタイミングがベスト?」
医療脱毛を考えるときに、実は“毛周期(ヘアサイクル)”を意識することが非常に大切です。
本記事では、毛周期の基本構造(成長期・退行期・休止期)と、それぞれのタイミングでの脱毛効果の違いを解説しながら、
当院で導入しているレーザー脱毛機「ジェントルレーズプロ」が、なぜ毛周期に合わせることで高い効果を発揮できるのかをご紹介します。
これから医療脱毛を始める方、脱毛サロンとの違いを知りたい方に向けた内容です。
別名ヘアサイクルとも呼ばれる毛周期(もうしゅうき)。
髪の毛や体毛が生え変わる仕組みのことです。
「成長初期→成長後期→退行期→休止期」を繰り返しながら毛が生え変わっています。
バルジ領域が毛乳頭に指令を出すことで毛の成長が始まります。
毛細血管から栄養や酸素をもらった毛乳頭が毛母細胞を成長させます。
成長した毛母細胞が分裂を繰り返し、毛が形成されます。
成長後期で毛が皮膚表面から顔を出し、「ムダ毛」と呼ばれるようになるのです。
毛母細胞の分裂が止まる退行期。
細胞分裂が行われないので、毛がこれ以上成長することはありません。
成長が止まった毛は、毛根が押し上げられ抜け落ちます。
毛が完全に抜け落ち、体外に排出され、次の毛の準備を始める休止期。
部位によって期間は異なりますが、数か月~数年ほど休止期が続く毛穴もあります。
ほとんどの脱毛機器が成長期の毛に反応します。
当院で取り扱っている医療レーザー脱毛器「ジェントルレーズプロ」も、成長期の毛のメラニンに反応することで脱毛効果が得られる仕組みです。
今生えている成長期の毛は、メラニン色素が濃く黒い色をしています。
そのため、メラニン色素に反応するタイプの脱毛機器は成長期の毛に反応します。
また、毛乳頭と毛の距離が近いことも、成長期の毛が脱毛に適している理由の一つです。
レーザーによる熱で発毛組織を破壊することで、次から毛が生えてこなくなるのです。
効率よく医療脱毛を受けるためには、2~3か月間隔で通うと良いでしょう。
というのも「今成長期である」という毛は全体の約20~30%といわれています。
そのため、退行期・休止期の毛が成長期に差し掛かるころに次の施術を受けることができれば効果的ですよね。
ただし、適した頻度や間隔は医療脱毛機器によって異なるので、クリニックに確認しましょう。
当院では、2か月おきに通うことができるので、12月から脱毛を始めれば夏までに4~5回は照射できますよ。
毛の構造を作る毛包幹細胞、メラノサイトを作る色素幹細胞の2つの幹細胞を持つバルジ領域。
毛乳頭に指令を出すことで毛の成長が始まります。
このバルジ領域を破壊することで脱毛を行うのが「蓄熱式」という照射方式です。
毛細血管から栄養や酸素を得る毛乳頭。
受け取った栄養や酸素を毛母細胞に送ることで発毛を助けます。
栄養を運搬するので、毛の成長に不可欠な細胞といえますね。
毛乳頭から栄養や酸素をもらうことで成長、分裂を繰り返す毛母細胞。
毛母細胞が分裂を繰り返すことで毛が生成されます。
さらに、バルジ領域内の色素幹細胞が作るメラノサイトからメラニン色素を受け取ることで濃い色の毛が作られます。
「熱破壊式」を採用した脱毛機器は、毛乳頭や毛母細胞を破壊することで脱毛を行います。
心臓からくる動脈と、心臓に戻る静脈をつなぐ毛細血管。
細かく枝分かれした末梢が身体の隅々まで張り巡らされており、体内のあらゆる組織に血液や酸素、栄養を届けます。
毛髪も同様に、毛乳頭が毛細血管から栄養や酸素を受け取ることで毛が成長します。
わたしたちの身体には、伸ばしたい毛から抜きたい毛まで、さまざまな毛が生えています。
頭髪と体毛では栄養の供給源や毛の長さなど違いはありますが、毛細血管から栄養をもらい成長する点では同じです。
バルジ領域から指令を受けた毛乳頭が毛母細胞を分裂させることで毛髪が誕生します。
当院では、毛に含まれるラニン色素に反応して脱毛を行う医療脱毛機器を採用しています。
体毛は部位によって毛周期が異なります。
同じ部位でも毛周期が異なる毛穴もあるので、一般的な毛周期をご紹介します。
個人差はありますが、毛周期は部位ごとに異なります。
1度の照射ですべての毛を脱毛できれば良いのですが、すべての毛が同時に成長期に入ることはありません。
医療脱毛では成長期に入った毛を脱毛するため、1度の照射で全体の約20~30%脱毛できるといわれています。
そのため、2〜3か月に1回の頻度で5〜10回ほど照射することをおすすめします。
毛の濃さや毛根の深さなどには個人差があり、脱毛が完了するまでの期間には個人差があります。
2か月に1回のペースで照射したとして、合計5回受けるには10か月ほどかかります。
「この日までに脱毛を完了したい」
と目標とする日にちがあれば、そこから逆算して脱毛を始めると良いでしょう。
今回は、脱毛と関係の深い「毛周期」について詳しくお話ししました。
毛周期には「成長初期・成長後期・退行期・休止期」があります。
医療脱毛では成長期に入った毛にアプローチするため、効率よく脱毛効果を得るためには毛周期に合わせた施術が必要となるのです。
当院では「ジェントルレーズプロ」を使った医療脱毛を行っています。
使用機材やサロン脱毛との違いに関してはこちらのコラムをご覧ください。
医療脱毛の効果を最大限に引き出すには、「毛周期に合わせて施術を受けること」がとても重要です。
成長期の毛にだけ反応する脱毛機器だからこそ、適切な間隔を守ることで少ない回数でも効率よく脱毛が進みます。
当院で使用している「ジェントルレーズプロ」は、メラニン色素に高精度で反応し、毛母細胞や毛乳頭をしっかり破壊する“熱破壊式”レーザー。
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