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鼻整形手術の具体的な方法 ~鼻尖形成術や鼻尖部軟骨移植の他院修正~

鼻整形手術の具体的な方法 ~鼻尖形成術や鼻尖部軟骨移植の他院修正~

「鼻整形で失敗されたのではないか」

「思っていた仕上がりにならなかった」

と、鼻整形後に後悔している方がいらっしゃいます。

今回は他院で鼻先の整形手術を受けた方の例を見ながら、当院での対処法についてご紹介します。

「鼻整形の仕上がりに満足できなかった」「思ったより効果がなかった」と感じている方へ。  

この記事では、鼻尖形成術や鼻尖部軟骨移植といった施術後に起こりうるトラブル事例と、それに対する当院の修正手術の方法をご紹介します。  

他院での手術に不満を抱えた患者様の症例を通じて、具体的な治療方針と医師選びの重要性についても解説しています。

 

鼻整形のトラブルに対する当院の修正方法

鼻先の美容整形には「鼻尖形成術」「鼻尖部軟骨移植」などがあります。

それぞれの手術の概要やトラブルに対する当院の対処法を順番にみていきましょう。

 

鼻尖形成術のトラブル例

・皮下脂肪の除去の仕方が不十分で、鼻先が丸いまま

・鼻先が細くなっていない

・鼻の状態に反する不適切な手術がされていた

「他院修正」の相談で来られる方の中にはこのような方がいらっしゃいます。

「鼻尖形成術」は医師によって手術方法が異なる手術ですから、やり方によっては正しい効果が得られない可能性も。

 

鼻尖形成術とは

広がった鼻翼軟骨を引き寄せて細く見せる、軟部組織と呼ばれる脂肪を処理するのが「鼻尖形成術」。

しかし、皮膚の上からでは前回の手術がどこまで処理されているかは分かりません。

十分な処理が行われていなかった場合はもう一度正しく手術を行えば効果が得られるかもしれませんが、もしかするとそれが限界の場合も。

もしその効果が限界なのであれば、どんなに腕の良い医師が手術を行ってもそれ以上の効果は出せません。

 

当院の対処法

鼻の構造上「鼻尖形成術」だけで変化を出す保証はありません。

そういった場合は、「鼻尖形成術」に加えて「鼻尖部軟骨移植」をご提案する場合も。

前のクリニックにカルテや手術記録を請求するクリニックもありますが、実際にカルテ通りに手術が行われていなければ意味はありません。

 

鼻尖部軟骨移植のトラブル例

・移植した軟骨の位置がずれていた

・移植した軟骨の量が少なく、鼻先の高さが出ない

・医師の技術の低さからか、無駄な傷跡が残ってしまった

・鼻尖軟骨を切除しすぎていたため、満足のいく鼻の形になっていない

「軟骨移植をしたけど変化がなかった」

これは明らかに手術方法が間違っている例です。

 

鼻尖部軟骨移植とは

鼻先に軟骨を縫い付けることで高さを出す方法を「鼻尖部軟骨移植」と呼んでいます。

「鼻尖部軟骨移植」は「鼻尖形成術」と同時に行う必要があります。

「鼻尖形成術」を行わずに「鼻尖部軟骨移植」のみ行っても正しい効果は得られません。


「鼻尖部軟骨移植」のみを行った場合、鼻翼軟骨の隙間に挿入した軟骨が落ち込んでしまうケースも。

このようなケースは「鼻尖部軟骨移植」の効果を最大限に発揮できる手術方法ではなかったと考えられます。

 

当院の対処法

「他院修正」ではまずは挿入されていた軟骨を取り出します。

形がよければそのまま使用しますが、手術方法が間違っている場合は形も悪いことがほとんど。

新しく耳の軟骨を採取し、新たに「鼻尖部軟骨移植」を行うケースが多いですね。

 

修正手術を行った例

ここからは、実際に当院で「他院修正」を受けられた方の症例をご紹介します。

他院で鼻整形を行った経緯、術後の不満、当院での対処法を順番にみていきましょう。

 

《症例①》鼻尖部軟骨移植

鼻先が丸くて低いというコンプレックスがあった女性。

鼻先を高くしたいと強く願い、とあるクリニックで「鼻尖部軟骨移植」を受けたそうです。

しかし、鼻筋が曲がってしまい、鼻尖部がわずかに右へ曲がってしまっています。

鼻の高さも十分ではなく、本人は「失敗したのでは?」と不満そうです。

 

鼻先の歪みの対処法

詳しく診察したところ、このケースは移植した軟骨がまっすぐに挿入されていませんでした。

軟骨がわずかに歪んでいる状態だったのです。

軟骨自体のサイズも小さく、鼻尖部の高さを出すまでの効果はなさそうです。


初回手術後日数が浅かったため、軟骨を取り出し再度入れなおすことにしました。

このケースではうまくいきましたが、場合によっては取り出した軟骨が使えないことも。

その場合は再度耳から軟骨を採取し、改めて「鼻尖部軟骨移植」を行う必要があります。

 

《症例②》鼻尖形成術

丸い団子鼻が気になっていた女性。

他院で鼻尖部周辺の皮下脂肪を除去する「鼻尖形成術」を受けたそうです。

しかし手術後、皮膚にへこみが残ってしまったとのことで当院へ相談に来られました。

 

鼻のへこみの対処法

この方の場合、全体的にまだ丸みがありました。

そのため、再度脂肪除去を行い鼻尖部の状態を整えました。

併せて、鼻をもう少し高くしてほしいとのご要望だったので、数か月後に改めて「プロテーゼ隆鼻術」を行うことにしました。

 

《症例③》鼻尖縮小術

鼻の穴が目立ち、小鼻が気になるということで他院で「鼻尖縮小術」を受けた女性。

鼻先の軟骨を縫い合わせる手術を受けたが、指でつまんだような「ピンチノーズ」になってしまったとのこと。

修正手術を受けたいが初回手術を受けたクリニックに行くのは嫌だ、とのことで当院へ来られました。

 

ピンチノーズへの対処法

カウンセリングの結果、この方は複数の術式を組み合わせて行うことになりました。

まずは「鼻尖縮小術」で鼻翼軟骨を縛っている糸を外し、その後「プロテーゼ隆鼻術」「鼻尖形成術」「鼻尖部軟骨移植」「鼻翼縮小術」を併せて行いました。


お客様の鼻の状態によっては、1つの術式で納得して頂ける場合もあります。

しかし、実際に1つの術式だけでご満足いただけることは少なく、複数の術式を組み合わせることで理想の鼻に近づく場合が多いのです。

 

《症例④》プロテーゼ隆鼻術+鼻尖部軟骨移植

鼻先が上を向いていて、高さも低いことがコンプレックスだった女性。

高さや長さを出してすっきりした鼻になりたいと思い「プロテーゼ隆鼻術」と「鼻尖部軟骨移植」を受けたそうです。

しかし、術後間もなく鼻に違和感を感じ、効果もほとんど見られないと当院へ相談に来られました。

 

短く低い鼻先への対処法

まずは他院で挿入していたプロテーゼを抜去し、GBCソフトプロテーゼを加工して挿入しました。

さらに、「鼻尖形成術」で鼻先を整え、「鼻中隔延長術」で鼻先にしっかりと高さや長さを出すといった複合手術を行いました。

鼻筋を伸ばし、鼻先を下向きにしたことで、理想の鼻を手に入れることができました。

 

「修正」=「失敗」ではない

ここまで、他院で受けた鼻手術のトラブルをいくつかご紹介しましたが、決して「失敗」とは限りません。

特定の術式では鼻の構造の問題で限界なのかもしれませんし、効果がなかったからといって間違った手術を行っているとは限りません。

正しい手術を正しい手順で行ったうえで限界だった可能性もあります。

しかし、鼻の手術は人生で何度もやるべきではありません。

既に鼻整形を受けて仕上がりに満足していない場合は、次が最後の鼻整形になるようにしっかりとクリニック選びをしましょう。

術後に後悔しないためには、医師選びが非常に重要なポイントとなります。

 

まとめ

今回は「鼻尖形成術」「鼻尖部軟骨移植」など、鼻先の手術後の修正についてお話しました。

美容整形を受けるお客様は「手術は一度限り」と思って、勇気を出してクリニックを訪れます。

費用に関しても、決して手ごろなものではありません。

それでも「効果が得られない」「思っていた仕上がりではない」と不満を感じている方がいることはとても残念なこと。

美容外科の医師は、お客様のことを真剣に考え、一度の手術で満足のいく鼻を作り上げるべきだ、というのが私の信条です。

 

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美人の条件】VOL20 鼻先の修正手術。鼻尖形成・鼻翼縮小・鼻尖部軟骨移植を解説

移植した軟骨の位置がズレていた移植した軟骨の量が少なく、鼻先の高さが出ない皮下脂肪の除去の仕方が不十分で、鼻先が丸いまま患者さんの鼻の状態に反する、不適切な手術がされていた医師の技術の低さからか、ムダな傷跡が残ってしまった鼻尖軟骨を切除しすぎていたため、満足のいく鼻の形になっていない

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