どこまでがプチ整形?プチ整形の種類やおすすめしないプチ整形をご紹介します
2024.10.13

どこまでがプチ整形?プチ整形の種類やおすすめしないプチ整形をご紹介します

美容整形

美容整形に抵抗はあるが、プチ整形は怖くない」
周りにばれたくないからプチ整形を検討している」

このようにガッツリ整形ではなくプチ整形を望む方はとても多くいらっしゃいます。

では、「美容整形」と「プチ整形」の違いとはいったい何なのでしょうか?

どこまでが「プチ整形」で、どこからが「美容整形」なのでしょうか?



今回は二重整形や鼻整形におけるプチ整形、そのほかのプチ整形について詳しくご紹介します。

おすすめできないプチ整形もあるので、検討中の方は是非最後までご覧ください。

プチ整形の定義とは?

一般的に「プチ整形」とは、メスを入れずに行う美容整形を指します。

皮膚を切開することなく、パーツや顔全体の印象を変えることができるため、手軽さが人気を集めています。

しかし、プチ整形と言っても、さまざまな施術がありますね。

では、美容整形においては、どこまでが「プチ整形」なのでしょうか?

プチ整形一覧

プチ整形と呼ばれる施術には、「埋没法二重術」「ヒアルロン酸注射」「ボトックス注射」などがあります。

他にもプチ整形と呼ばれる施術は数多くあるため、代表的なものをいくつかご紹介します。

◆埋没法二重術

糸を使って二重まぶたを作る「埋没法二重術」

メスを使って二重まぶたを作る方法には「全切開法」「小切開法」「部分切開法」などがありますね。

「埋没法」では針と糸のみを使って施術するため、ダウンタイムが短く済みます。

さらに、術式によってはダウンタイムがほとんどないもの、全切開に劣らないキープ力のあるものなどさまざまな種類があります。

価格重視なのか、ダウンタイム重視なのか、持続力重視なのか…

求めている基準に合わせて術式を選ぶこともできますよ。

◆糸を使った鼻整形

「鼻尖形成」「鼻翼縮小」は、メスを使わずに施術することができます。

糸を使って鼻先や小鼻の形を変えるという方法です。

手術後のダウンタイムが不安で鼻整形をためらっている方は非常に多くいらっしゃいます。

そういった場合におすすめされるのが鼻のプチ整形です。

しかし、糸を使った鼻整形では、目に見えてわかる効果が得られない、半永久的に効果が続かないといったデメリットもあります。

◆ヒアルロン酸注射

・シワ改善
・涙袋形成
・唇のボリュームアップ
・額を丸くする
・鼻を高くする
・口角アップ
・あごを前に出す など

ヒアルロン酸注射にはさまざまな種類があり、使い分けることであらゆる効果が得られます。

ただし、用途によってはおすすめできるもの、おすすめできないものに分けられます。

ヒアルロン酸注射がおすすめの部位に関しては、こちらの記事をご覧ください。

◆ボトックス注射

・表情ジワの改善
・エラの張り改善
・ふくらはぎを細くする
・汗を止める など

筋肉の動きを弱める、筋肉の動きを止めるといったはたらきを持つ「ボトックス注射」

悩みの原因となる筋肉に直接注射することで、症状を和らげます。

表情筋の動きが原因で生じるシワ、ふくらはぎの筋肉を小さくする、肩や首の筋肉に注射し肩こりを改善する…

さまざまな悩みにボトックス注射が効果を発揮します。

さらに、汗を出す神経にはたらきかける作用もあるため、多汗症やワキ汗対策としても用いられています。

◆脂肪溶解注射

脂肪細胞の大きさを小さくするのではなく、脂肪細胞の数を減らしてしまう「脂肪溶解注射」。

細胞の数という根本的な部分から痩身効果を実現します。

使用する製剤によって痛みや痩身効果が異なりますが、注射のみでダイエット効果が得られることからプチ整形と言えるでしょう。

効果的な部位は、顔やフェイスライン、二の腕などで、部分痩せにもってこいの施術です。

◆シミ取り・ホクロ取り

シミ取りやホクロ取り施術は「美容皮膚施術」ですから、「美容整形」とは言えないかもしれません。

しかし、「芸能人のホクロ取りは美容整形だ」と視聴者が感じることもあるので、ホクロ取りは「プチ整形」かもしれませんね。

悪性のホクロ除去は保険適用ですが、そうでなければほとんどの場合自費での除去となります。

レーザー電気メス高周波液体窒素などホクロ除去施術にはさまざまな方法があります。

ホクロの色素を破壊する方法、ホクロを切除して皮膚を縫い合わせる方法、ホクロを蒸散させる方法など仕組みもさまざまです。

プチ整形のメリット

初めての美容整形として人気がある「プチ整形」。

では、プチ整形が選ばれる理由とはいったい何なのでしょうか?

ここでは、プチ整形のメリットをいくつかご紹介します。

低価格

まずは、プチ整形にかかる費用です。

価格も「プチ」であることが多いため、コストパフォーマンスが良いのです。

メスを使った手術の場合、20~100万円ほどかかる治療が、プチ整形を選べば1~30万円ほどで抑えられるケースも。

予算に合った施術を受けるために、仕方なくプチ整形を検討しているという方も中にはいらっしゃいます。

ハードルが低い

「美容整形」と聞くと抵抗がある方でも、「プチ整形」であれば大丈夫と考える方が多いようです。

実際に美容整形を何度も受けている方も、初めての整形は「プチ整形」だったという方も。

メスを使わないというポイントは、美容整形を検討中の方にとってハードルが低く、受けやすいのだとか。

ダウンタイムが短い

プチ整形ではメスを使わず、注射器や針、糸を使って施術を進めます。

侵襲性が低く、ダウンタイムが短いため美容整形に対する不安が軽減しますね。

施術方法や施術内容によってはダウンタイムがほとんどないものもあるので、術後のダウンタイムを重視している方には朗報ですね。

バレにくい

プチ整形ではさりげない変化にとどめておくことが可能なので、絶対にバレたくないという方にとても人気があります。

ダウンタイムが短く、すぐに日常生活に戻ることができるため、術後のストレスはほとんどないでしょう。

プチ整形のデメリット

ご紹介したメリットとは裏腹に、実はプチ整形に隠されたデメリットもあるのです。

もちろん、安全で効果の高い施術もあるので、しっかりと見極めて施術を受けることをおすすめします。

効果に限りがある

メスを使った美容整形で得られる効果が半永久的であるものが多い一方、プチ整形では1~2年ほどしか効果が続かないものもあります。

施術内容や施術方法によって持続期間が異なるので、施術詳細は事前にしっかりと調査しておきましょう。

変化量が少ない

プチ整形の中には、料金も効果も「プチ」であるものも。

プチ整形と言えど、美容整形です。

ほとんど分からないくらいの変化しか得られなければ、満足度は低いでしょう。

「さりげない変化」で美しくなれば成功ですが、「微々たる変化すら得られない」ような施術もあるのでご注意ください。

リスクがある

美容整形にもプチ整形にも、必ず何らかのリスクがあります。

しかし、その中でも特に気を付けていただきたい施術の一つに、ヒアルロン酸注射があります。

鼻整形ほうれい線改善目的でヒアルロン酸注射が用いられますが、重大なリスクと隣合わせなのです。

鼻周辺には眼動脈という血管が走っていますが、誤ってヒアルロン酸を入れてしまうと失明につながってしまいます。

血流障害のリスクがあるということを念頭に置いて、医師選びを慎重に行いましょう。

高額になる場合も

プチ整形の中には、1万円以下で受けられる施術も数多くあります。

しかし、中には「本当に1万円で受けられるの?」「美容医療なのにこんなに安くて大丈夫なの?」と不安を覚える方もいらっしゃいます。

実際に、超低額の施術で集客し、カウンセリングで高額な施術に誘導する、といった商法を取っているクリニックもあるので注意が必要です。

再施術が必要となる

プチ整形で得られる効果が1~2年ほどの場合、効果を長続きさせるためには継続的な再施術が求められます。

そうすると、1回あたりの費用は安くても、最終的な総額が膨大になる可能性も。

プチ整形だから、と何度も繰り返すことで、メスを使った手術より支払っていたというケースもあります。

費用重視の方は、今後のメンテナンスにかかる費用も考慮して施術を選ぶようにしましょう。

おすすめのプチ整形

メリット・デメリットを兼ね備えたプチ整形ですが、その中でもおすすめできるプチ整形はたくさんあります。

その中からいくつかご紹介します。

◆埋没法二重術

手軽に二重にしたい!という方には「埋没法二重術」がおすすめです。

全切開二重術よりもダウンタイムが短いにもかかわらず、くっきりとした二重まぶたが手に入ります。

瞼板法、挙筋法、糸の本数、糸の通し方など術式によって手術方法が異なります。

ダウンタイムを最小限に抑える術式、ほとんど腫れない術式、全切開と同じくらいのキープ力がある術式…

理想の目元に合わせて術式を選ぶと良いでしょう。

◆ヒアルロン酸注射

鼻へのヒアルロン酸注射はおすすめできませんが、シワ改善やボリュームアップのためのヒアルロン酸注射はかなりおすすめです。

ヒアルロン酸は、もともと人体に存在する成分ですから、安全性が高い製剤と言えます。

さらに、1gで6ℓもの水分を保持できると言われているので、肌のハリやボリュームを出したい方におすすめです。

刻まれたシワやや凹んだ部分をふっくらさせる、おでこやあごに注入して美しい横顔を目指す、涙袋やリップに注入してかわいらしい印象を手に入れる…

カウンセリングでは、顔のバランスや悩みに合ったヒアルロン酸製剤や注入方法をご提案します。

◆ボトックス注射

若い方にも予防として取り入れていただきたいボトックス注射。

まだシワが気に入らないうちから始めておくことで、将来のシワ予防が可能となります。

もちろん、シワが気になり始めた方にもおすすめの施術です。

ボトックス注射によるシワ治療に関しては、こちらの記事をご覧ください。

おすすめしないプチ整形

プチ整形の中には、

・効果が感じられない
・効果が長続きしない
・重大なリスクが隠れている

このような美容医療があります。

プチ整形を検討している方は、施術方法や使用製剤、副作用やリスクを事前に確認しておきましょう。

◆糸を使った鼻整形

メスを使わずに「鼻尖形成」「鼻翼縮小」ができるという方法もありますが、効果の綿からおすすめできません。

3~6か月ほどしか持続しないケースもあるため、費用対効果は低めです。

さらに、糸で引っ張ることによる負担から、組織が傷ついてしまうケースも。

理想の高さや細さにすることは難しく、満足度が低い点もデメリットです。

◆ヒアルロン酸隆鼻術

先ほども説明しましたが、ヒアルロン酸注射による鼻整形にはリスクがあります。

施術自体を否定するわけではありませんが、知らずに施術を受けるのは危険です。

施術方法や安全性に関する説明を受け、理解し納得した状態で施術を受けるようにしましょう。

効果重視なら美容整形がおすすめ

目や肌のプチ整形は満足度が高くおすすめできますが、鼻のプチ整形に関してはおすすめできません。

鼻のプチ整形を受けた後に、「やっぱりメスを入れて形を整えたい」と修正を希望されるお客様も多いです。

最終的に鼻整形を受けることになるのであれば、プチ整形で試す期間は無駄になってしまいます。

プチ整形とはいえ、決して安くない費用がかかります。

無駄になってしまう可能性のある施術は避けた方が良いかもしれません。

まとめ

今回は、プチ整形の定義やメリット・デメリット、おすすめのプチ整形についてご紹介しました。

プチ整形と呼ばれる施術には低価格な施術、ダウンタイムが短い施術、バレにくい施術など、さまざまなものがあります。

いずれもメリットやデメリットを兼ね備えているため、しっかりと理解し、納得したうえで施術を受けるようにしましょう。

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