切開法と注射による小鼻縮小の違い
美容整形で小鼻を小さくする方法は大きく2つ。
【鼻翼縮小方法】 ・切開法 ・注射 |
1つ目の切開法とは、小鼻の余分な皮膚を切開し取り除く手術です。
皮膚を切除するので効果は大きいですが、メスを入れるためダウンタイムがあります。
術後のケアをしっかりと行うことで、理想の小鼻に近づけます。
2つ目の注射にはボトックス注射や脂肪溶解注射があります。
切らない鼻整形なのでプチ整形に分類されます。
切開を伴わないので大掛かりな手術を受ける必要がありません。
その代わり、変化に限界があり理想の小鼻にならない可能性もあります。
分類でいうと切開法は「手術」、注射は「治療」と言えますね。
切らない小鼻縮小方法
メスを使わない小鼻縮小には2つの方法があります。
【小鼻縮小注射】 ・脂肪溶解注射 ・ボトックス注射 |
脂肪溶解注射とボトックス注射は原理は違えど、どちらも小鼻を小さくすることができます。
筋肉や脂肪のつき方によって使い分ける必要があるので、どちらが適しているかは医師に確認してください。
それでは、脂肪溶解注射とボトックス注射について詳しく見ていきましょう。
脂肪溶解注射
【脂肪溶解注射の成分】 ・BNLS ・サボニン ・チロシン ・αリノレン酸 など |
BNLSと呼ばれる素材をベースに複数の成分を配合した脂肪溶解注射は、気になる部分に注射することで脂肪を溶かします。
例えば、小鼻に注射することで、小鼻が小さくなり小鼻縮小効果が得られるのです。
溶解された脂肪は分解されて尿として排出されるので体内には残りません。
脂肪溶解注射の製剤は主に植物から抽出した成分から作られています。
そのため、体への負担が少なく、腫れや発熱などはほとんどありません。
副作用やダウンタイムがほとんどない点がメリットです。
【GBCの脂肪溶解注射】 ・BNLSアルティメット注射 ・アルフォコリン注射 |
このような脂肪溶解注射はダイエット目的で使用されることが多いです。
ダイエット治療といえば脂肪吸引を想像する方もいますが、脂肪溶解注射も安全性が高く人気の施術ですよ。
ボトックス注射
ボトックス注射は、シワ改善や口角、エラ改善に用いられる治療法です。
ボツリヌス菌から作り出される製剤で、筋肉縮小剤として作用します。
筋肉の動きを制限することであらゆる効果が得られるのです。
【ボトックスでできること】 ・シワ改善 ・エラ改善 ・口角を上げる ・多汗症治療 ・鼻整形 |
このようにさまざまな部分の治療法として幅広く使われているボトックス注射。
小鼻や鼻の穴を動かす筋肉に注射することで、鼻先を上げたり小鼻を小さくすることができます。
鼻翼の広がりや鼻の穴の広がりが気になる方はボトックス注射も選択肢の一つですよ。
ボトックス注射を受けると稀に腫れや内出血が出る場合があります。
ほとんどの場合2週間程度で落ち着くので焦る必要はありません。
注射で小鼻縮小を行うメリット
【注射による小鼻縮小のメリット】 ・傷が残らない ・費用を抑えられる ・当日の治療が可能 ・副作用による負担が少ない |
注射による鼻整形は切開を伴わないのでメリットもいくつかあります。
治療を受ける際の参考にしてくださいね。
傷が残らない
何より大きなメリットは傷跡が残らないことです。
メスを使うと切開・縫合した部分がどうしても傷になってしまいます。
さらに手術によるリスクも否定できません。
一方で注射による小鼻縮小の場合、傷跡を残さずに施術を受けることができます。
顔に傷跡が残ってしまうことで美容整形に抵抗がある方は多くいらっしゃいます。
鼻にコンプレックスはあるけど鼻整形手術は怖い、という方は注射による鼻整形も検討してみてください。
切開法より費用を抑えられる
注射による鼻整形はメスを使う手術に比べると施術費用が抑えられます。
そのため、美容整形が初めての方でも手軽に受けていただけます。
切開法はオペを行うので、どうしても注射より高額になってしまいます。
金額面で治療をあきらめてしまうほど壁になっているケースも多いのが正直なところ。
予算に余裕がなく、
「まずは試してみたい」
「できる限り費用を抑えたい」
といった方には注射がおすすめですよ。
当日の治療が可能
注射による施術は、カウンセリング当日に治療が受けられます。
(※クリニックの予約状況によっては別日になることもあります。)
そのため、できるだけ早く施術を受けたいという方にはおすすめです。
また、施術自体が短時間で終わるので忙しい方にもぴったりですね。
【施術時間】 脂肪溶解注射:1分ほど ボトックス注射:30分ほど |
当日からメイクや洗顔、入浴が可能なので、仕事前や仕事終わりにお越しいただくこともできますよ。
副作用による負担が少ない
切開法を行うと、ダウンタイムが1週間ほど必要となります。
対して注射による小鼻縮小は副作用が少なく、ダウンタイムもほとんどありません。
非常に大きなメリットではないでしょうか。
長期で休みが取れない方、周りにバレたくない方でも受けやすい施術といえますね。
また、製剤の安全性が高いので体への負担もあまりありません。
もし副作用があっても数日~2週間程度で治まるのもうれしいポイントです。
注射で小鼻縮小を行うデメリット
どんな施術にもメリットがあればデメリットもあります。
それぞれの施術のデメリットを把握しておけば、切開法と迷った際の判断材料になりますよ。
「思ってた仕上がりと違う…」
理想と違う結果になってしまうことがないように、注射による小鼻縮小のデメリットも理解しておきましょう。
鼻の形を大きく変えることはできない
注射による小鼻縮小のデメリットは、大きな変化が得られない点です。
そのため、完全に理想通りの仕上がりにすることは難しいです。
ボトックス注射の場合、効果が出過ぎると不自然な表情になってしまうことも。
不自然な表情になってしまってもすぐに戻すことはできません。
日に日に効果が薄れるのを待つしかないのです…
劇的に小鼻の形を変えたい、理想通りの鼻を手に入れたいという方は切開法が適しています。
効果が長く続かない
注射による小鼻縮小は、切開法と違い永久的に効果が続くことはありません。
個人差はありますが、だいたい4~5か月で効果がなくなってしまうことが多いです。
そのため、定期的に施術を受ける必要があります。
繰り返しの施術は抗体ができる原因となるので、最終的には効果が弱まってしまうことも。
ボトックス注射を繰り返し受ける場合は、最低でも3か月は間隔を開けるようにしましょう。
注射での小鼻縮小がおすすめな人
ここまで注射による小鼻縮小のメリットやデメリットについてお話してきました。
副作用が少なく手軽な注射ですが、一体どのような人に向いている施術なのでしょうか?
これからご紹介する内容をご自身に当てはめて考えてみてくださいね。
手術したくない
「コンプレックスを解消したい」 「メスを入れるのは怖い」 「大掛かりな手術は抵抗がある」 「手軽に施術を受けてみたい」 |
このような方は注射による施術がおすすめです。
当日の施術も可能で、傷跡が残りません。
注射を打つだけなのでハードルも低く、受けやすい施術ですよ。
はじめての美容整形
注射による小鼻縮小は、美容整形が初めての方でも気軽に受けていただけます。
「大掛かりな手術は怖い」 「プチ整形を試してみたい」 「美容整形が初めて」 |
このような方に特におすすめですよ。
美容整形の中では金額も安価なため、費用面の負担も少なく済みます。
美容整形初心者さんやあまりお金を使いたくない、という方は注射による施術を検討してもいいかもしれません。
施術時間も短いため、精神的な不安やストレスも抑えられます。
注射での小鼻縮小にかかる費用の目安
美容整形にかかる費用は、施術を受けるかどうかを判断する目安になります。
同じ治療法でもクリニックによって費用は異なります。
大まかな相場を知っておくことで、今後の参考や貯金の目標にすることができますよ。
小鼻縮小脂肪溶解注射
脂肪溶解注射による治療は美容整形全体の施術メニューの中でも特に安価。
数千円から施術可能なものもありますよ。
クリニックによって製剤や注入する量が異なるので、金額と併せて内容もしっかりとチェックしておきましょう。
小鼻縮小ボトックス注射
ボトックス注射は脂肪溶解注射より高額な施術です。
とはいっても施術の中ではリーズナブルな価格設定です。
1万円台から受けられるものもありますよ。
ボトックス注射もクリニックによって金額に幅があります。
事前に下調べをしておくと良いでしょう。
注射で小鼻縮小したいならクリニックへ相談しよう
小鼻にお悩みがある方は是非クリニックにご相談ください。
治療に関する質問や不安な点など聞きたいことがあれば全て聞いてみてください。
美容整形を受ける上で施術内容や料金はとても大事な要素です。
それと同じくらいクリニックの雰囲気や医師との相性も重要になってきます。
せっかく美容整形を受けるのであれば、理想のお顔を目指したいですよね。
そのためには理想や希望を細かく話してみてください。
聞きづらいことや忘れそうなことは事前にメモを用意しておいても良いでしょう。
スムーズにカウンセリングを受けることができれば不安も和らぐはずですよ。
まとめ
近年、美容整形は比較的身近なものになってきましたね。
大掛かりな手術からプチ整形まで幅広く親しまれるようになりつつあります。
顔のコンプレックスを克服し自分をもっと好きになることができれば毎日自信を持って過ごすことができるようになります。
今回は、注射による小鼻縮小についてお話ししました。
安全性の高い施術も多くあるので、鼻にコンプレックスを抱えている方は是非カウンセリングにお越しください。